面長だと似合う髪型が限られると、悩んでいる方はいないでしょうか?
特に40代になり、自分に似合う前髪がすっかり分からなくなったと悩む面長さんは多いはずです。
とりあえずおでこを隠す髪型を選んでいると、かえって全体のバランスが崩れ、面長が強調されてしまうケースも珍しくありません。
年齢に合わない無理な若作り感が出る髪型も避けたいでしょう。
本記事では面長でも似合う前髪の基準から、小顔に見せる実践的なヘアセットの方法までを解説しています。
最後まで読めば、今の自分に自信が持てる垢抜けヘアを見つけ、毎朝の準備がもっと楽しくなるはずです。
結論として、面長だからといって前髪のある髪型を選ぶことだけが絶対の正解ではありません。
むしろ、なりたい印象に合わせて横のふんわり感が作れる前髪を選びましょう。
面長さんに似合うのは、前髪あり・なし?失敗しない選び方の基準
面長さんに似合う前髪は、前髪があってもなくてもどちらも正解です。
「面長だから前髪でおでこを隠さないといけない」と思い込んでいる方は少なくありません。
しかし、前髪のあり・なしにはそれぞれ異なるメリットがあります。
だからこそ、自分の見せたい印象に合わせて選びましょう。
ここからは、失敗しない選び方の具体的な基準をご紹介します。
前髪のあり・なしは、何を重視するか決めること
結論として、カバー力を重視するなら前髪がある髪型がおすすめです。
大人っぽさを重視するなら前髪のない髪型を選びましょう。
- それぞれの特徴をまとめ
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- 前髪あり:おでこを隠し、顔の縦面積を物理的に減らせる
- 前髪なし:縦長を活かし、すっきりとした知的さを引き出せる
前髪を作れば、手堅く小顔効果を狙えるでしょう。
一方で、あえておでこを出せば、面長さん本来の魅力である洗練された大人の雰囲気を活かせます。
どちらを選んでも、ヘアセットの工夫次第で顔の長さはカバーできるのは事実です。
まずは自分が見せたい印象を第一に考えて、それから前髪のあるなしを決めてみてください。
判断基準1:やわらかい印象、洗練された雰囲気のどちらを選ぶ?
自分がなりたいイメージに合わせて選ぶのも、大切な基準の一つです。
- やわらかい、かわいい印象を与えたい場合
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- おすすめのスタイル:前髪あり
- 与える雰囲気:親しみやすさ、若々しさ
- クール、洗練された印象を与えたい場合
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- おすすめのスタイル:前髪なし
- 与える雰囲気:知的さ、大人の色気
少しでも若く見られたい場合や、親しみやすさを重視したいという方には、前髪のある髪型がおすすめです。
逆に、仕事ができる印象を与えたい場合や、大人っぽさを出したいのなら前髪のない髪型がよく似合います。
40代になると、若作りに見えないか不安になってしまう方も少なくないでしょう。
自分のライフスタイルや服装に合わせて選ぶと、違和感なく馴染みます。
判断基準2:おでこ・鼻・あご、顔のどこが長いかで決まる
顔のどのパーツが長めかによっても、似合う前髪は変わってきます。
- 似合う前髪の違い
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- おでこが広めの人:前髪を作ってしっかりカバーする
- 鼻から下(中・下顔面)が長めの人:前髪なしで横にボリュームを出す
おでこが広い場合は、前髪を作りましょう。
そうすることで即座に縦の長さを短く見せられます。
しかし、鼻の下やあごが長めの場合、前髪でおでこを隠すと、かえって顔の下半分が強調されてしまうかもしれません。
そのようなケースでは思い切って前髪をなくし、顔の横側にボリュームを出して視線を散らす方が全体のバランスが良くなる傾向にあります。
鏡を見て、自分の顔の特徴をチェックしてみてください。
前髪ありの人:横幅を広めにとって縦のラインをボヤかせる
面長の方が前髪を作る際は、ワイドバング気味に横幅を広くしましょう。
前髪の幅を狭くしてしまうと顔の横の余白が目立ち、縦のラインがより強調されてしまいます。
目尻の少し外側まで前髪の幅をとれば視覚的に顔の横幅が広がり、縦の長さがボヤケてバランスよく見えるはずです。
ちなみに、ぺたんこになった前髪には注意してください。その影響で縦線が強調される原因になるかもしれません。
そこでマジックカーラーなどで、ふんわりとした丸みをつけてみてください。
前髪に少し丸みを持たせるだけで女性らしさも加えられ、一気に垢抜けた印象に仕上がります。
※参考:40代なら前髪を作る意味がある!メリットとおしゃれに見えるおすすめ3選
前髪なしの人:センター分け以外!七三分けなど丸みを付けて動きを出す
前髪を作らない髪型を選ぶ面長の方は、直線のセンターパートは避けて分け目をずらしましょう。
おでこを真ん中でくっきりと分けるセンター分けは、顔の縦幅を最も強調してしまいます。
- センターパートを避ける方法
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- 分け目を「7:3」や「8:2」にずらす
- 根元をドライヤーで立ち上げてふんわりさせる
- 顔周りの毛を外巻きにして流す
このようにヘアセットできれば顔周りにひし形シルエットが生まれ、視線が自然と横に向かいます。
これが、40代の面長さんによく似合う韓国風や、流し前髪の成功パターンです。
少しの工夫で、おでこを出しても小顔効果を活かしやすくなります。
※参考:前髪をかきあげておでこを出すのが恥ずかしい人へ!そんなのアレンジ次第って話
面長さんと相性が良いおすすめ前髪3選
面長をカバーしつつ、40代の大人に似合う具体的な前髪をご紹介します。
どの髪型も共通しているのは、横幅を出して、視線を散らす工夫が施されている点です。
ご自身のなりたい雰囲気や、普段のヘアセットのやりやすさに合わせて選んでみてください。
横幅を広げて縦長をカモフラージュする「ワイドバング」
ワイドバングとは、通常よりも前髪の幅を広めにとったスタイルです。
- 面長の方が似合うワイドバングについて
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- 似合う理由:視覚的に横のラインが強調されるため
- 効果:面長特有の縦長感が自然に和らぐ
- おすすめな人:小顔効果をしっかり狙いたい方
40代が取り入れる際には、重めのぱっつんにしないでおきましょう。
おでこが少し透けて見える程度の軽さを残すのがポイントです。
無理な若作り感が出ず、大人の余裕を感じさせる抜け感を演出できます。
- ワイドバングのセットのコツ
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- おでこにペタンと張り付くのは逆効果
- ストレートアイロンで軽く丸みをつける
- なるべくふんわりと仕上げるように注意する
視線をずらしてバランスを整える「斜め前髪」
「7:3」などに分け目をずらして流す斜め前髪は、面長の方にとって最も失敗が少ない王道のスタイルと言えます。
- 面長の方が似合う斜め前髪について
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- 似合う理由:おでこに三角形の隙間ができるため
- 効果:縦のラインが分断され、視線を斜めに逸らせる
- おすすめな人:誰にでも似合いやすく、清潔感を出したい方
トレンドである韓国風を取り入れるなら、目尻から頬骨にかけて前髪を横に流しましょう。
このサイドバングを外巻きに流せば、顔周りにきれいなひし形シルエットが完成します。
その結果、さらなる小顔効果が期待できるでしょう。
- 斜め前髪のヘアセットのコツ
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- 分け目が潰れると縦長が目立つ
- ドライヤーで根元をしっかり立ち上げること
- 空気を含ませてセットするのがコツ
頬骨あたりで動きを出した「長めの前髪」
目にかかる長さから頬骨あたりでカットした、長めの前髪スタイルです。
若者の間では「うざバング」という名称で呼ばれることもあります。
- 面長の方が似合う長めの前髪について
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- 似合う理由:毛先が顔の中心(中顔面)にくるため
- 効果:視線が上に集まり、鼻から下の長さをカバーできる
- おすすめな人:前髪をバッサリ切るのに抵抗がある方
おでこを出しつつも顔の余白を埋めてくれるため、前髪を作りたくない面長の方にこそおすすめです。
大人っぽい雰囲気を残したい場合にも、よく似合います。
- 長めの前髪のヘアセットのコツ
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- そのまま真っ直ぐ下ろすと暗い印象になる
- 毛先を少し巻いて横への動きを出すことが大事
- 重くなるため、ヘアオイルのつけすぎにも注意する
今っぽさを両立するなら、韓国風のくびれ・流し前髪がおすすめ
トレンド感を取り入れつつ、顔の形をきれいに見せたいなら韓国風のスタイルも選択肢の一つです。
若い世代向けの髪型だと敬遠される方もいるかもしれません。
しかし、韓国風の髪型は骨格を補正するよう計算されており、40代で面長の方にとてもおすすめできます。
そこで大人に似合う、具体的な取り入れ方についてまとめました。
大人の韓国風は「ひし形シルエット」を選んでおけば安心
大人の女性が韓国風ヘアを取り入れる際には、顔周りにくびれを作る「ひし形シルエット」を意識してみてください。
韓国風ヘアの代表である「ヨシンモリ」などは、耳の横にふんわりとボリュームを出し、首元をすっきりと引き締めるのが特徴です。
この形が、面長で悩む方にとって重要なポイントとなります。
- 韓国風の髪型が良い理由
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- 耳横のボリュームで視線を横に誘導できる
- 縦長のラインを自然に和らげてくれる
- 首元がすっきりして上品な印象になる
顔全体のバランスがひし形に整うため、自然な小顔効果が期待できます。
無理な若作り感も出ず、洗練された大人の雰囲気を演出できるはずです。
こめかみを隠して横幅を自然に出せる「サイドバング」を活用
韓国風の流し前髪を成功させるには、前髪と後ろの髪をつなぐ「サイドバング」の存在が欠かせません。
エギョモリとも呼ばれるサイドバングとは、顔周りに落ちる短い毛束を指します。
この部分を少し外巻きに流すだけで、以下のようなうれしい効果が得られるでしょう。
- サイドバングを取り入れて得られる効果
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- こめかみ部分の気になる凹みをカバーできる
- 頬の横の余白を自然に埋めてくれる
- 顔周りに動きが出て華やかな印象になる
面長の方が気にしがちな顔の余白を、自然に作られた毛流れによってうまくカバーくれます。
ちなみに、美容室でオーダーする際には、「こめかみが隠れる長さで、外に流せるサイドバングを作ってほしい」と伝えましょう。
そうすると、担当の美容師に伝わりやすくなります。
いつもの髪型にサイドバングを加えるだけでも、今風の印象に仕上がるはずです。
ぜひ次回カットする時に挑戦してみてください。
面長の方が避けるべきNGになってしまう前髪の特徴
面長をきれいにカバーするためには、避けたほうがよい前髪があるのも事実です。
顔の形に合わない髪型を選ぶと、かえって縦の長さを目立たせてしまうかもしれません。
ここでは、とくに注意したいNGな前髪の特徴とその理由を解説します。
ご自身の今の髪型と照らし合わせながら、チェックしてみてください。
※参考:面長の40代女性のやってはいけない髪型3選!選ぶならこの髪型!
縦のラインを強調してしまう「センター分け」
前髪を真ん中で分け、そのままストレートに下ろすセンター分けには注意しましょう。
顔の中央にまっすぐな縦線が通るため、視覚的に面長を助長しやすくなります。
とくに40代以上の大人の女性が取り入れる場合は、少し慎重になってください。
- センター分けをする際の注意点
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- 真ん中分けは顔の中心に縦線を作る
- ペタンとした髪は疲れた印象を与える
- ストレートのまま下ろすのは避ける
顔周りの髪にボリュームがないと、クールというより寂しげな印象を与えかねません。
どうしてもセンター分けを楽しみたい場合は、ひと工夫加えるのがおすすめです。
根元をドライヤーでしっかりと立ち上げておき、毛先を巻いて横に広げるなどして、ふんわりとしたシルエットを作りましょう。
顔の余白が目立って間延びしてしまう「短すぎるオン眉」も要注意
眉毛より短く切る「オン眉スタイル」も、面長の方にとっては難易度が高めです。
短い前髪はおでこの一部が露出するため、顔全体の縦の余白を際立たせてしまいます。
その結果、顔が間延びしたように見えてしまうかもしれません。
個性的でおしゃれな雰囲気は作れますが、顔の長さをカバーするという目的にはあまり適していません。
もしオン眉に挑戦したい場合は、前髪に厚みを出しすぎないようにしましょう。
少し束感を作っておでこを自然に透けさせれば軽やかさが生まれ、顔の長さを悪目立ちさせずに済みます。
面長をカバーするコツは横のふんわり感!前髪セットのコツ
美容室できれいにカットしてもらった後に自分でヘアセットをした場合、なぜか面長が目立ってしまった経験はないでしょうか?
面長をカバーする上で、前髪の形と同じくらいに質感が重要になります。
ここからは、ふんわりとした前髪をキープするためのヘアセットのコツについてまとめました。
ペタンコ髪が面長を強調してしまう理由
どんなに似合う前髪にカットしてもらったとしても、おでこに前髪が張り付いた状態だと面長をカバーしにくくなってしまいます。
それは、面長カバーの鉄則である横のボリュームが出ず、縦のラインがより一層強調されてしまうからです。
さらに、老けた印象を与えてしまう原因にもなりかねません。
そもそも40代になると髪質にも変化が訪れるため、前髪がペタンコになりやすいでしょう。
- 誰もが感じる前髪の悩みの一例
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- 朝はふんわりセットできたのに、夕方にはペタンコになる
- 年齢とともに髪が細くなり、コシがなくなってきた
このような悩みを抱える方も多いはずです。
かといって、ハードスプレーでガチガチに固めるのは、仕上がりが不自然でよくありません。
特に少し時代遅れな印象を与えてしまいます。
では、どうすれば自然なふんわり感をキープできるのでしょうか?
原因は髪の空洞化?40代の前髪が夕方まで持たない理由
上記で紹介したお悩みは、決してあなたのヘアセットの技術が不足しているわけではありません。
大きな原因の一つは、加齢やダメージによる髪の空洞化です。
髪の内部にあるたんぱく質が流出し、中身がスカスカな状態になっているともいえるでしょう。
まるで空気が抜けて萎んだ風船のように、髪が自らの形を保つ力そのものが弱まっています。
アイロン前にケラチン入りミストを使うのがおすすめ
上記の悩みに対しておすすめしたいのが、髪の主成分である「ケラチン」をミストで直接補給する方法です。
髪一本一本を内側から支える、新しいアプローチと言えるでしょう。
ケラチンは、熱を加えると髪に定着しやすくなる性質を持っています。
アイロン前の下地として使えば熱ダメージから髪を守りつつ、ふんわりとしたシルエットを維持しやすくなるはずです。
※商品詳細:エポハリツヤケラチンエッセンス
アイロン前に準備しておくべきおすすめの手順
ここでは、ケラチンミストを使った具体的なセットの手順を解説します。
- ヘアセットの手順の一例
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- 髪を乾かす:ベースとなる前髪は完全に乾かしておく。
- ミストをなじませる:つけすぎに注意し、手ぐしで軽く広げる。
- 水分を飛ばす:ドライヤーの風を軽く当てて表面を乾かす。
- アイロンを通す:根元を立ち上げ、毛先に丸みを作る。
ミストの水分が残ったままアイロンを当てると、ジュッと蒸発して髪が傷む原因になるため注意してください。
このひと手間を加えるだけで、ふんわりした前髪が続きやすくなります。
自分の髪質と骨格に合った前髪で、大人の抜け感を手に入れましょう
面長だからといって、無理におでこを隠す必要はありません。
なりたい雰囲気や顔のパーツのバランスに合わせて前髪を選びましょう。
横幅を意識し、顔周りに自然な動きをつけるだけでも、面長特有の大人っぽさを活かしつつ小顔効果が期待できます。
年齢とともに髪質が変化し、セットが崩れやすくなったと感じる方はベースとなる髪のケアも見直してみてください。
今回ご紹介したケラチンミストなどのアイテムに頼るのも、大人の賢い選択と言えるでしょう。
基本的に、コンプレックスを無理に隠す必要はありません。
自分の骨格に合ったバランスを見つけるのが、今の髪型選びのコツです。
40代ならではの魅力が引き立つ、あなたらしい髪型を楽しんでいきましょう。
ライター:メガネ
美容師として8年以上勤務。薬剤で手荒れがひどくなり、美容師を辞めて現在はWebライター。地元で美容室を経営しつつ、Webの知識で集客も行っています。
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