増毛パウダーってご存知でしょうか。
ヘアファンデーションなどがそれに該当します。
使い方としては簡単なので、薄毛が気になってきた際に、ちょっと使ってみたくなりますよね。
長い目で見れば、増毛パウダーの力を借りずに髪型の楽しむのが理想的です。
現状薄毛が極端に目立たない人には効果を発揮できるアイテムですので、そのご説明をしたいと思います。
増毛パウダーとは?
増毛パウダーとはスプレーなどを使って、粉になった物質を頭皮や髪の毛に付けるアイテムです。
頭皮や髪に付着させるだけで、髪の毛が増えたように見えます。
薄毛で悩んでいる人が使うアイテムですが、正しい選び方や使い方をしないと失敗をしたという声も少なくありません。
増毛パウダーの選び方
増毛パウダーで大事なことは、自分に合った増毛パウダーを選ぶことです。
これができていないと、増毛パウダーで失敗してしまいます。
- 増毛パウダーの選び方
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- 自分の髪の毛に合った色を選ぶ
- 頭皮の負担が少ない天然成分で作られたもの
- 使い方に合わせた種類を選ぶ
まず、髪の毛の色と増毛パウダーの色はなるべく同じものを使いましょう。
髪の毛の色と違う増毛パウダーを付けると、すぐに増毛パウダーで薄毛隠しをしていることがバレてしまいます。
また増毛パウダーは頭皮にも付けるため、刺激物が入ったものを選ばないようにしてください。
天然成分が少ない増毛パウダーを使うと、すぐに頭皮が荒れてしまいます。
ちなみに、増毛パウダーにはいくつか種類がありますが、自分の使い方に合ったものを使いましょう。
例えば急いで髪をセットする時に使うのなら、ふりかけタイプを選ぶと無難です。
使っているのがバレない正しい使い方
増毛パウダーは、正しい使い方をしていないと、髪をセットする時に余計な時間がかかってしまいます。
- 時間をかけない使い方
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- 使う前は前日でも構わないのでシャンプーで汚れを落として髪を乾かす
- 増毛パウダーを使う前に首にタオルをする
- 20cmほど離れた距離で増毛パウダーをふりかける
- 1日の終わりは必ずシャンプーで洗い流す
ザックリとした使い方ですが、意外に見落としがちなのが増毛パウダーを付ける前のシャンプーです。
ある程度汚れを落としてから使わないと、増毛パウダーが定着しにくくなります。
また、増毛パウダーにはパウダーを付着して固めるスタイリングミストやスプレーが別売り販売されていることがあります。
これはぜひ使ってみることをおすすめします。パウダーの付着持続性がグーンと上がります。市販のケープなどのヘアスプレーでも代用できますね。
増毛パウダーを使う時にちょうどいい薄毛隠し用のおすすめの髪型
増毛パウダーは薄毛隠しにちょうどいいアイテムですが、使う範囲が広いと手間がかかってしまいます。
そこで増毛パウダーを使いやすくするために、髪型を変えることもおすすめいたします。
悩んでいる薄毛の場所によって、おすすめの髪型は少しだけ違います。
増毛パウダーを持っている人は、薄毛に強い美容師を見つけておくと、ちょうどいい髪型を提案してくれるでしょう。
美容師探しと一緒に髪型選びの参考にしてみてください。
※参考:40代でも似合う髪型は悩みに合わせて決める!おすすめの髪型5選
生え際におすすめの髪型:シースルーバングor重めバング
まず生え際に自信がない人は、前髪を変えるのがおすすめです。
特におすすめなのが重めバングです。
名前のとおり、カットなどを使って髪の量を増やす前髪になります。
重めに仕上がって、おでこやM字の部分を隠せてしまうので、人によっては増毛パウダーを使わなくてよくなります。
ただし、前髪を増やすためには、頭頂部から髪の毛を持ってこないといけません。
生え際と同時に頭頂部の髪にも自信がない人は、重めバングが作りにくくなります。
そこでシースルーバングやアップバングなど、おでこをあえて出す前髪にも挑戦してみましょう。
どうしても生え際の薄毛がカバーできないのなら、その時に増毛パウダーを使えば問題ありません。
分け目におすすめの髪型:前髪を作ったショートヘア
分け目が気になってしまう人は、ショートヘアにするだけでもかなり印象が変わります。
髪が短くなると重みがなくなり、ふんわりと仕上がるので分け目が目立ちにくくなるでしょう。
しかし、前髪が長いと前髪を分ける必要があり、どうしても分け目を作らないといけません。
そこで分け目の範囲を狭くするために前髪を作って前に下してください。
縦のラインがなくなって、薄毛をカバーしやすくなります。
それでも薄毛がカバーできない人は、増毛パウダーの出番です。
うまく薄毛をカバーして、ふんわりした髪型に仕上げてしまいましょう。
全体におすすめの髪型:マッシュショートレイヤー
全体的に薄毛だと自覚がある人は、マッシュショートにしてみてください。
丸みのある短めの髪型ですが、薄毛と相性のいい髪型です。
ただし、一般的なマッシュショートでは薄毛をカバーしきれない可能性があります。
そこでレイヤーカットを取り入れた、マッシュショートレイヤーにするのがおすすめです。
レイヤーカットとは、頭頂部の髪を短くして段差を付けた髪型になります。
髪を短くするとふんわりしやすいので、全体的に薄毛であってもカバーしやすくなるでしょう。
ただしレイヤーカットを入れすぎると、毛量そのものが少なくなるため、薄毛が目立ってしまうリスクが高まります。
薄毛が目立たない程度の厚みをキープできるように、薄毛のヘアカットが得意な美容師を見つけてください。
ちょうどいいバランスでカットしてもらって、カバーしきれない部分は増毛パウダーを使うのが吉、です。
増毛パウダーが向いていると向いていない人の違い
増毛パウダーは、毎日たくさん使うことをおすすめするアイテムではないですが、
むしろ増毛パウダーを使ったほうが良い人もいます。これから紹介する内容に当てはまる人はぜひ積極的に使用してみてください。
向いている人
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- その場しのぎをしたいだけの人
- 整髪料を使っていない人
- ケアする時間を確保できる人
上記は増毛パウダーが向いている人の一例です。
短期的に薄毛をカバーしたいのなら、増毛パウダーは手っ取り早くて重宝します。
例えば、イベントなどで人前に立つタイミングだけ、増毛パウダーを使う人です。
毎日使うわけではないけど、大事なタイミングで身だしなみを整えたい時もあるでしょう。
そんな時に増毛パウダーが役立ちます。
また、整髪料を使わない人も、増毛パウダーと相性がいいでしょう。
表面に色素を付着させるアイテムなので、整髪料を使わない人は増毛パウダーが定着しやすくなります。
頭皮の負担が大きいので、ケアを入念にできる人も増毛パウダーを使っても問題ありません。
※参考:スカルプケアとは?勘違いしてる人のための方法とポイント総まとめ
向いていない人
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- 明らかに薄毛が目立つ人
- 頭皮が荒れやすい人
- 汗をよくかく人
増毛パウダーと相性の良くない人は、まず髪型選びから始めるのがおすすめです。
薄毛が目立つ人は特に注意してください。
増毛パウダーの量をたくさん使ってしまうと、違和感のある仕上がりになってしまうからです。
しかも頭皮が荒れる可能性が高いので長期的に見てもよくないでしょう。
頭皮が荒れやすい人は、増毛パウダーに頼らずに髪型でカバーするのがベストです。
汗をよくかく人も増毛パウダーの色素が流れやすくなるので、できるなら髪型でカバーしてみてください。
※参考:私の髪てっぺん薄い…カバーできる女性の髪型おすすめ3つを紹介
増毛パウダーの力を借りながら薄毛を予防するのがベストの方法
増毛パウダーは、透ける頭皮をカバーするためのアイテムです。
増毛パウダーの唯一の欠点は、敏感肌の人が使えば頭皮が荒れるところです。
天然成分は多く使われたこだわった増毛パウダーを使えば安心なので、しっかり選んで増毛パウダーを活用しましょう。
また、今以上に抜け毛が増えてしまえば、増毛パウダーを付ける手間がかかります。
そうならないためにも、日ごろのケアも毎日習慣化できるようにしておきましょう。
育毛剤やシャンプーなどのヘアケアアイテムの見直しもしておくことも大事ですよ。
※参考:髪をボリュームアップしたい女性は「アイテム選び」と「習慣」を意識!
ご参考になれば幸いです。