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自然乾燥は髪が傷む?ドライヤーを使ったほうがいいとわかるデメリットを公開中

2024年6月19日

ドライヤーの熱風で髪が傷むのではないかと不安に感じる40代女性の方は少なくないでしょう。しかし、自然乾燥で髪を乾かすことには、実はたくさんのデメリットがあるのです。気をつけないと、髪の状態が悪化する可能性があります。

正しい方法でドライヤーを使えば、自然乾燥よりも髪の状態が格段に良くなります。特に、濡れた髪のまま寝てしまうのは避けたほうが賢明です。自然乾燥が習慣になっている方は、これから説明するデメリットを理解しておくことが大切です。

自然乾燥して髪にメリットはほぼない

結論から言うと、自然乾燥よりもドライヤーを使ったほうが、髪の状態は圧倒的に良くなります。たった一日でも自然乾燥をすると、髪の毛の状態が目に見えて悪化してしまう可能性があります。一方、自然乾燥のメリットは「楽である」ということだけです。楽をした結果、髪がボロボロになってしまっては、普段のヘアケアが意味を成しません。

自然乾燥でデメリットを感じる仕組み

髪の毛は、キューティクルと呼ばれるうろこ状の構造で守られており、これが非常に重要なポイントです。

自然乾燥をすると、長時間にわたって湿気が髪の毛に付着した状態が続きます。その結果、キューティクルが開いたままになり、ちょっとした摩擦で髪に引っかかりを感じるようになるのです。

引っかかりを感じるのは、キューティクルが開いたままの状態で、そのキューティクルに指が当たっているからです。つまり、髪の毛の内部成分が流出してしまい、髪がボロボロの状態になっている可能性があるのです。

自然乾燥のメリットはほぼなし

髪は死んだ細胞なので、いったんパサつきがひどくなってしまうと、元の状態に戻すことはできません。自然乾燥は、楽をする代わりに髪をボロボロにして、ヘアケアの手間を増やしてしまう行為だったのです。

髪の自然乾燥は、髪を乾かす手間が省けて楽だったというメリットしかありません。

自然乾燥よりドライヤーで髪を乾かしたほうがいい人

自然乾燥は楽をする代わりに、髪をボロボロにしているだけです。ほとんどの方は自然乾燥よりもドライヤーを使ったほうが良いでしょう。

特に以下のような方は、自然乾燥で髪を乾かすのは避けたほうが賢明です。

  • 白髪染めをしている人
  • 寝ぐせがひどい人
  • 頭にかゆみを感じている人

これはあくまで一例ですが、ほとんどの方が自然乾燥で髪を乾かすより、ドライヤーを使ったほうが良いと言えます。

白髪染めをしている人

白髪染めをしている方は、自然乾燥ではなくドライヤーで髪を乾かすようにしてください。

自然乾燥がNGの理由
  • 白髪染めによる髪のダメージがひどくなる
  • 頭皮へのダメージも深刻になる
  • 毛先の色落ちもひどくなる

白髪染めは、薬剤の力で無理やり白髪を黒髪にしているのです。髪の毛だけでなく、頭皮の状態も悪くなっているため、自然乾燥では髪の毛と頭皮の両方の状態が悪化するリスクが高まります。さらに自然乾燥でキューティクルが開いたままになると、色素まで流出しやすくなってしまいます。

白髪染めをして髪をきれいに整えたいのなら、髪や頭皮にやさしい薬剤を使って白髪染めをし、ドライヤーで髪を乾かすことをおすすめします。これだけで色素の流出を抑えられて、さらに髪の毛のパサつきも予防しやすくなります。

※参考:ノンジアミンの白髪染めってよく染まる?デメリットを知ると予防が大事だとわかったよ

寝癖がひどい人

寝癖がひどいと感じる方も、自然乾燥で髪を乾かすのは避けたほうが良いでしょう。

※参考:寝癖がつきやすくなった…5つの原因と簡単にできる2つの対策を暴露

それは髪内部の水素結合が関係しているからです。髪に残った湿気によって寝癖が付きやすくなっているのです。

自然乾燥だけで髪型をセットしようとしても、理想通りの髪型には仕上がりません。お風呂から上がって、ドライヤーで髪を乾かすまでの時間が長ければ長いほど、髪のセットが面倒に感じるようになります。それは髪が傷みやすくなっていて、横に広がりやすくなっているからです。一般的には、お風呂から上がって30分以内に、ドライヤーを使って髪を乾かすのがおすすめです。

頭にかゆみを感じる人

頭にかゆみを感じる方も、自然乾燥ではなくドライヤーを使って髪を乾かすようにしてください。

かゆみを感じる原因は様々ですが、頻繁に髪を自然乾燥させているのなら、頭皮にいる雑菌が繁殖している可能性があります。湿気や皮脂などが多い状態のまま放置していると、かゆみを引き起こすマラセチア菌などの雑菌が増えてしまうのです。

また、かゆみだけでなく、頭皮の臭いがきつくなるといったリスクも高まるので注意が必要です。身だしなみを整えるためにも、お風呂から出たら、できるだけ早めにドライヤーを使って髪を乾かすことをおすすめします。

※参考:頭皮の臭いが治った?何をしても臭う人は洗い方が原因!しかも年齢は関係なし!

自然乾燥は頭皮にもよくない

自然乾燥で髪を乾かしている方は、上記で紹介したように髪の毛だけでなく、頭皮の状態も意識しておくことが大切です。ドライヤーを使わずに自然乾燥で髪を乾かす時には、必ず湿気が頭皮に残った状態が長く続きます。その結果、マラセチア菌などの雑菌が繁殖し、頭皮に炎症を起こす原因になってしまうのです。

また、自然乾燥で髪を乾かせば、気化熱によって頭皮の温度が低下してしまう可能性があります。その結果、血管の収縮も多少なりとも起こり、髪の毛が成長しにくくなる要因のひとつとなってしまいます。

自然乾燥は薄毛のリスクが高まる原因となってしまうので、頭皮の状態が気になる方こそドライヤーを使うことをおすすめします。

※参考:薄毛になるのは皮脂が関係している?うまくコントロールするための秘訣

ドライヤーを使う時のコツと注意点

自然乾燥ではなく、ドライヤーを使ったほうが良い理由などについて紹介してきました。しかし中には、ドライヤーで効率よく髪を乾かす方法についてよくわからない方もいるかもしれません。

少なくとも自然乾燥をする方の中には、ドライヤーを使うこと自体が面倒に感じている人も少なくないでしょう。そんな方は、自分に合っていないドライヤーを使っているのかもしれません。選ばないほうが良いドライヤーを見極めて、できるだけ使っていてストレスの少ないドライヤーを選ぶことをおすすめします。

※参考:買ってはいけないドライヤーってある?特に薄毛で困ってる人は要注意!

ドライヤーを使うコツはタオルドライにあり!

ドライヤーを使うこと自体が面倒に感じる方は、タオルドライについても知っておくと良いでしょう。

タオルドライとは、タオルを使って髪や頭皮に残った湿気をふき取る方法のことです。そもそもドライヤーを使うこと自体が面倒に感じるのは、髪を乾かす時間がもったいなくて面倒だと思っているからではないでしょうか?

タオルドライに関しても、湿気をふき取る時間が面倒に感じるかもしれません。その時間を短くするためにも、マイクロファイバータオルを用意することをおすすめします。湿気を吸収する時間が早くなるので、すぐにドライヤーで髪を乾かすことができます。

また、しっかり湿気を吸収しておけば、ドライヤーの時間を短くできる点も大きなメリットとなるでしょう。

タオルドライのやり方
  1. 柔らかいタオルを用意する
  2. 頭皮から湿気をやさしくふき取っていく
  3. 最後に毛先の水分を拭き取る

詳しくは以下の記事で紹介しているので、ドライヤーを使う前にチェックしておくことをおすすめします。

※参考:タオルドライのやり方には要注意!抜け毛が増えているのは自分のせい?

ドライヤーを使う注意点

実際にドライヤーを使う時には、次のようなポイントを意識して髪を乾かすことをおすすめします。

ドライヤーを使う時の注意点
  • 風が出るところから約15cm以上離して使う
  • ドライヤーを振って熱を分散させる
  • たまに冷風に切り替えてキューティクルを引き締める

この3つのポイントを意識して乾かせば、髪がきれいになります。

髪を乾かす時にはドライヤーがおすすめだとする理由

自然乾燥が良いと思っている方は、ドライヤーの熱を気にしているのかもしれませんが、それよりも自然乾燥のデメリットのほうが圧倒的に大きいのです。正しいドライヤーの使い方をマスターしたほうが、薄毛の予防にも繋がり、長期的に見てもきれいな髪をキープしやすくなります。自然乾燥はそれほどまでにデメリットが多いので、できる限りドライヤーを使うようにすることをおすすめします。

ご参考になれば幸いです。

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