髪のパサつきがどうしても気になってしまう人、いらっしゃいませんか。
悩んではいるけど、ネットにある情報を使って対策をしても髪がきれいにならないと嘆いている方、おられますよね。
そんな時は、思い切って髪型を変えてしまうのも一つの方法です。
髪の毛は、所詮死んだ細胞です。
切ってしまったほうがパサつきのある部分がなくなり、すぐにきれいな髪に生まれ変わるわけです。
パサつきの原因によっても選ぶべき髪型も違うので、そのあたりも含めておすすめをまとめてみました。
パサつきの髪にちょうどいい髪型
パサつきがある髪の毛は、言い方を変えると乾燥している状態です。
髪の毛にとってはいい状態ではありません。
本来は髪内部に保湿成分が含まれており、何もしていないのであれば乾燥することないからです。
- パサつきをカバーできる髪型
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- 髪の毛を軽くしすぎない
- 重すぎるのもよくない
- ウェットヘアにしてパサつきをカバーする
上記を踏まえた髪型がオススメの髪型になります。
パサつきがある髪の毛は、乾燥によって横に広がる性質があります。
それを抑えるために、比較的重めにしたほうがいいですが、重すぎるのもよくありません。
バランスが大事なので、どんな髪型がいいのか、具体的には以下をご参考ください。
髪型《1》髪を短くしてショートヘアにする
パサつきが出るのは、基本的に毛先です。
髪の毛は1ヶ月で1㎝伸びるとされていますが、毛先は年数ごとに劣化していきます。
つまり、髪の毛を短くするだけで、パサつきがなくなるというわけです。
そこで濡れ髪のショートヘアで、前髪をベビーバングにしてみましょう。
- 髪型の特徴
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- ベビーバングとは、眉毛より上の短い前髪のこと!ただし長さを揃えたパッツンの前髪ではなく、自然に仕上げているのがポイント!
前髪まで短くしてしまえば、かなりパサつきを抑えられます。
カットのみで成立する髪型なので、どんな人でも挑戦できておすすめです。
ショートヘアは、少しの湿気では広がりにくく、ヘアセットも難しくありません。
その上濡れ髪のようなウェットヘアは、乾燥に強い髪型です。
難しくないからこそ、気軽に挑戦してみましょう。
※参考:40代の女性はベリーショートがおすすめ!くせ毛でも丸顔でも薄毛でも似合う理由
髪型《2》縮毛矯正などをしてストレートヘアにする
乾燥が原因のパサつきではなく、くせ毛が原因なら縮毛矯正もオススメの対策になります。
髪の毛をストレートヘアにできるので、パサつきで広がる髪を抑えられます。
中にはストレートヘアに憧れて、毎日ヘアアイロンを使っている人も縮毛矯正を使うのがちょうどいいでしょう。
ただし、軟毛で髪の毛に強度がない髪質なら、縮毛矯正は向かない可能性があります。
余計にパサつきがひどくなる時があるからです。
担当美容師に相談しておき、ダメージを抑えたストレートパーマに変えるようにすれば、気軽にストレートヘアに仕上げられます。
※参考:軟毛でもアイロンを使っていい?おすすめの髪型と選び方もまとめてみた
髪型《3》髪質を活かした髪型に変える
くせ毛によってパサつきがある人は、その髪質を活かした髪型にしてもらいましょう。
特におすすめなのが、かきあげウェットヘアです。
- かきあげウェットヘアがおすすめの理由
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- 濡れ髪は乾燥をカバーしやすく、前髪をかき上げると濡れ髪での失敗を防ぎやすいから!
このように、乾燥した髪質をカバーしつつ、うねりを活かした髪型に変えられます。
広がりにくい髪型にしたい人も、より相性のいい髪型です。
- 広がりにくい髪型のポイント
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- 濡れ髪を活用する
- くせ毛なら活かしてもらう
- スッキリ見える髪型を選ぶ
かきあげウェットヘアに興味がないのなら、上記のポイントを意識して髪型を選びましょう。
パサつきがあっても、髪が広がりにくい髪型に仕上がります。
※参考:40代の広がりにくい髪型はこれ!悩みに合わせて選ぶ方法と正しいケア方法
髪型《4》エイジング毛ならマッシュショートもおすすめ
パサつきが感じられるのは、エイジング毛になっているからかもしれません。
エイジングヘアとは、その名の通り、髪が老化している状態です。
特に何もしていないのに、最近になってパサつきがひどくなっているのなら、エイジングヘアを疑いましょう。
※参考:これはエイジングヘア?髪質に変化がある時ほど生活習慣と髪型選びの見直し
マッシュショートなら、エイジングヘアでのパサつきを抑えられます。
ふんわりとしつつ、広がりにくい髪型に仕上がるでしょう。
ハリやコシが気になる人も挑戦しやすい髪型です。
ちなみにエイジングヘアになるのは、体調面以外にも、頭皮の状態を整えないといけません。
特にヘアケアアイテムを見直して、頭皮が乾燥しにくい状態も作るようにすることをおすすめします。
そもそものパサつきの原因
髪のパサつきが感じられるのは、主に女性ホルモンが関係しているとされています。
特に何もしていないのにパサつきが出てきた人に限りますが、以下のような習慣をしていないでしょうか?
- パサつきがひどくなる習慣
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- ストレスを溜めたまま生活を続ける
- 夜更かしをするのが当たり前
- 外に出ないで引きこもるのが当たり前
女性ホルモンの代表格、エストロゲンを減らす習慣は、パサつきだけでなく、ハリやコシがなくなる原因にもなってしまいます。
急にパサつきが感じられた人ほど、習慣を見直して髪型も変えるなどの対策をおすすめします。
※参考:40代になると髪のパサつきが悪化する?原因と本当の対処法をまとめた
もちろん髪のパサつきは、美容室で施術を頻繁に受けている人も起こりうる症状です。
白髪染めやパーマなど、1ヶ月に1回という短い頻度で行っている人こそ注意しましょう。
髪の毛だけでなく、頭皮まで大きな負担となり、徐々に細毛になって薄毛の原因となってしまいます。
希望の髪型が、ヘアカラーやパーマを使わないといけないのなら、パサつきを抑えてから挑戦しましょう。
それだけでも髪の毛や頭皮の負担は抑えられます。
パサつきを改善する方法をおさらい
髪のパサつきは、毎日の習慣が関係していると紹介しましたが、具体的に何をするべきか気になる人もいるでしょう。
メインとしては生活習慣の見直しですが、短期的に見れば以下のような対策も必要になります。
- パサつきの対策
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- 毛髪を補修成分が入ったトリートメントを使う
- 洗浄力を抑えたシャンプーを使う
- サロントリートメントも活用する
上記のやり方は、即効性が期待できるやり方です。
その上で根本的な髪のパサつきの原因を対策し、長期的にきれいな髪をキープできるようにしましょう。
あくまで髪型選びは、短期的なパサつき対策だからです。
体質の変化で髪質が変わっているのなら、早めに対策をしておくと状態が整うのも早くなります。
パサつきは人によって原因が違うものです。
だからこそ自分の合った髪型を見つけるようにしてください。
毛先がパサつきのもダメだけど頭皮が乾燥するのはもっとダメ
髪がパサついているのなら、もしかすると頭皮まで乾燥しているかもしれません。
頭皮が乾燥していると、刺激を受けやすくなり、抜け毛にもつながります。
その結果、薄毛が進行して、よりストレスが溜まりやすくなってしまうでしょう。
その兆候として、フケや頭皮のかゆみなどが出ているのなら尚更です。
そうならないためにも、早めにスカルプケアを始めて、頭皮の保湿も意識しておきましょう。
頭皮の状態が整えば、徐々に髪質も変わってくるはずです。
※参考:フケが出た時ほどケアしないのはダメ!髪の毛が気になる人ほど読むべき記事
頭皮を保湿するには、シャンプーだけでなく、育毛剤を使うのもおすすめです。
育毛剤という名前ですが、頭皮を保湿する化粧水のような感覚で使いましょう。
頭皮の状態を整える成分だけでなく、保湿成分もたっぷり入っています。
髪のパサつきは髪の毛やその土台である頭皮を育てる上での障害になります。
育毛剤などのスカルプケアを始めるのは、髪のパサつきを解決する上で理にかなった方法なので、気軽に始めたい人こそ挑戦してみましょう。
ご参考になれば幸いです。