エイジングヘアというのは、誰でも出てくる悩みです。
年齢を重ねるごとに、髪質が変わってきたと感じたのならエイジングヘアになっているのかもしれません。
少しでも当てはまる内容があるのなら注意してヘアケアを行うべきです。
髪をセットする時にやりにくさを感じている人は、エイジングヘアです。
今までのケアのやり方を見直すいいチャンスだと思って、これから紹介する方法を参考にしてみてください。
また、髪形を変えるとセットだけでなく、ケアもやりやすくなります。
この機会に美容室で相談して、髪型を変えてみましょう。
エイジングヘアとは?
まず、エイジングヘアについてご説明します。
エイジングとは、名前のとおり時間とともに物質が変化する状態を指します。
髪に関していえば、以下のように、ネガティブなサインが一般的です。
- エイジングヘアの特徴
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- ハリやコシがなくなる
- うねりや切れ毛が増える
- 白髪が増え始める など
要するに髪の老化現象になります。
なぜエイジングヘアがネガティブにとらえられるのか、以下で詳しく深堀しているので要チェックです。
原因
まず、エイジングヘアが起こってしまうのは、体の内側が関わっています。
- エイジングヘアになる原因
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- ホルモンバランスが乱れる
- 細くなってうねる
- ダメージを受けやすくなる
最もエイジングヘアになる原因とされるのが、やはりホルモンバランスです。
髪の毛を作り出す要因のひとつとして、エストロゲンが関係しているとされています。
女性ホルモンの一種ですが、年齢とともにエストロゲンが減っていくため、ホルモンバランスが乱れて髪の毛に影響をあたえてしまうわけです。
髪の毛が細くなっていき、うねりが出るだけでなく、ダメージまで受けやすくなるでしょう。
その結果、ハリやコシなどの髪の毛の悩みが深刻になってしまいます。
悩むタイミング
老化と聞くと高齢者のイメージがあるかもしれませんが、エイジングヘアに関しては40代前後から気になり始める人が多いです。
中には30代になったら髪質が変わったという声もあるくらい、早くからエイジングヘアに悩んでいる人もいます。
頭皮から出る皮脂が少なくなる人もいるため、何もしていないのにパサつきを感じる人は注意しましょう。
できるだけ早くから、エイジングヘアにならないように予防を始めるのがおすすめです。
エイジングヘアを悪化させないための方法
思ったよりも早い段階でエイジングヘアになるのなら、早くからその対策をしておくと安心です。
そこまで難しい方法ではないので、少しずつ習慣化できるようにしましょう。
日頃のヘアケア
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- シャンプーの見直し
- 保湿力のあるトリートメントを選ぶ
- 絶対に自然乾燥をしない
まず最も大事になるのが、日頃のヘアケアです。
特にシャンプーとトリートメントは、自分に合ったものを使うようにしましょう。
それは、エイジングヘアになると、皮脂量が低下して乾燥しやすくなるとされているからです。
40代になると、パサつきが気になるという人も少なくありません。
※参考:40代になると髪のパサつきが悪化する?原因と本当の対処法をまとめた
また、髪を乾燥させず、自然乾燥のまま寝てしまうのは、髪の負担を最も大きくさせる行為の一つです。
エイジングヘアの予防を考えるのなら、やめておくようにしましょう。
髪質改善トリートメント
ホームケアを実施した上で、それでも効果が実感できない部分を美容室でお願いしましょう。
その中でもおすすめなのが、髪質改善トリートメントです。
名前のとおり髪質が変わるほどのトリートメントだと思っていいでしょう。
エイジングヘアになると、髪内部の保湿量も減っていき、乾燥しやすくなります。
そこを美容室用の専用のトリートメント剤を入れて、保湿力を上げてしまう施術です。
また、アイロンを使った施術も少なくないので、ある程度うねりもカバーできるようになるでしょう。
食事
エイジングヘアというのは、体の内側が関係しています。
そこで食事の見直しも視野に入れておくと、予防として効果を実感しやすくなるでしょう。
- エイジングヘアのための栄養
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- たんぱく質
- 亜鉛
- ビタミン など
上記のように、髪の毛の材料であるたんぱく質はもちろん、それをサポートする亜鉛やビタミンも必須です。
髪の毛に必要な栄養ばかりですが、どちらにしてもバランスのよい食事を摂れば間違いありません。
※参考:髪の毛に悩みがあるのなら栄養の見直し必須!どうなったら何をするべき?
エイジングヘアを気にさせないおすすめの髪型
エイジングヘアを予防するのは大事です。
しかし、髪質が元に戻るというわけではありません。
もちろん美容室での髪質改善トリートメントは、施術を受けてしばらく髪質がよくなります。
とはいえ根本的によくなっていないので、定期的に通わないといけないので要注意です。
そこで、エイジングヘアに合わせた髪型に変えると安心できるでしょう。
濡れ髪
エイジングヘアで問題になるのは、髪の乾燥とうねりです。
ヘアセットをする時に、髪が広がってセットがやりにくくなります。
そこで濡れ髪に挑戦してみましょう。
- 濡れ髪を作る大事なポイント
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- 表面に付けるだけなのはNG!揉みこんで内部まで浸透させる意識で、しっかり濡れ感を出すのが大事!
濡れ髪とは、ウェット感が出て髪に束感が出せる髪型のことです。
若者がしている髪型に見えるでしょうが、やり方によっては40代であっても似合う髪型になります。
エイジングヘアには、むしろ好都合の髪型なので、ヘアセットに苦労している人は挑戦してみてください。
※参考:40代でも簡単な濡れ髪ヘアスタイル4選!似合わない人もいるから要注意
マッシュショート
また、エイジングヘアになると、ハリやコシに問題があり、髪のてっぺんのボリュームがなくなってしまいます。
なかなか髪がセットできないのが、横にボリュームが広がる原因となっているわけです。
そこでてっぺんのボリュームをカバーできる髪型を選んでみます。
※参考:私の髪てっぺん薄い…カバーできる女性の髪型おすすめ3つを紹介
てっぺんにボリュームを出すためには、マッシュショートがおすすめです。
髪を短くするだけで重みがなくなり、ふんわりした髪型に仕上がるからです。
さらにマッシュショートにすると、分け目がなくなり、薄く見える印象を抑えられます。
ワンレンショート
マッシュショートがあまり気に入らないのなら、ワンレンショートもおすすめです。
ワンレンとは、”ワンレングス”≒同じ長さに揃えるという意味で、サイドやバックなどを同じ長さに切った髪型です。
エイジングヘアによる髪の広がりが抑えやすくなるので、横のボリュームのデメリットはなんとかなるでしょう。
また、マッシュのように丸いシルエットを作る必要がありません。
髪型のバリエーションが広がるところもメリットです。
エイジングヘアで悩んでいる人は髪型選びと予防法を実践!
エイジングヘアというのは、年齢を重ねるごとに出てくる髪の悩みです。
加齢するに伴って出てくる特徴なので、早めに予防するのがもちろんおすすめです。
予防といっても難しい対策は必要ありません。
ヘアケアのやり方を見直して、髪型を変えるとか、保湿に気をつけたり食べ物に注意するなどで悩みが抑えられます。
美容室でエンジングヘアについて相談すると、髪型と専用メニューの提案をしてくれるはずです。
もちろん、髪の毛が生える頭皮の状態を整えておきましょう。
スカルプケアも継続して続けられる人も、エイジングヘアになりにくくなります。
育毛剤も含めて、頭皮の乱れを予防しておくと安心です。
ご参考になれば幸いです。