間違えたタオルドライのやり方をしていて、それが原因だと気付かずに、抜け毛が増えたと悩んでいる方がいます。
タオルドライだけが原因で、抜け毛が増えているわけでもありませんが、1つの原因がいくつも重なって抜け毛が増えるのが一般的です。ほとんどの方がお風呂に毎日入るはずなので、タオルドライのやり方は覚えて損はありません。
あなたのタオルドライのやり方は、間違えていないと自信が持てますでしょうか?自信がない方は、これから紹介するタオルドライのやり方を確認して、見直してみてください。
タオルドライをして抜け毛が気になる人の本数
タオルドライをしている時に、ふとタオルを見たら、すごい本数の抜け毛があったと気付いた経験はないでしょうか?
まとめて抜け毛が増えれば、誰でもびっくりしますよね。でも、人の1日のトータルの平均的な抜け毛の本数がわかれば、そこまで不安になりません。
毛にはヘアサイクルがあって1日に50~100本,平均64本の毛が自然に脱毛していく。
※引用:ヘアケアの科学より
そもそも人間は、1日に自然と100本程度の抜け毛があるのが普通です。
しかも、その抜け毛のほとんどが、お風呂に入った前後にまとめて抜けていると言われています。つまりタオルドライをして抜けている髪の毛は、多くの場合が正常だです。抜け毛がひどくなったと不安になるだけでも、ストレスからさらに抜け毛が増えてしまいます。
※参考:抜け毛がひどいと感じる女性は冷静に!病院に行く前に確認するべきポイント
抜け毛を気にしすぎだと言われたとしても、それでも多いと実感するのなら、タオルドライそのもののやり方に問題があるのかもしれません。
そもそもタオルドライで抜け毛が気になるのはなぜ?
1日のトータルで見れば、そこまで抜け毛が多くなかったとしても、まとまった量の抜け毛を見ると誰でも不安になります。では、なぜタオルドライをしている時に、抜け毛が気になるのでしょうか?
- タオルドライで抜け毛が増える原因
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- タオルの摩擦が関係しているから
- お風呂から出て直後だから
原因は、大きく分けて2パターンあります。
どちらにしても、タオルドライをしている時は、頭皮が敏感な状態です。できるだけやさしくタオルドライをしないと、抜け毛が増えてしまうので注意しましょう。
原因①タオルの摩擦
タオルドライをして抜け毛が増えるのは、物理的にタオルの摩擦で、頭皮に負担がかかっているからです。炎症を起こしたら、その時点で髪の毛に必要な栄養が届かなくなり、自然と抜け毛が増えてしまいます。
また、ヘアサイクルでいうところの退行期に含まれている髪の毛が、タオルドライによって抜けてしまうのも無理はありません。もともと抜けやすい状態の髪の毛なので、ゴシゴシとタオルドライをしてしまうと、容赦なく抜けていってしまいます。
もちろん頭皮が弱った状態でタオルドライをすると、いつも以上に髪の毛が抜けやすくなる点にも注意してください。ヘアカラーなどで弱った頭皮に、強く擦ってタオルドライをしたら、さらに抜け毛の量が増えてしまいます。できる限り摩擦を少なくすることも、重要な抜け毛対策です。
原因②お風呂から出て直後
また、タオルドライをしているのなら、おそらくお風呂に入った後の方が多いでしょう。このお風呂から出て直後の状態で、タオルドライをしたのなら、これも抜け毛が多くなる要素をはらんでいます。
- お風呂から出て直後に注意するべき理由
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- 頭皮が乾燥して敏感になっている
- 温度差で抜け毛が増えやすい
そもそもお風呂から出たのなら、シャンプーをした後のはずです。シャンプー後の頭皮というのは、いつも以上に乾燥しており、頭皮の負担が大きくかかる状態です。敏感になっているので、タオルドライのちょっとした刺激でも、抜け毛が増えてしまいます。
※参考:頭皮の乾燥は良くない…薄毛が進むため要注意!原因と正しい対策とは?
温度差にも注意しましょう。急激な温度差は血圧が急激に上がってしまうため、髪の毛に栄養が届かなくなり、抜け毛が増えるとされているからです。
つまり、体の内側と外側の両方の負担が増えるため、タオルドライをするお風呂上りは、抜け毛が増えやすい状況なのです。
ただし、タオルドライをしないと抜け毛が増えるから要注意
タオルドライをしたら抜け毛が増えるのなら、あまりタオルドライをしないほうがいいのでは?と、中には思う方がいるかもしれません。直接的な頭皮への負担が減るのは確かですが、タオルドライをしないほうがデメリットも多いのです。
そのデメリットとは、ドライヤーからの熱です。そもそも髪を乾かさないと、頭皮に雑菌が増えて、炎症を起こすという点です。炎症を起こした頭皮は、その炎症を治そうと栄養がそちらに使われてしまい、成長する力がなくなってしまうわけです。つまり、髪を濡らしたら、ドライヤーは必須になります。
しかしタオルドライ無しで、ドライヤーを使うのも良くありません。髪の毛を乾かそうとして、長時間ドライヤーを使ってしまうため、頭皮が乾燥してしまうからです。頭皮の乾燥は上記でも紹介しましたが、ちょっとした刺激で抜け毛が増えてしまいます。
また、ドライヤーの熱そのもので、頭皮が炎症を起こすリスクも高めてしまうのも注意点です。タオルドライをしないほうが、抜け毛が増えるリスクを高めてしまうので、髪が濡れたのなら、できるだけタオルドライを活用しましょう。
※参考:女性なら誰でもできる!抜け毛を簡単に予防できる方法を4つにまとめてみた
抜け毛を減らすための正しいタオルドライのやり方とは?
では、タオルドライするにしても、正しいやり方はどんな方法なのでしょうか。以下のような流れで済ませるのがおすすめです。
- タオルドライのやり方
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- 柔らかいタオルを用意する
- 頭皮から湿気をやさしくふき取っていく
- 最後に毛先の水分を拭き取る
当たり前の内容かもしれませんが、意外にも忙しい時など、忘れて自己流になってしまう時もあります。そうならないように意識するためにも、参考にしてみてください。
抜け毛を気にする人が使えるおすすめのタオルの種類
柔らかいタオルを用意したほうがいいのは、タオルそのものの摩擦を最小限に抑えるためです。できるだけ触った感じが柔らかいものがオススメです。
また、タオルの種類によっても抜け毛対策に使えるものもあるので、用途によって使い分けしてみてください。
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- タオルを使う時間を短くする⇒マイクロファイバータオル
- 頭皮にやさしい素材を重視する⇒綿タオル
- ながら作業もできる⇒タオルキャップ
特に髪の毛が長くて、タオルドライが長くなりがちな方は、マイクロファイバータオルを使うのがおすすめです。意外に時短になるので、タオルドライが面倒でなくなります。
抜け毛を気にするなら注意するべきポイント
抜け毛のやり方を意識したとしても、間違えた方法を1つでも取り入れてしまうと、それだけでタオルドライそのものの意味がなくなってしまいます。
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- ゴシゴシ拭きとらない
- 時間をかけすぎない
- タオルターバンをしたまま長く放置しない
上記のやり方をしている方は、全てやめたほうが良いです。どのやり方も頭皮に負担がかかり、抜け毛が増えるリスクを高めています。
できるだけ頭皮を労わってタオルドライをしてあげてくださいね。
タオルドライはやり方を間違えると逆に抜け毛が増える!
タオルドライそのものは、むしろ抜け毛対策で重要なポイントとなるものですが、やり方を間違えるとタオルドライが逆に抜け毛を増やします。できるだけ頭皮を労わって、負担をかけないようなやり方を意識してください。
最低でもゴシゴシ擦らないようにするだけでも、抜け毛は少なくなっていきます。
また、頭皮を乾燥させないことも大事なので、フケが出るようなら、育毛剤などで保湿をしておくと安心です。タオルドライの後に保湿をして、ドライヤーを使えば、抜け毛対策としてちょうどいいでしょう。
ご参考になれば幸いです。