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ヘマチン原液の使い方とは?シャンプーに混ぜる?頻度は?疑問を元美容師が解説

2026年9月1日

カラーや白髪染めを繰り返すうちに、髪の色が抜けやすくなり、パサつきが気になり始めていないでしょうか?
40~60代になると、若い頃と同じヘアケアを続けていても、なぜか手応えを感じにくくなったというご相談を受けるケースも少なくありません。

そんな声の中で、じわじわと注目を集めているのがヘマチンです。
ヘマチンは毛髪ケラチンと結びつきやすいと言われています。
ヘアカラーやパーマの後の髪をいたわるための毛髪美容液として、少しずつ知られてきました。

今回は、ヘマチン原液に期待できる働きや、正しい使い方、失敗しない選び方だけでなく、使う時の注意点までまとめてご紹介していきます。

日々のヘアカラーや白髪染めでダメージを感じてきた大人の髪にじっくり寄り添いたい方には、40~60代の髪に向けて設計されたエポプレミアムヘマチンEXもあわせて試してみてはいかがでしょうか?

ヘマチン原液とは?

原液と聞くと、ケラチンやコラーゲンを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
ヘマチンは同じ原液でも、髪に対しての働きかけ方が少し異なるアイテムです。
まずはヘマチンという成分について、順番に見ていきましょう。

ヘマチンってどんな成分?

ヘマチンは、動物の血液に含まれるヘモグロビン由来のポルフィリンという物質から得られる有機鉄化合物です。
化粧品表示名称としても登録されています。

毛髪の主成分であるケラチンたんぱく質の一部と結びつきやすく、傷んだ髪に付着しやすい性質があるようです。

また、見た目的には黒っぽい色をしているのも特徴的だと言えるでしょう。
では、なぜ黒っぽいのでしょうか?
これはヘマチン本来の色です。
少なくとも、髪自体を黒く染めるための成分ではありません。

ケラチン原液との役割の違い

同じ原液というジャンルでも、ケラチン原液とヘマチン原液は役割が少し違います。

ざっくりお伝えすると、ケラチン原液は不足したたんぱく質を補給する美容液です。
一方で、ヘマチン原液はヘアカラーやパーマ後の髪をいたわる後処理としての美容液という位置づけになります。

ケラチン原液の使い方や順序をもっと詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

※参考:「ケラチン原液」を使いこなす!ヘマチンとの併用でサロン級ケアを実現する方法

どんな髪や悩みにおすすめ?

ヘマチン原液は、次のような髪や悩みを持つ方と相性がよいアイテムです。

ヘマチン原液がおすすめの人
  • カラーや白髪染めを頻繁に繰り返し、毛先のダメージが気になっている方
  • パーマやブリーチで髪のハリ・コシが弱ってきたと感じる方
  • カラー後の色落ちが早く感じる方
  • 年齢とともに髪がしぼんできたと感じる方

実際に、白髪染めを1ヶ月に1回のペースで続けていたお客様がいて、毛先がボロボロになって困っていらっしゃいました。
そこでヘマチンが配合された美容室用のシャンプーをおすすめしたところ、気に入っていただけた経験があります。

当時は市販のシャンプーにヘマチンが含まれているものはまだ多くなく、洗浄だけを目的としたシャンプーを使っている方が大半でした。
だからこそ違いを感じていただけたのだと思います。

※参考:白髪染めが1ヶ月もたない6つの原因とは?根元を目立たせないリタッチ術も解説

ヘマチンが含まれたシャンプーでも変化を感じられたのですから、原液という形で丁寧に髪に付ければ、より手応えを感じる方もいらっしゃるかもしれません。

ヘマチン原液に期待できる働き

ヘマチン原液に興味を持たれた方が、特に気になるのは、実際どんな働きが期待できるのかという点ではないでしょうか?
ここでは、化粧品として書ける範囲でヘマチンに期待されている働きについてまとめました。

髪にハリ・コシ・ツヤを与える働き

メーカーの発表によれば、ざっくり言えば、ダメージを受けた髪にハリやコシを与え、扱いやすく整えるようなイメージです。

化粧品として書ける範囲で言うと、ヘマチン原液は髪にハリやコシを与え、指通りやツヤを整えるアイテムとして活用されてきました。
ヘアカラーやパーマで扱いにくくなった髪を、日々のケアで少しずつなめらかに整えたい時の心強い味方といえるでしょう。

ヘアカラーやパーマの後に使う後処理でのケア

ヘマチン原液が注目される理由の一つは、ヘアカラーやパーマの後のケアがしやすくなるという点です。

一般的な酸化染毛剤は、アルカリと過酸化水素を使って髪を染めるように作られています。
施術後の髪はキューティクルがはがれやすくなっているため、普段以上に髪をいたわったほうが安心です。

※参考:白髪染めは泡とクリームどっちがいい?市販カラーの違いと上手な染め方

とある研究の中には、白髪の背景に酸化ストレスや過酸化水素の蓄積が関わっているという報告もありますが、これはあくまで研究レベルの話であり、外から塗る化粧品で白髪を防げるという意味ではありません。

ヘマチン原液は、後処理という考え方でカラー後の髪をいたわるためのアイテムとして受け止めておきましょう。

経験談

自分で何度もブリーチを繰り返していて、毛先にかなりのダメージを受けているお客様がいらっしゃいました。

色を入れてもすぐに抜けてしまうので、少しでも持たせようとなるべく濃い茶色を選んでいたのですが、それでも髪色が明るくなってしまうのが悩みだったようです。

そこで、ヘマチンが配合されたシャンプーやトリートメントに切り替えてみてはどうかとお伝えしました。
切り替えたその日から毛先の感触が違うと感じていただけたのか、その後もリピートしてくださっています。

自宅でのケアで、少しでもダメージを整えようと考えている方に関しては、ヘマチン原液を取り入れる意味が見えてくるのではないでしょうか?

※参考:「シャンプーのたびに色落ち…」と悩む方へ。ヘアカラーが長持ちする正しいケア方法

ヘマチン原液の正しい使い方

ここからは、ヘマチン原液の使い方を具体的に見ていきます。
基本的な流れを意識した上で、シャンプーに混ぜてもよいのか、毎日使えるのか、カラー後にも使えるのかといった疑問にお答えできるようにまとめました。

基本の使い方はシャンプー後・トリートメント前

多くのヘマチン原液は、シャンプー後・トリートメント前に使えるように作られています。
シャンプーで汚れを落とし、髪の水気を軽く切ってから、ヘマチン原液をなじませ、その後にコンディショナーやトリートメントを重ねていく流れが一般的です。

参考として、弊社のエポプレミアムヘマチンEXで紹介されている使い方をご紹介します。

エポプレミアムヘマチンEXの使用方法
  1. シャンプー後に髪の水気を軽くとり、適量を髪全体に塗布する
  2. なじませたあと、流さずにコンディショナーやトリートメントを重ねる
  3. 最後にまとめて洗い流す

このように、ヘマチン原液は洗い流す前に短時間で行えるケアという位置づけで使われることが多いアイテムです。
リニューアル品のエポプレミアムヘマチンEXの詳しい使用方法は、公式サイトで確認してみてください。

※商品詳細: エポプレミアムヘマチンEX

シャンプーに混ぜても良い?

ヘマチン原液をシャンプーに直接混ぜてもいいのかというご質問をいただくケースもありますが、原液タイプに関しては、混ぜずに単体で使いましょう。
それが基本的な考え方だと意識しておくと安心です。

少なくともエポプレミアムヘマチンEXは、シャンプーに混ぜず、シャンプー後に単独で使用するように作られています。

エポプレミアムヘマチンEXの公式サイトでは、シャンプーやトリートメントに含まれるたんぱく質とヘマチンが先に結合すると、髪に対する働きが弱まる可能性があるため、シャンプー後に単独で使用する設計になっていると説明されているからです。

市販のヘマチンが配合されたシャンプーは、その特性を踏まえて作られた別カテゴリの商品と捉えるとイメージしやすいでしょう。

自宅でのケアで使う場合は、ヘマチン原液はシャンプー後の髪に直接なじませるといった考え方で使用するといいかもしれません。
ヘマチン配合のシャンプーを使いたいのなら、専用のシャンプーを選ぶと安心です。

この2つに分けて考えるのがおすすめです。

使用頻度は商品説明に記載されている内容に従う

毎日使っても良いかという質問も、一定数あります。
結論からお伝えすると、これは成分そのものというより、商品ごとの内容や、髪や頭皮の状態で判断してみてください。

例えば、毎日の頭を洗う時に使うように作られた商品もあれば、シャンプー後に短時間でケアできるタイプもあります。

ヘマチン原液は毎日使うべきかと一律に決めつけず、まずは商品の説明欄や公式サイトの使用頻度の表示を確認しましょう。
その上で髪や頭皮に違和感を感じた時には、頻度を調整していくというスタンスで問題ありません。

ちなみに、ヘマチン原液に限らず、化粧品は肌に合わない場合があります。
エポプレミアムヘマチンEXの公式サイトでも、赤み・腫れ・かゆみ・刺激などの異常が現れた場合は使用を中止し、症状によっては皮膚科専門医などへ相談するよう案内されています。

ヘアカラーや白髪染め、パーマの後の使い方に関しての考え方

ヘアカラーや白髪染め、パーマ直後にヘマチン原液を使ってもよいのかというご質問も多くあります。
これは商品や施術内容によって最適解が変わってくるため、まずは商品パッケージの表示と、施術していただいた美容師の指示を優先していただくのが安心です。

その上で成分としての考え方をお伝えすると、ヘマチンには施術後の髪をいたわる後処理としてのケアという文脈で語られてきた背景があります。

実際に、ヘアカラーやパーマ後の髪はキューティクルが不安定になりやすく、普段以上にいたわる工夫が必要とされてきました。

とはいえ、施術直後の残留した薬剤をヘマチン原液が完全に除去してくれるというわけではありません。
あくまで、その日の髪をいたわるためのケアを加えるといった感覚で取り入れてください。
そうすると、無理のない使い方になるのではないでしょうか?

失敗しないヘマチン原液の選び方

ヘマチン原液は同じ原液でも、成分のバランスや容量、購入場所によって使い勝手が大きく変わります。
ここでは失敗しないための選び方のポイントをまとめました。

全成分表示のチェック

ヘマチン原液を選ぶ時にまず確認したいのが、全成分表示です。
化粧品の全成分表示は原則として配合量の多い成分から順に記載されます。

ただし、1%以下の成分は順不同で表示できるため、表示されている位置だけでヘマチンの配合量を正確に比較することはできません。
配合率を公表している商品については、公式情報も確認してみましょう。

容量・詰め替え対応・使い切れる量

原液タイプは1回に使う量が少ないため、想像より長く使えるアイテムです。
とはいえ、開封してから時間が経つと成分の状態が変わりやすくなるので、自分の使うペースで無理なく使い切れる容量を選んでください。

容量選びのめやす
  • ショートやミディアム:50~100mL程度から試しやすい
  • ロング:100mL以上の容量、または詰め替え対応品が便利
  • 続けやすさ重視:詰め替え用が用意されているシリーズを選ぶ

シリーズによっては、つめかえ用が用意されているものもあります。
続けて使いたい方にとってはコスト面でも助かる存在です。

ドラッグストアで買える?購入場所をチェックする

ヘマチン原液はドラッグストアで買えないかとよく質問いただきますが、正直に言うと、原液タイプのヘアケアアイテムがドラッグストアの店頭に並んでいるケースはあまり多くありません。

多くの商品はブランドの公式サイト、大手ECモール、サロン専売という流通経路で扱われています。

近所のドラッグストアで探したけれど見つからなかったとしても、それはヘマチン原液そのものが珍しいというよりも、流通が限定的というだけのことが多いです。
まずは、ブランド公式サイトから確認してみてください。

経験談

美容室で、おすすめのヘマチンアイテムを教えてほしいと相談された経験があります。

そのお客様には、続けやすさを優先していただきたかったので、まずは日常的に使っているヘアケアアイテムの中でヘマチンが含まれているものから試してみてはどうかとお伝えしました。

シャンプーであれば毎日の洗髪でヘマチンに触れられるでしょう。
ダメージの度合いによっては、シャンプー以外のアイテムのほうが合うこともあります。
そのあたりは髪の状態によって変わるので、担当美容師に相談していただくのが安心です。

ヘマチン原液のよくある質問と使用時の注意点

ここまでで基本の使い方と選び方はおさえられたかと思います。
最後に、ヘマチン原液を使いはじめる前によくいただく質問と、使用時の注意点をまとめました。

独特の色への疑問、グレイヘアだと色が付いてしまわないか不安

初めてヘマチン原液を手にしたときに戸惑いやすいのが、黒っぽい液体の色です。
ヘマチンはもともと黒色をした成分ですが、一般的な染毛剤のように髪を染める目的で配合される色素成分ではありません。

ただし、エポプレミアムヘマチンEXの公式サイトでは、グレイヘアやブリーチをした髪は着色しやすい状態にあるため、継続して使用すると自然な着色が生じる可能性があると案内されています。

真っ白なグレイヘアを維持したい方や、明るいカラーの色味を大切にしたい方は、商品の注意事項を確認し、使用量や使用頻度を調整しながら様子を見るとよいでしょう。

きしみ・ゴワつきを感じたときの対処

ヘマチン原液を使いはじめた時に、キシキシする場合やゴワつきを感じる方もいらっしゃいました。
使用量や髪の状態、併用するヘアケア製品との組み合わせによって、使用感が変わる場合があります。

きしみ・ゴワつきを感じた時の対処方法の一例
  • 使用量を少し減らす
  • 一度に髪全体に塗るのではなく、傷みが気になる毛先中心に切り替えてみる
  • コンディショナーやトリートメントの重ねづけをしっかり行う
  • 使用頻度を少し空けて、髪の状態を見る

しばらく続けても違和感が強い場合は、無理に使い続けず、担当美容師や公式のお問い合わせ窓口に相談してみてください。

頭皮に使ってもよい?刺激やアレルギー対応

ヘマチン原液は、商品によっては頭皮にも使えると案内されているものがあります。
ただし、頭皮に使ってよいかどうかは商品ごとに異なるため、まずは表示を確認してください。

赤み・かゆみ・ヒリつきなどが出た時には、その日のうちに使用を中止しましょう。
症状が続く場合は、皮膚科の受診を検討してみてください。

保管方法

ヘマチン原液のような美容液タイプは、保管環境によって品質が変わりやすいアイテムです。
ブランドによっては、極端な高温や低温、直射日光を避けるよう記載されていることが多くあります。

保管の目安
  • 直射日光の当たらない、涼しい場所に置く
  • キャップをしっかり閉めて、空気に触れる時間を短くする
  • 開封後はできるだけ早めに使い切る

洗面所は湿気がこもりやすい場所でもあるので、扉の中にしまう、収納ボックスに入れるといった一工夫があると安心でしょう。

ヘマチン原液でヘアカラーの後の髪を整えよう

ここまで、ヘマチン原液の正体、期待できる働き、正しい使い方、失敗しない選び方、注意点をまとめてご紹介してきました。

ポイントは、ヘマチン原液を「何にでも効く万能薬」として捉えるのではなく、カラーや白髪染めで疲れが見えてきた髪を、日々のケアでいたわり続けるための1本と位置づけることです。
シャンプー後の短時間ケアという小さな習慣ですが、続けていくことで、カラー後の髪の扱いやすさや、鏡を見たときの印象は少しずつ変わってくるはずです。

40〜60代の大人の髪に寄り添うアイテムをお探しの方は、シリーズを通してヘマチンにこだわってきたエポプレミアムヘマチンEXを、日々のケアの選択肢のひとつとして試してみてはいかがでしょうか?

メガネ(関 慎一郎)

ライター:メガネ

美容師として8年以上勤務。薬剤で手荒れがひどくなり、美容師を辞めて現在はWebライター。地元で美容室を経営しつつ、Webの知識で集客も行っています。

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