髪質改善トリートメントをしても、本当に意味があるのか疑問に感じている方は少なくありません。
実際に、施術を受けたのに思ったほど髪質が変わらなかったという方や、すぐ元に戻ったと不満を持った方もいるのではないでしょうか?
ただし、それは髪質改善トリートメント自体が悪いというより、目的や髪質に合っていなかった可能性もあります。
髪質改善は、選び方や受け方を間違えると期待外れになりやすい一方で、自分の髪に合えば扱いやすさを高めやすい施術です。
この記事では、髪質改善トリートメントをしても意味ないと言う方がいる理由から、向いている人・注意点・長持ちさせるコツまで、わかりやすく整理していきます。
髪質改善トリートメントをしても意味がないと言われる理由
髪質改善トリートメントが意味ないと言われやすいのは、施術そのものに価値がないからではありません。
実際には期待していた変化と施術で得られる変化にズレがあると、不満につながりやすくなります。
特にズレが起こりやすいのは、以下の3つです。
- 不満につながりやすいズレ
-
- 縮毛矯正との混同
- 悩みの原因との相性
- 持続期間の受け止め方
この3つを知らないまま受けると、仕上がりが悪くなくても想像以上の仕上がりではないと感じやすくなります。
クセが伸びると思って受けると期待外れになりやすい
髪質改善トリートメントは髪のツヤやまとまり、手触りを整える施術です。
一方で、縮毛矯正のようにクセをまっすぐ伸ばすための施術ではありません。
ここを混同したまま受けると、仕上がりがきれいでも満足しにくくなります。
- 具体的な不満につながりやすいとされるズレの一例
-
- 期待しがちな変化:クセがしっかり伸びる、湿気でも広がらない、アイロンなしで過ごせる
- 実際に得られやすい変化:ツヤが出る、手触りがよくなる、まとまりやすくなる
このズレがあると施術直後はきれいになったと感じても、数日たって普段どおりの髪に戻りつつある時に、意味なかったと受け止めやすくなります。
もし、悩みの中心が強いうねりやくせ毛であれば、髪質改善トリートメントよりも縮毛矯正やストレートパーマをお願いしましょう。
ただし、縮毛矯正も施術の相性やダメージの出方によって満足度が分かれるため、不安がある方は以下の記事も参考にしてみてください。
※参考:縮毛矯正で失敗した時はこれしかない!年齢より上に見られた失敗事例からわかる予防法
悩みの原因によって効果が変わる
同じように髪がまとまらないと感じていても、その原因が何かによって髪質改善トリートメントの実感は変わります。
ここを知らないまま施術を受けると、期待と効果のズレが起きやすくなるでしょう。
例えば、カラーや熱ダメージで髪の表面が乱れ、パサつきや広がりが出ている場合は、髪質改善トリートメントで手触りやまとまりの変化を感じやすいケースが多々あります。
これは髪の質感が整えば、見た目の印象も変わりやすいためです。
一方で、もともとの髪質としてくせ毛やうねりが強い場合は、質感が整っても、髪の形そのものは大きく変わりません。
そのため、施術後にツヤは出ていても、思ったほど変わらないと感じてしまう方も多いでしょう。
このように、髪質改善トリートメントは、どんな悩みにも同じように効く施術ではありません。
髪の悩みがダメージ由来なのか、それとも元の髪質によるものなのかで満足度が変わりやすい施術です。
持続期間の捉え方で、すぐ落ちたと感じやすい
髪質改善トリートメントが意味ないと感じる理由の一つに、持続期間のイメージのズレがあります。
一般的には効果の目安を約1〜2か月前後と説明されるケースが多く、数か月単位で変化を感じやすい縮毛矯正と比べると、どうしても短く感じやすい施術です。
そのため、読者が一度受けたらしばらく楽になると思っていたとしたら、少し質感が戻ってきただけで「もう落ちた」と判断してしまう方もいると思います。
しかし、髪質改善トリートメントの変化はずっと同じ強さで続くわけではありません。
実際には、効果の感じ方に段階があります。
- 段階ごとの効果の感じ方の違い
-
- ツヤや手触りを強く実感しやすい時期:施術直後からしばらくは、指通りのよさを感じやすい。
- まとまりやすさが残りやすい時期:ツヤ感が落ち着いた後でも、広がりにくさや扱いやすさがしばらく続く。
- 施術前よりは整っていると感じる時期:変化は弱まっても完全に元通りではなく、以前より楽だと感じる方もいる。
どの段階を効果が続いていると考えるかで満足度は変わります。
この感覚のばらつきも、髪質改善トリートメントを受けた方が混乱しやすい点です。
髪質改善トリートメントとは?美容室では何をしているのか?
髪質改善トリートメントは、ただ髪の表面をなめらかにするだけの施術ではありません。
美容室では髪の内側と外側の両方に働きかけながら、手触りやまとまりを整えていく考え方が基本になります。
ツヤが出た、指通りがよくなったと感じる仕上がりの裏では、髪の内部を整える工程と、表面を守る工程が分けて考えられていることも少なくありません。
ここでは、髪質改善トリートメントの中で何が行われているのかを、順番にわかりやすく見ていきます。
表面コーティングと内部補修は役割が違う
髪質改善トリートメントは、ひとつの働きだけで成り立っているわけではありません。
大きく分けると次の2つの役割があります。
- 髪質改善トリートメントの役割
-
- 表面コーティング:指通りやツヤを出しやすくする
- 内部補修:髪の土台を整える
市販のトリートメントは、使いやすさの面から、表面を整える働きが中心になりやすい傾向があります。
一方で美容室の髪質改善トリートメントは表面だけでなく、内部補修まで意識して組み立てられている点が特徴です。
- 美容室での施術を行う場合の基本的な流れ
-
- まず髪の内部を整える
- そのあとで表面をコーティングする
つまり、先に中身を整えてから、外側で守る流れです。
この順番を守って施術を受けられば見た目のツヤだけでなく、まとまりやすさにもつながりやすくなります。
成分を段階的に重ねるのは、髪の内部を順番に整える必要があるから
美容室の髪質改善トリートメントは、1回塗って終わる施術とは限りません。
工程がいくつかに分かれているのは、必要なものを必要な順番で入れていくためです。
ダメージを受けた髪は、水分、脂質、たんぱく質などのバランスが崩れています。
こうした状態の髪に、必要な成分を一度にまとめて入れようとしても狙ったように定着できません。
だからこそ美容室では、髪の状態を見ながら、段階を分けて整えていく施術が使われています。
内部がスカスカのまま表面だけをコーティングすると、その後すぐの手触りは良くなりますが、数日から数週間たった後が問題です。
期待度が大きくなればなるほど、髪が元に戻るのが早いと強く感じてしまいます。
逆に、内側をある程度整えてから表面をコーティングすれば、髪がきれいに整った状態が長く続きやすく、満足度も高くなりがちです。
近年の髪質改善で使われる薬剤と熱の仕組み
近年の髪質改善トリートメントでは、酸熱系の施術が増えています。
これは、酸性の成分を髪に入れた後にドライヤーやヘアアイロンの熱でなじませ、仕上がりを整える方法です。
この時の熱は、ただ乾かすためだけではなく、成分を定着させ、仕上がりを安定させる役割もあります。
そのため、アイロンはただ髪を伸ばすだけに使うわけでもありません。
施術工程のひとつとして使われていると思っておきましょう。
使われる成分にはグリオキシル酸やレブリン酸などがあります。
ただ、細かい成分名まで覚えなくても問題ありません。
成分を入れて、熱で整えるタイプがあると理解しておけば十分です。
なお、髪質改善トリートメントは、美容室によって内容が異なります。
同じ名前でも中身は違うため、名前だけでなく、どんな目的の施術かを確認しておくと安心です。
※参考:市販の酸熱トリートメントは逆効果?うねりの根本原因「髪の空洞化」と新補修ケア
髪質改善トリートメントをして騙されたと感じるケース
髪質改善トリートメントで不満が出やすいのは、施術そのものが悪い場合だけではありません。
期待の持ち方、髪との相性、施術内容の違い、施術後の過ごし方などのいくつかの条件が重なった場合、思っていたのと違ったと感じやすくなります。
特に、言葉のイメージだけで判断しないように注意しましょう。
髪質改善という名前だけを見ると、髪が根本から治るように感じる方もいるのもわかりますが、実際はそこまで単純ではありません。
即効性と長持ちするという期待が不満につながりやすい
髪質改善トリートメントは髪を根本から治す施術というより、今の髪の質感を整えて見え方や手触りをよくする施術です。
ここを強く期待しすぎると満足しにくくなります。
特に、次のようなイメージを持っている方は注意しましょう。
- がっかりしてしまうパターンの一例
-
- 1回で髪が完全にきれいになると期待している
- ずっと効果が続くと思って施術を受ける
- 誰が受けても同じようにきれいに仕上がると思っている
- うねりがきついくせ毛まで自然に落ち着くと期待する
実際のところ、施術を受けた直後は手触りやツヤの変化を感じやすくても、自宅で洗った後には持続時間が短いと感じてしまうケースもあります。
もちろんこれは、施術の効果がゼロだったわけではありません。
また、縮毛矯正のようにくせが伸びると思っていた場合も、仕上がりとのズレが大きくなりやすいでしょう。
質感を整える施術に、ストレート効果まで求めないようにしてください。
髪質や状態に合っていないと効果を感じにくい
髪質改善トリートメントは、誰にでも相性が良いというトリートメントではありません。
ある程度、髪質やダメージの状態に合っていることが前提になります。
例えば強いくせ毛の方は、施術後にツヤや手触りの変化は出ても、くせそのものは思ったほど変わらないケースが多々あります。
逆に、ダメージが少ない健康毛でも、変化が分かりにくいといった可能性もあります。
もともとの状態が悪くないぶん、施術後の差が小さく見えやすく、「高いお金を払ったのに、あまり違いが分からない」と感じるケースです。
つまり、ミスマッチは一方向ではありません。
- 相性が良くないと感じる可能性があるケース
-
- くせが強くて、求める変化が大きすぎるケース
- 健康毛で、そもそも変化が出にくいケース
どちらも自分の髪に合っていなかったという意味では同じです。
髪質改善トリートメントで満足しやすいかどうかは、髪の悩みの種類によって変わります。
トリートメントの種類によっては、むしろ傷んだと感じるケースがある
仕上がりが変わらなかったわけではなく、前より傷んだ気がすると感じるケースもあります。
これは、施術を受ける側にとってはかなり不安が大きい部分ではないでしょうか?
特に話題になりやすいのが、酸熱系トリートメントです。
名前にトリートメントと付いていても、実際のところは薬剤と熱を使う施術である場合もよくあり、髪質に合わないまま受けると逆にダメージとなってしまうかもしれません。
実際の失敗談では、次のような声が見られます。
- たまに目にする失敗談の一例
-
- 当日はサラサラだったのに、翌日洗ったらギシギシした
- 髪がやわらかくなるどころか、硬くゴワついた
- パサつきや広がりが前より気になるようになった
- 繰り返すうちに切れ毛やビビり毛のような状態になった
こうしたケースでは、髪質に対して薬剤が強すぎた、放置時間や熱処理が合っていなかった、短い間隔で繰り返し施術した、といった要因が重なっている可能性があります。
特に、以下の髪質の方は注意してください。強い酸熱系が合わない場合があります。
- 相性が良くないかもしれない髪質
-
- 細い髪
- 猫っ毛
- もともとダメージが少ない髪
反対に、ダメージが大きい髪であっても状態の見極めが難しく、施術内容によっては悪化したように感じてしまうかもしれません。
そのため、施術名だけで安心せず、使う薬剤や髪との相性まで、担当美容師としっかり確認しておきましょう。
こうしたデメリットや注意点は、この記事の後半でも詳しく触れる流れにすると自然です。
髪質改善の中身が美容室ごとに違うことを知っておく
「騙された」と感じる背景には、髪質改善という言葉の分かりにくさもあります。
同じ名前でも、美容室によって中身がかなり違うからです。
ある美容室では内部補修が中心かもしれません。
中には酸と熱を使って質感を整える施術の可能性もあります。
つまり、同じ髪質改善というメニュー名でも使う薬剤も工程も、目指す仕上がりも同じとは限りません。
この違いを知らないまま受けると、前のサロンで満足した経験があっても、別のサロンで同じ結果になるとは限らず、同じ名前なのに全然違うと感じやすくなります。
ここで重要なのは、施術内容そのものよりも同じものだと思っていたのに違ったという気持ちです。
名称の不統一が、騙された感覚を強める原因になっているともいえます。
施術後のケア不足で効果が早く落ちてしまうケース
施術そのものに問題がなくても、施術後の扱い方によっては、効果が早く落ちてしまうケースも珍しくありません。
その結果、逆に傷んだ気がすると感じてしまう方もいるのも事実です。
特に、パーマ、縮毛矯正、ヘアカラーなどと一緒にトリートメントをした場合は注意しましょう。
こうした施術の直後は、髪の中で成分がまだ落ち着ききっていない可能性があるため、強い洗浄力のあるシャンプーを使った場合や、摩擦の影響を受けやすくなります。
一方で、トリートメント単体の施術であっても安心しきれません。
施術当日に洗浄力の強いシャンプーを使って強くこすってしまうと、補った成分が流れてしまうリスクすらあるからです。
以下のように、不満につながりやすい行動もあるので注意しましょう。
- 不満につながりやすい行動の一例
-
- 洗浄力の強いシャンプーをすぐ使う
- ぬれた髪を強くこする
- 乾かさずに寝る
- アイロンやコテを高温で何度も当てる
施術後のケアまで含めて仕上がりが決まるため、ホームケアが合っていないと、施術の良さを感じにくくなります。
ここで不満を感じた方には、これから紹介するホームケアの方法をチェックしてみましょう。
なお、パーマ後のダメージや失敗が気になる方は、以下の記事を参考にしてみてください。
※参考:よくあるパーマの失敗は?原因に合わせた対策でチリチリ&ゆるすぎを解決
髪質改善トリートメントが向いている人と向いていない人の特徴
髪質改善トリートメントは、どんな髪悩みにも合う施術ではありません。
満足しやすい人には共通点があり、逆にミスマッチが起こりやすい人もいます。
少しでも不満を残さないためにも、何を改善したいのかをはっきりさせるようにしましょう。
向いている人:「扱いやすさ」を上げたい人に合いやすい
髪質改善トリートメントが向いているのは、髪の形を大きく変えたい人というより、今の髪をもう少し扱いやすくしたい人です。
例えば、次のような悩みがある方は、挑戦しても不満を感じにくいのはないでしょうか?
- 髪質改善トリートメントが向いている人の特徴
-
- 湿気で広がりやすく、まとまりにくい
- エイジングによるうねりやパサつき、ごわつきが気になる
- ツヤが出にくく、手触りが硬い、ザラつきを感じる
- 毎日アイロンをしているが、少しでも扱いやすくしたい
- ただし、縮毛矯正のような真っすぐさまでは求めていない
共通しているのは、くせ毛特有のうねりをなくしたいというより、質感を底上げしたいという目的です。
こうした方は、髪質改善トリートメントの考え方と合いやすいといえます。
また、1回で完成させるというより、回数を重ねながら髪質を整えていくイメージを持てる人のほうが、満足しやすいでしょう。
髪の状態を見ながら少しずつ整えていく施術だと理解していると、期待とのズレも起こりにくくなります。
向いていない人:クセを真っ直ぐにしたい人や髪が極度に傷んでいる人
反対に、髪質改善トリートメントが向きにくい人もいます。
代表的なのは、強いくせをしっかり伸ばしたい方です。
例えば、濡らしてもくせの形があまり変わらない場合は、もともとの髪質によるうねりである可能性があります。
このタイプは、髪質改善トリートメントだけでは物足りません。
むしろ、縮毛矯正のほうが合いやすいのではないでしょうか?
また、ブリーチ直後や、髪が伸びる・切れるほどのハイダメージ毛の方も注意してください。
こうした髪は、施術の反応そのものが負担になりやすく、メニューによっては硬さやパサつきが出てしまいます。
酸熱系では、ダメージの少ない髪や硬い髪でも、逆にごわつきが出てしまうかもしれません。
- 髪質改善トリートメントが向いていない人の特徴
-
- 強いくせ毛をしっかり真っすぐにしたい
- 濡らしてもくせがおさまりにくい
- ブリーチ直後で髪の体力がかなり落ちている
- 1回で別人のような変化を期待している
- まとまり改善ではなく、一時的なツヤだけを求めている
このような場合は、髪質改善トリートメントより、縮毛矯正や補修メニューなど、別の選択肢を視野に担当美容師としっかり相談しましょう。
自分の髪に合うかどうかを見極める3つのチェックポイント
髪質改善トリートメントを考えている人は、次のような場合は注意しておきましょう。
- 自分の髪質に合うかわかるチェック項目
-
- うねりが濡らしてもあまり変わらない場合
- ブリーチ直後や、髪が切れやすいほど傷んでいる場合
- 真っすぐな仕上がりを強く求めている場合
この3つに当てはまると、髪質改善トリートメントでは満足しにくい可能性があります。
自分の髪の状態と仕上がりの希望を整理した上で、合うメニューを選んでください。
髪質改善トリートメントのデメリットと注意点
髪質改善トリートメントは、まとまりやツヤを出しやすい一方で、施術内容によっては注意したい点もあります。
特に髪質改善という名前だけで判断すると、想像していた仕上がりと違うとショックを受けてしまうかもしれません。
そのため、事前に中身を確認しておきましょう。
髪質改善はメニュー名が統一されておらず、サロンごとに中身が違う
そもそも、髪質改善が業界で統一された施術名ではありません。
美容室によって、一般的なトリートメントを指す場合もあれば、酸熱系の施術を指す場合もあり、ストレート寄りのメニューとして使われている美容室もあります。
そのため、同じ「髪質改善」という名前であっても、前の店では満足できたのに、他の店ではまったく満足できないといったケースも珍しくありません。
こうしたズレを防ぐには、メニュー名だけで決めないでください。
施術の種類、熱処理の有無、カラーやパーマ履歴に対応してもらえるかを事前に確認しておきましょう。
特に以下の点は、施術の種類によってリスクが大きく変わります。
薬剤や熱処理の選定次第では髪に負担がかかることがある
髪質改善トリートメントは「トリートメント」という名前がついていても、施術内容によっては薬剤や熱を使って髪に働きかけます。
そのため、髪質やダメージの状態に合わない方法を選ぶと、かえってパサつきや硬さが出てしまうかもしれません。
特に、ブリーチ履歴がある髪や、もともとダメージが強い髪は結果が安定しにくく、負担が出やすい傾向があります。
安全そうな名前だけで判断せず、自分の履歴をしっかり伝えた上で、今の髪に合う施術かどうかを相談しましょう。
ブリーチに限らず、カラー後のダメージや色落ちが気になる人は、あわせてこちらも参考にしてください。
※参考:ヘアカラーをしていて色落ちが気になる人はするべき方法3選!40代以上の人は特に必見
カラーの褪色や変色が起きる場合がある
髪質改善トリートメントでは、施術の種類によってはカラーに影響が出てしまったという事例もあります。
例えば、アルカリカラーを使ったヘアカラーです。
酸熱トリートメントのように酸性の薬剤を使う施術では、色を染めた髪が変色したという話をよく耳にします。
一方で、施術中の洗浄やアイロンの熱によって、ヘアマニキュアや塩基性カラーが薄くなったという話も聞いたことはないでしょうか?
もちろん、すべての施術で強い色落ちが起きるわけではありませんが、髪はきれいになったのに色が変わったと感じる原因にはなりやすい部分です。
- 確認するべき人
-
- カラーをしたばかりの人
- 色味をしっかり残したい人
上記に当てはまる方は、同時施術ができるか、どの程度影響が出る可能性があるかを事前に確認しておきましょう。
特に、白髪染めからヘアマニキュアに切り替えている人は、仕組みの違いもあるため注意しててください。
※参考:白髪染めをやめてヘアマニキュアは危険?デメリットが怖いなら○○に相談後に使って
パーマのカールが弱くなることがある
髪質改善トリートメントの内容によっては、パーマのカールが弱くなるだけでなく、デザインが変わってしまう可能性があります。
特に酸熱トリートメントのように髪の内部に働きかける施術をする場合は注意してください。
場合によっては、カールがゆるくなってしまうからです。
また、強いコーティングが続くと、すぐにカールが取れるわけではなくても、その後のパーマがかかりにくくなるといった事例も少なくありません。
反対に、一般的なシステムトリートメントだけであれば、パーマへの影響は出にくいでしょう。
パーマを残したまま手触りだけ整えたい人は、施術前にカールは残したいと伝えておいてください。
先に希望を共有しておけば、薬剤や工程を調整できる場合があります。
継続が前提になりやすく、年間のコストが想像以上にかかる
髪質改善トリートメントは、1回でも手触りやまとまりが変化と感じる方もいるのは事実です。
ただし、質感を安定させたい場合は、何度か続けながら整えていくといった手法を取り入れる美容室もあります。
そのため、単発の価格だけを見て判断するのはやめておきましょう。
実際には定期的に通って髪質に変化を感じられるケースが多いため、年間の費用がいくらなのか計算しておくと安心です。
例えば、2〜3か月おきに続けると年に4〜6回ほど通う計算になります。
また、酸熱系など一部のトリートメントは短い間隔で繰り返すのが向かない施術もあるため、担当美容師と相談しながら決めるのが安心です。
髪質改善トリートメントの効果を長持ちさせるホームケアの方法
髪質改善トリートメントは、施術を受けた直後だけでなく、その後の扱い方でも持ちが変わりやすいメニューです。
せっかく整えた質感をできるだけ保つためには、毎日のシャンプーや乾かし方、熱の当て方まで見直しておきましょう。
施術後すぐのシャンプーは避けたほうがいい理由
施術直後の髪は、浸透した成分や仕上がりがまだ安定しきっていません。
それは、すぐにシャンプーをすると、せっかく整えた質感が落ちやすい状態だからです。
よく24時間は洗わないほうがいいと言われますが、すべての施術で同じ時間を断定できるわけではありません。
ただ、髪の状態が落ち着くまでにはある程度の時間が必要と考えておくほうが無難です。
どうしても洗いたい時は自己判断せず、まずは担当美容師に相談しておくと間違いありません。
軽く流すだけでよい場合もあるため、施術当日の扱い方は確認しておいてください。
すぐ取れたと感じる原因が、この直後のケアにあることも少なくありません。
シャンプーは洗浄力の弱いものを選び、洗い方も見直す
日常の中で差が出やすいのが、シャンプーの選び方です。
洗浄力が強すぎるものは、髪表面の保護や補修成分を落としやすいため、髪質改善後はアミノ酸系や低刺激タイプのような、やさしく洗えるものを使いましょう。
また、美容室で勧められたホームケア商品があるなら、まずはその方針に合わせるのもひとつの方法です。
施術内容に合わせて選ばれていることが多いため、持ちを安定させやすくなります。
洗い方も大切です。お湯は熱すぎない温度にして、爪を立てずに頭皮をやさしく洗いましょう。
髪同士を強くこすり合わせる洗い方は、摩擦で手触りを悪くしやすいため避けたほうが安心です。
洗い流さないトリートメントを毎日使って髪を守る
髪質改善トリートメントの後は、乾燥や摩擦、紫外線、熱の影響で質感が崩れやすくなります。
そこで毎日のケアとして取り入れたいのが、洗い流さないトリートメントです。
ヘアオイルやヘアクリームを使うと、髪の表面を保護しやすくなり、パサつきや広がりを抑えやすくなります。
特にドライヤー前は、熱から守るタイプを使うとケアしやすいでしょう。
髪に付ける時には、乾燥しやすい毛先を中心になじませるのが基本です。
根元までたっぷりつけると重く見えやすいため、量は少しずつ調整して付けてみてください。
ドライヤーの乾かし方で持ちが変わる
髪質改善をした後は、自然乾燥を避けて、できるだけ早めにドライヤーで乾かしましょう。
濡れている時間が長いとキューティクルが開いた状態が続きやすく、手触りの低下にもつながります。
乾かす時には、まずタオルドライでしっかり水分を取ってから髪を乾かしてください。
その後は根元から乾かし、中間、毛先の順に仕上げると効率よく髪を乾かせます。
最後に冷風を軽く当てると表面にあるキューティクルが整いやすくなるため、ツヤ感も出しやすくなっておすすめです。
毎日の工程ですが、この積み重ねがトリートメントの持ちをよくします。
持ちを悪くしやすいNG習慣を減らす
逆に、髪質改善トリートメントの持ちを悪くしやすい習慣もあります。
特にセルフカラーの繰り返し、高温アイロンの多用、紫外線対策をしないようにしてください。
セルフカラーは髪への負担が大きくなりやすく、せっかく整えた質感が崩れる原因になります。
カラーを続けたい場合は、できるだけ美容師に相談しておきましょう。
また、ヘアアイロンを高温で何度も当てると、熱ダメージが蓄積しやすくなります。
温度は高くしすぎず、120〜140度程度を目安にして必要なところだけ使う意識が大切です。
紫外線も乾燥やパサつきの原因になるため、外にいる時間が長い日は帽子やUVスプレーを使ってください。
毎日のケアは、次の3つを意識すると続けやすくなります。
- 普段のケアで意識するべきポイント
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- 洗いすぎない
- 熱を当てすぎない
- 乾燥と紫外線を防ぐ
この3つを意識しておくと、髪質改善トリートメントの仕上がりを保ちやすくなります。
髪質改善トリートメントは「目的と髪質の見極め」で結果が変わる
髪質改善トリートメントは、どんな髪にも同じように合う施術ではありません。
強いくせを真っすぐにしたい方より、広がりやパサつき、手触りの硬さを整えたい方のほうが、効果を感じやすい傾向があります。
さらに、髪質改善という名前であっても、施術内容は美容室ごとに異なるため、薬剤や熱処理の有無、カラーやパーマ履歴との相性を事前に確認しておきましょう。
施術後のホームケアまで含めて見直しができれば、仕上がりの持ちも変わりやすくなります。
自分の髪の状態と目的に合った方法を選ぶようにしてください。
ライター:メガネ
美容師として8年以上勤務。薬剤で手荒れがひどくなり、美容師を辞めて現在はWebライター。地元で美容室を経営しつつ、Webの知識で集客も行っています。
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