髪の毛の広がりを抑えるスタイリング剤があるの知ってる？選び方や使い方には要注意

2025年1月28日

髪の広がりは、乾燥やダメージが原因で、年上に見られるケースも少なくありません。
そんな悩みをカバーするためには、適切なスタイリング剤を使いましょう。

スタイリング剤の選び方や使い方を誤ると逆効果となるため、これから紹介する内容を把握し、ぜひ実践してみてください。
髪が広がる原因だけでなく、スタイリング剤の使い方や選び方のポイントについて詳しく紹介しています。

髪の毛が広がる原因

髪の毛が広がる原因は、髪質や日常のヘアケアが十分でないことが考えられます。
さらに、ダメージによる乾燥などがあり、それぞれの要因が広がりの度合いに影響するということだけでも覚えておきましょう。

髪質がもともと広がりやすい場合、湿気や乾燥の影響を受けやすく、ヘアケアが十分でないとさらに広がりやすくなり、満足に髪をセットできません。
加えて、頻繁なカラーリングやヘアアイロンなどの髪が負担となるヘアセットにより、キューティクルが損傷し、髪が乾燥している状態では髪の広がりが目立ちやすくなるでしょう。

髪のボリュームが気になる人は、自分の髪質に合った対策を取り入れ、広がりをおさえるケアを習慣化していきましょう。
詳しい原因別の対策は、以下のリンクも参考にしてみてください。

※参考：髪が横に広がって嫌…原因に合わせた対策必須！ヘアセットを楽にしよう

髪の広がりをおさえるスタイリング剤の選び方

髪の広がりをおさえるには、まず基本を取り入れたヘアケアによって髪の広がりやすさを改善しつつ、スタイリング剤を活用するのがおすすめです。
特に、髪質やヘアスタイルに合わせて適切なスタイリング剤を選んでください。

選び方の一例

保湿力の高いスタイリング剤を選ぶ
濡れ感が出やすいスタイリング剤を選ぶ
使いやすいスタイリング剤を選ぶ

上記の選び方の一例を参考に、自分に合ったスタイリング剤を見つけてまとまりやすい髪を目指しましょう。

保湿力の高いスタイリング剤を選ぶ

乾燥が原因で髪が広がる場合、保湿力の高いスタイリング剤を選ぶことがポイントです。
保湿成分にはいくつか種類があり、髪質や目的に応じて使い分けましょう。

広がりをおさえる保湿成分の一例

シリコン系成分：コーティング効果が期待できる
オイル系成分：髪にツヤを出やすくする効果が期待できる
グリセリンなどの保湿系成分：内部からの保湿で柔軟性を高める効果が期待できる

上記のポイントを参考に、クリームタイプやヘアミストは髪にしっかりと水分を与えるのも、乾燥による広がりをおさえやすい大事なポイントです。
髪が乾燥しやすい人は、こうした保湿力の高いスタイリング剤を活用して、しっとりとまとまりのある仕上がりを目指してみてください。

濡れ感が出やすいスタイリング剤を選ぶ

髪の広がりをおさえたいなら、濡れ感が出るスタイリング剤を使うのも良いでしょう。
濡れ感の魅力は、髪にツヤを作り、束感や立体感を生みやすく、ヘアスタイル全体にまとまりを出しやすいところです。
濡れ髪に仕上げるためのセットの方法としては、毛先から少量ずつスタイリング剤をつけ、根元までべたつかないようにしてください。
バームなどの重めのタイプは、髪が潰れやすい細毛の方には向かず、軽い質感のクリーム系スタイリング剤がおすすめです。

使いやすいスタイリング剤を選ぶ

髪の広がりをおさえるには、保湿や濡れ感を意識したスタイリング剤を選ぶことが大事ですが、使いやすさも大事になります。
特に日常使いを考えると、仕上がりの好みに合わせて、以下のように用途に応じて使い分けられるものを選びましょう。

テクスチャーの違いの一例

クリームタイプ：油分より水分が多いため、やや軽く仕上がるところがポイント！
ミルクタイプ：水分より油分が多いため、やや重めに仕上がるところがポイント！
オイルタイプ：油分が多いため、ウェット感が強いところがポイント！
ミストタイプ：水分が多いため、保湿力が高くて軽く仕上がるところがポイント！
ジェルタイプ：水分量が多いが、自然なホールド感が出せるところがポイント！

手軽に続けられるスタイリング剤を見つけて、髪のまとまりを保ちやすくしてください。

髪の毛が広がりを抑えるスタイリング剤の使い方

髪の広がりをおさえるには、スタイリング剤の使い方にもポイントがあります。

スタイリング剤の付け方

スタイリング剤は少量ずつ手に取る
手のひらでスタイリング剤を伸ばす
耳の後ろから付けていく
毛先にスタイリング剤を揉み込みながら付ける
指先で毛先をつまむようにスタイリング剤を馴染ませる

上記のポイントを意識した上で、ドライヤーでしっかりと髪をセットし、土台を整えるのも重要です。
乾かす際には、髪にツヤを出しながらまとまりを保てるよう、正しい距離や風の向きを意識し、ブラシを使って髪をブローしましょう。
詳しくは以下の記事も参考にしてみてください。

※参考：ドライヤーで髪質が変わるのはなぜ？ツヤツヤにしたい人だけが知るべきポイントまとめ

使用量には要注意

スタイリング剤を使う際は、使用量に気を付けましょう。
髪の広がりを抑えるためといっても、つけすぎると髪が重たくなり、べたつきがひどい状態になります。
上記で紹介した付け方を参考に、慣れるまでは少量ずつ手に取りながらつけていくと失敗しにくいでしょう。
髪の状態や仕上がりを見ながら調整することで、軽やかでまとまりのある仕上がりが実現します。

付けるタイミングによっても使用感に違いあり

スタイリング剤の使用感は、つけるタイミングで大きく変わります。
スタイリング剤がつけにくいと感じる場合、髪が少しだけ湿っている状態で使用するのがおすすめです。
髪をドライヤーで8〜9割乾かしたタイミングでつけると、なじみがよく自然な仕上がりになります。
また、ホールド力が高いスタイリング剤は、乾いた髪につけると髪型のキープ力が増すので、特にヘアアレンジの際は、髪をまとめた後につけると効果的です。