エポラコラムサイト

アイロンしてもはねる…そんな人は髪型とスカルプケアを見直してみませんか?

2024年1月5日

アイロンは、今流行りの髪型を作るのに必須のアイテムです。
しかし、中にはアイロンをしても髪がはねると困っている人は少なく無いようです。
もともとアイロンは万能アイテムではありません。

アイロンをしてもはねる人は、とにかく髪型選びとスカルプケアが大事になります。
特に40代で髪の毛が乾燥しやすいと感じているのなら、アイロンの使い方を考え直しましょう。
その理由も含めて、アイロンをしてもはねる人のための対策や注意点を以下にまとめてみました。

朝にアイロンをしても髪がはねる原因

アイロンというのは、熱処理によって髪の毛を無理やりまっすぐにするアイテムと言えます。
アイロンをしても髪がはねる人は、以下のような原因が当てはまります。

アイロンをしてもはねる原因
  • アイロンの使いすぎ
  • アイロンを使う前の準備が正しくない

朝にしっかりアイロンで髪をセットしても、たとえばお昼とか、時間が立つと髪型が崩れている人は要注意です。

アイロンをしてもはねる人の特徴
  • 髪の毛のダメージが、他の人より深刻になっている!

上記のようなポイントが大事になります。
自分の髪の毛を観察してみて、ダメージがひどいようでしたら、アイロンの扱いには注意してみましょう。

原因を知る前にアイロンの仕組みを知っておく

アイロンをかけても髪がはねるのには原因があると上述しましたが、まずアイロンの仕組みについて知っておきましょう。
アイロンというのは、熱処理によって水分を蒸発させて、水素結合によって毛髪の形を整えることをします。
つまり、熱処理で水分量を調整しているわけです。

その他にも髪の毛の温度によって、様々な仕組みで形状が変わります。
ただしアイロンのような高温で髪の形状を変える方法を繰り返すのはよくありません。
それは髪の毛の負担が大きいからです。

原因《1》アイロンの使いすぎ

アイロンをしてもはねると悩んでいる人は、アイロンを長期間使い続けていませんか?
じつはアイロンの高温で形を変える方法を続けていると、キューティクルなどがボロボロになってしまいます。
髪の毛の硬質化ともいわれますが、髪に不可逆なダメージを与えます。

例えば、アイロンの温度を180度にしていたとしたら、10秒ほど当てるだけで髪の毛のケラチンタンパク質が壊れるといわれています。
軟毛であればあるほど、その負担が大きくなるので注意しましょう。

※参考:軟毛でもアイロンを使っていい?おすすめの髪型と選び方もまとめてみた

アイロンを使いすぎた場合、髪内部の水分がほぼなくなります。
その結果、ちょっとした湿気でも吸水しやすくなり、しばらくしたら髪の毛が元の状態に戻ってしまうわけです。
アイロンを使うにしても、温度調整やトリートメントなどで保湿するなど、ケアを怠らないようにしましょう。

原因《2》アイロンを使う前の準備が正しくない

アイロンの使いすぎだけでは、すぐに元に戻るといった悩みはそこまで深刻にならないでしょう。
もともとアイロンをしてもはねる人は、髪の毛のダメージが深刻になっています。
それなのに、何もつけずにアイロンを使っているのなら、すぐに髪が元に戻るのは納得です。

アイロンそのものが、髪の毛の負担を大きくさせているのに何の準備もなくアイロンを使っていれば、髪の毛の硬質化が進行してしまいます。

アイロンを使う前の下準備
  • ヘアオイルを使う
  • その他のアウトバストリートメントで保湿
  • ドライヤーで余計な水分を減らす など

最低でも、アイロンの熱による負担を減らすために、アウトバストリートメントを使いましょう。
髪の毛の水分がなくなると、乾燥してアイロンをしてもはねてしまうわけです。
保湿するだけでも、状態が悪くなるのを抑えられます。

さらに、髪の毛の水分が蒸発する時に起こるダメージにも注意しておきましょう。
ドライヤーで髪を8割ほど乾かしておくと、アイロンの負担を抑えられます。

40代でアイロンを使っている人は要注意

アイロンを使うだけでも、やはり髪にはそれなりにダメージを与えます。40代の人は特に注意しましょう。
それは、何度かこのコラムで記載しましたが、40代になると、髪の毛が乾燥しやすくなるからです。

エイジング毛といわれており、何もしていないのに乾燥しやすくなっている状態と思っていいでしょう。
髪内部のたんぱく質の量が減っているので、余計にアイロンの影響を受けやすくなってしまいます。
しかも、髪の毛内部に隙間が生まれているため、どうしても湿気を吸収しやすくなっているわけです。

アイロンをかけてもはねやすい環境になっている状態。
しっかり上記で紹介した前処理をしてから、丁寧にアイロンを使うように心がけて見てください。

アイロンをしてもはねやすい場所がある

アイロンをしてはねる人は、その場所に関しても意識してみてください。
それだけで原因がわかる時があるからです。

内巻きにしても全体的に外ハネする

アイロンを使う時に、内巻きにしている人も少なくないでしょう。
はねるのが嫌な人ほど挑戦している髪型でしょうが、全体的にすぐ外ハネになっていませんか?
全体的に外ハネになっている人は、自然乾燥のまま寝ている可能性があります。

自然乾燥とは、ドライヤーを使わず髪を乾かしている人のことです。
髪の毛に水分が含まれるとキューティクルが開いた状態になります。
そのまま髪を乾燥させずに放置して寝てしまうと、摩擦によって開いたキューティクルにダメージが加わり、剥がれてしまっているのが外ハネの原因です。
アイロンのダメージがさらに加わり、余計に髪がボロボロになってしまいます。

片方だけが外にはねる

しっかりドライヤーで乾かしているのに、はねてしまう人は、片方だけはねていませんか?
その場合は生え癖です。

人間にはつむじがあります。
そのつむじに合わせて毛先にもうねりが出ているわけです。
生え癖が強く出ている人は、アイロンをしてもちょっとした湿気で元に戻ります。

こういった場合は髪型でカバーすると良いです。
何度もアイロンで無理に髪を整えると、ダメージが深刻になって、より元に戻りやすくなってしまいます。

アイロンを使って希望の髪型をキープさせるポイント

アイロンは、あくまで髪を整えるための最終手段だと思っておきましょう。
ダメージがひどくなれば、アイロンでも元に戻りやすくなってしまうからです。
できるだけ他の方法ではねにくくしておき、どうしてもは寝る時だけアイロンを使うようにしてください。

はねにくい髪型にカットしてもらう

アイロンを使わず外ハネをカバーするためには、髪型選びが大事になります。
特にくせ毛を活かした髪型を選ぶと、外ハネになっても気になりません。
どのような髪型がいいのか気になる人は、以下の記事を参考にしてみてください。

※参考:くせ毛に悩む40代女性のためのおすすめ髪型3選!頼み方のポイントも紹介

正しいヘアケアを習慣化させる

アイロンをしてもはねる人は、髪の毛のダメージが深刻だと何度か記載してきました。
こういった場合、最大の対策は髪の毛のケアです。
すぐにはねる人は、髪が乾燥しやすくなっているので、以下の記事を参考にして保湿を習慣化してみてください。

※参考:40代になると髪のパサつきが悪化する?原因と本当の対処法をまとめた

40代になったらアイロンより髪型選びとスカルプケアが大事になる

40代になると、髪の毛が乾燥しやすくなり、アイロンの効果を最大限活かしにくくなってしまいます。

そのため、アイロンだけに頼らないように、髪型選びとスカルプケアを意識しておきましょう。
髪型選びは、あくまではねるのを予防するための対策です。
スカルプケアは、根本的に生えてくる髪の毛をはねにくい状態にキープする方法だと思っていいでしょう。

これらの両方を意識して続けると、徐々に髪の毛の状態が変わっていきます。
習慣化が大事になるので、意識してみてください。

ご参考になれば幸いです。

Related Posts
関連記事

メニュー
epauler公式ショップ