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脂質を摂りすぎたら薄毛が進行する話…脂質と薄毛の怖い関係

2023年8月29日

薄毛を気にしているのなら、脂質に対して注意しましょう。
おいしい料理には、脂質が多く含まれていることが多いからです。

脂質は、髪の毛の成長を邪魔する可能性があります。
無駄に多く摂りすぎてしまったと心当たりがあるのなら、うまく対処してください。
やり方に関しては、以下で紹介しているので要チェックです。

普段から脂っこい食事をしている人も、食生活には気を付けておきましょう。

脂質が多い食事をしていると薄毛になる?

脂質を過剰摂取していると、その時点で薄毛になるリスクが高まります。
どんな食事がダメなのか知りたい人は、以下の記事を参考にしてみてくださいね。

※参考:脂っこい食生活をしていると髪の毛が薄くなる!?おすすめ食材の存在を暴露

少なくとも、脂質の摂りすぎは、以下のような影響を受けるからです。

  • 皮脂の分泌量が増える
  • 血流が悪くなる
  • 肥満になって余計に薄毛が深刻化

このように、髪の毛が薄くなるリスクを、自分で上げてしまっているかもしれません。
薄毛に悩んでいるのなら、脂質とうまく付き合っていきましょう。

皮脂の影響

まず脂質の摂りすぎは、頭皮にある皮脂に悪影響を与えてしまいます。
皮脂というのは、本来の役割は頭皮や髪の毛のコーティングです。
外部からの刺激からも守ってくれるので、間違いなく必要なものとなります。

しかし、必要以上に皮脂を摂りすぎると、皮脂の量が増えてしまうのがダメなところ。
名前のとおり、皮脂は脂からできているので、脂質と深いつながりがあるわけです。

皮脂が多く出てしまうと、毛穴を詰まらせるだけでなく、毛穴に詰まれば酸化によって炎症を起こしてしまいます。
かゆみなども引き起こしてしまうので、薄毛が進行しても不思議ではありません。
また、皮脂が多すぎると、頭頂部が潰れてボリュームが出にくいと感じる時もあります。

※参考:髪のボリュームダウン…原因によっては悩まなくてよくなるという事実

血流の影響

脂質は、体の内側にも影響を与える栄養です。
髪の毛を成長させるためには、血液の流れが必要不可欠になります。
血液の中に、栄養や酸素を取り入れて、体中に運んでいるからです。

髪の毛が生えている頭というのは、心臓から遠い距離にある場所。
だからこそ、血流が悪くなると、影響を強く受けるのは髪の毛です。

脂質は血液をドロドロにさせる原因のひとつになります。
よくコレステロールという言葉を耳にするでしょう。
脂質を摂りすぎると、このコレステロール値が上がって血流を悪くさせるわけです。

特に動物性の脂質はコレステロールを増やしてしまうので、控えるように心がけておいてください。

脂質が原因で肥満になったらさらに悪影響になることが判明!

さらに、現在の研究では、脂質によって太った人は薄毛が進行するというものが出てきています。

本来は、毛包が成長期に入って幹細胞が分裂する際にソニックヘッジホッグ経路が強く活性化されますが、3ヶ月以上にわたり高脂肪食を摂取すると十分な活性化が起こらなくなることが明らかになりました。
※引用:東京大学医科学研究所より

このように、抜け毛どころか髪の毛の成長も邪魔するので、ドンドン髪の毛が薄くなってもおかしくありません。

脂質を摂りすぎると、血液中にある中性脂肪から代謝されて、皮下脂肪などになって体に蓄積します。
その時点で薄毛になるリスクも高まるので、食事には気を付けておく必要があります。

脂質で薄毛になるのを防ぐための対策

脂質は体に必要な栄養のひとつですが、過剰に摂取すること自体が良くありません。

薄毛をひどくさせる原因となってしまうので、できるだけ対策を知っておきましょう。
必要な栄養素だからこそ、付き合い方を知っていないと、すぐに髪の毛に悪影響を与えてしまうからです。

少し意識をするだけで使える対策なので、うまく活用してみてください。

脂質を摂取する量を減らす

まず脂質を摂りすぎなければ、特に髪の毛に影響はありません。
摂取する量を減らす努力は必須です。

そこでポイントとなるのが、大きく分けて2点となります。

  • 食習慣を工夫する
  • 調理で工夫する

まず食事の習慣を身に付けて、自然と脂質の量を減らしておきましょう。
外食や加工食品を控えるだけでも、脂質の量は減らせられます。
また、1日を3食に分けて、バランスを考えての食事も大事です。
このうちの1食は、魚料理をメインにしておくと、脂質の量は減ります。

さらに調理をする時にも、気を付けましょう。
揚げ物や炒め物よりも、蒸し料理や煮物を増やすのがおすすめです。
仮に油を使う時があったとしても、網焼きにすれば脂質を減らせられます。
油そのものは、オリーブオイルなどの植物性にするのも、習慣化するのに気軽でちょうどいいでしょう。

脂質を体に取り込まないための習慣

摂取する脂質の量を減らしたら、体に取り込んだ脂質を、吸収させない努力をしてみましょう。
簡単にいうと、中性脂肪を体に出す習慣です。
中性脂肪とは、血液中にある脂質。
体に取り込まないように、排出できる対策を知っておけば、脂質を摂りすぎても悪影響を抑えられます。

中性脂肪を吸収させない対策とは、運動です。
消費エネルギーを摂取エネルギーよりも上回るようにすれば、体に脂質が溜まりません。
運動によって消費させるというわけですね。

※参考:運動不足だと薄毛になる?体を動かさない現代人の問題を解決する方法

中性脂肪を減らす運動でおすすめなのが、有酸素運動になります。

汗をかいて外に排出できれば、不要な脂質を抑えられるでしょう。

しかも、血液の流れがよくなるので、これだけでも薄毛対策となります。

  • ランニング
  • ハーフスクワット
  • 踏み台昇降 など

また、有酸素運動は気軽に始められる運動のひとつ。
脂質を摂りすぎたと思ったら、すぐにその場で始められるので挑戦してみましょう。

脂質の吸収を抑える食材を利用する

脂質を摂るのが最初からわかっているのなら、吸収を抑える食材も食べてしまいましょう。

野菜や海藻類などの水溶性食物繊維は、脂質の吸収を抑えるとされています。
脂っこい食事と一緒に用意しておくだけで、薄毛対策ができておすすめです。

また、食材が用意できないのなら、飲み物でも代用できます。
その飲み物としては、緑茶がちょうどいいでしょう。
カテキンといわれる成分が、脂質の吸収を抑える上に、血糖値まで抑えるといわれています。
糖分に関しても、髪の毛に悪影響なので一石二鳥の飲み物です。

※参考:薄毛と糖分の関係は複雑?摂りすぎor控えすぎはどちらもよくない!

脂質は必要な栄養だけど摂りすぎは薄毛を進行させるから要注意!

人間は生きていく上で、たんぱく質、炭水化物、脂質の3つが大事になります。

しかし、どれも過剰摂取すると、体には悪影響です。
特に脂質に関して言えば、髪の毛にも密接に関係があるので、薄毛が進行するリスクが高まります。
なかなかバランスよく食事を摂ることが難しい場合でも、脂質を吸収するのを抑える食事を試してみてください。

さらに有酸素運動などで汗をかけると、体の中にある中性脂肪を排出しやすくなります。
普段運動をしない人であっても、有酸素運動ならその場でも挑戦できておすすめですよ。
髪の毛が成長しやすくなるので、食生活と運動を心がけて予防しましょう。

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