前髪は第一印象を決める大事な部分。少しでも崩れないように、うまくセットしようと試行錯誤されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方は、ケープを使ってみましょう。カチカチに固まるのが嫌で避けていた方も、選ぶ種類によっては仕上がりに違いがあります。自然に仕上がるケープもありますので、前髪をキープさせたい方は試してみてください。
とはいえ、頭皮に付けるのだけは必ず控えましょう。長期的に見れば、頭皮の状態が乱れて前髪の量が減ってしまいます。
崩れにくい前髪をキープさせるための基本的なケープの使い方
前髪というのは、生活していて崩れやすくなる位置にあります。
だからこそ、崩れにくい状態を作らないと、第一印象が悪くなります。
※参考:前髪が風で乱れるのはなぜ?じつは前日のケアの方法を間違えているのかも?
そこでケープを正しく使えるようになっておきましょう。使い方といっても、そこまで難しく考える必要はありません。以下で紹介する基本を覚えておけば、簡単に前髪をキープしやすくなります。
基本的なケープの使い方
- 基本的な使い方
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- 最初にアイロンなどで前髪を形付ける
- 指にケープを付けて大事にしたいポイントに手で付ける
- ケープと髪を20㎝離す
- 全体的に付けられるように直接髪にケープを吹きかける
- 手グシで形を整えたら完成
ケープの使い方を間違えている方が結構多くいます。多くのケープはスプレーですが、直接髪に付けていませんか?
- ケープを使う時の注意点
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- ケープを使う時は、髪に直接吹きかけない!仕上げに少し付けるだけならOK!
あまりケープの使い方に慣れていない時ほど、指にケープを付けてから髪に付けましょう。
特に、これから前髪を作ろうとお考えの方は必見です。前髪は意外と扱いが敏感ですので、少しずつケープを付けるクセをつけておいてくださいね。
※参考:40代なら前髪を作る意味がある!メリットとおしゃれに見えるおすすめ3選
前髪のために使う基本的なケープの選び方
また、ケープで失敗したという方ほど、種類の選び方を間違えている可能性があります。
現在でもケープは人気が高いスタイリング剤です。そのため、種類が豊富に展開されており、仕上がりによって選ぶと間違いありません。
ガチガチに前髪を固めたいのなら、ハードタイプを選びましょう。仕上がりは自然だけど、前髪をキープさせたい時はナチュラルタイプで十分です。さらに初心者にもちょうどいい種類もあります。
具体的には以下でまとめてありますので、ケープの選び方を意識したい方ほど要チェックです。
自然な仕上がりをキープさせるためのおすすめのケープの使い方
ケープはスプレータイプのスタイリング剤です。固めるだけがケープの使い方ではありません。前髪に絞り込んで見てみれば、形をキープするために使うためなら、自然に仕上げることも可能です。特に自然な前髪にしたいのなら、ナチュラルタイプを選びましょう。
おすすめのケープの種類
前髪に自然な仕上がりを求めているのなら、ナチュラルタイプがおすすめです。ナチュラルタイプは、ケープの中でも中間に位置するキープ力です。もちろん前髪にしてみれば、十分なパワーがあります。
仕上がりが最も自然でバランス力が魅力的ですので、無難に仕上げたい方だと損はしません。柔らかい質感がありますので、前髪をふんわりさせたい方も試してみましょう。
ちょうどいいケープの使い方
使い方としては、前髪を持ち上げて、裏面にケープを付けるようにしてみてください。表面に付けると、固まった雰囲気が出てしまうためです。裏面に付けることで、より自然な仕上がりをキープできます。
内側の根元付近に指で付けたら、コームを使って毛先に向けて伸ばしましょう。そうすれば均等にケープが付けられますよ。
ガッチリ固めた前髪をキープさせるためのおすすめのケープの使い方
ケープといえば、ハードに仕上げたい方も多いと思います。むしろガチガチに固めたい方こそ、ケープの使い方に気を付けましょう。ケープの扱いに慣れていないと、失敗したら元に戻せないからです。それでもしっかり崩れない前髪を作りたいのなら、種類の選び方と使い方をマスターしてみてください。
おすすめのケープの種類
前髪をしっかり固めたいのなら、ケープの中でもFORACTIVEという種類がおすすめです。
それは、汗や外気の湿気に強い造りをしているため。前髪が崩れる大きな原因は湿気です。このポイントを抑えたFORACTIVEというケープはハードタイプの中でも扱いやすいでしょう。もちろん、ケープ以外のスタイリング剤と一緒に使っても、前髪をしっかりキープしてくれます。
ただガチガチに固まるのではなく、上記で紹介した基本的な使い方ができれば、自然に仕上がりますよ。ケープ以外のハードタイプのスプレーを使っても、満足できない方こそ試してみましょう。
ちょうどいいケープの使い方
ガチガチに固まるといっても、ケープのハードタイプは、そこまで仕上がりに不自然さが出ません。それもこれも使い方を守ったケースのみです。
いくらガチガチに固めたいからといって、至近距離でスプレーをしないでくださいね。直接スプレーするのも最小限に留めておくのもポイントです。
- 使い方
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- 全体に付くように20㎝以上離して塗布する
- スプレーを付けた後に手のひらで抑える
- スプレーの薬剤が毛先まで付けるように毛先側に滑らす
ハードスプレーは、ケープも含めて付けすぎると重くなります。自然にふんわりとしたいのなら、両手にケープを付けて前髪をプレスしてみてください。それだけで、浮き毛などの不自然な髪を整えて自然に仕上げられます。
初心者におすすめのケープの使い方
ケープを使ったご経験がない方が、前髪に使う場合は、ちょうどいい種類のケープがあります。そもそもケープは、髪型をキープさせるために使うもの。ただ固めるのではなく、自然に仕上がるようにセットできるようになれば、長くお付き合いできるようになります。
- 初心者が自然に前髪を仕上げるためのポイント
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- ケープを直接髪の毛に付けないこと!これさえ意識すれば、初心者でも前髪をきれいにセットできる!
これだけ意識すれば、かなり使いやすくなります。その練習としてちょうどいいタイプも紹介しますね。
おすすめのケープの種類
初心者がケープを使うのに適しているのが、ウォータータイプのケープです。
スプレーというよりミストに近いですね。その中でもナチュラルタイプを使うと、失敗しても極端にガチガチに固まりません。やり直しが比較的しやすいので、練習として適しているでしょう。
慣れるまでは、手にとって指で形を少しずつ整えていくのがおすすめです。
ちょうどいいケープの使い方
ウォータータイプであっても、ケープの扱い方は同じです。初心者ほど、手に取って少しずつ前髪を整えていきましょう。
- ウォータータイプでも注意するべきポイント
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- 前髪に直接ミストを振りかけないこと!これだけで失敗しにくい!
また、以下のように、ケープの使い方の基本を忘れないようにしてくださいね。指で形付けるのに慣れてくれば、素早くセットできるようになるものです。
- 初心者でも失敗しない使い方
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- ケープを手に吹きかける
- 両手に平均的に広げる
- 手グシをするように軽く前髪に付ける
前髪の量が少ないのなら、より少量ずつ手に取ることが大事になります。前髪がスカスカだと、余計に違和感のある仕上がりになってしまいますので要注意です。
ケープは前髪をキープさせるのにおすすめだけど、頭皮には絶対に付けない!
ケープは髪型を崩さないようにするスタイリング剤です。前髪が崩れやすい方なら、部分的に使っても問題ありません。
ただし、使い方にだけは注意しましょう。少量ずつ手に取って、大事な部分から指で形付けていくと失敗しなくなります。間違えても、直接前髪に振りかけないようにしてくださいね。
直接ケープを振りかけると、頭皮に付いてしまう可能性があるためです。前髪がスカスカになるリスクが高まります。もちろん、仕上がりにも違いが出てきますので、必ずケープを前髪に付ける時は少量ずつですよ。
※参考:女性は前髪が薄毛になると困る…その理由と対策をまとめてみた
ご参考になれば幸いです。