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傷んだ髪になりやすい人を知ってる?ケアの方法と唯一の予防法

2024年8月3日

放置された傷んだ髪は清潔感を失い、見た目のイメージもよくありません。第一印象を左右する髪は、美しい状態を保ちたいものです。
そこで、髪が傷みやすい方こそ、予防法を知って髪へのダメージを抑えることが大切です。髪は一度ダメージを受けると元に戻せません。だからこそ予防に力を入れることが重要なのです。

髪が傷む仕組みと原因

髪の毛には、キューティクルという部分があり、これがダメージを最小限に抑えてくれます。
しかし、髪が傷むとキューティクルの機能が低下してしまうので注意が必要です。ダメージが少ない時は、キューティクルが引き締まって内部成分の流出を防いでくれます。反対に、ダメージが深刻になるとキューティクルが開いてしまい、隙間から髪の内部の必要な成分が流出し、髪の乾燥を悪化させてしまいます。
髪がゴワゴワしている時は、髪のダメージを意識するタイミングです。原因については別の記事で詳しく紹介しています。

※参考:ゴワゴワの髪の毛をサラサラにすることは可能?普段のセットを楽になる方法

傷みやすい髪質

髪の傷みを感じる前の予防こそが、理想的なヘアケアです。傷みやすい髪質の状態を把握し、早めにヘアケアの意識を高めることが大切です。

傷みやすい髪質の特徴
  • 細くなった髪質
  • 乾燥しやすい髪質

少しでもこれらの特徴に当てはまる場合は、髪を美しく保つための対策を始めましょう。

細くなった髪質

まず、髪が細くなったと感じる方は、髪が傷みやすくなっていると考えられます。髪そのものが細くなると、ヘアケアの効果を実感しにくくなります。キューティクルや髪内部の成分が、太い髪よりも少ない状態になっているからです。

髪が細くなる原因は人によって様々で、一概には言えません。しかし、髪を作り出すのは体の中です。細毛になる原因の一つは、エイジングによるものだと言われています。日々のスカルプケアを怠らず、細毛の進行を止めることが大切です。

※参考:これはエイジングヘア?髪質に変化がある時ほど生活習慣と髪型選びの見直し

エイジングヘアとは、簡単に言うと加齢によって生えてきた髪のことです。髪が正常に成長できないため、細毛が進行している可能性があります。頭皮の状態をケアしながら、食事や睡眠、運動まで幅広く習慣を見直すことをおすすめします。

乾燥しやすい髪質

細毛でなくても、傷みやすい髪質はあります。それが乾燥した髪です。乾燥した髪は、外部の刺激から守る皮脂が不足しています。

健康的な髪の水分量は10%以上です。何らかの原因でそれを下回ると、パサつきを感じやすくなります。

毛先に引っ掛かりを感じる方はいませんか?それは乾燥した状態の一つだと考えられます。

※参考:髪の毛のパサパサは治すことができる?原因からわかる本当の対策を掲載中

エイジングヘアになるだけでも、毛先にパサつきを感じることがあります。また、美容室での施術を繰り返すと、ちょっとした刺激で乾燥しやすくなることも少なくありません。

スカルプケアだけでなく、ヘアケアも丁寧に行いましょう。それだけでも髪を潤いのある状態に保ち、美しい状態を長持ちさせることができます。

傷んだ髪をケアする方法と注意点

繰り返しになりますが、一度傷んでしまった髪を元に戻すことはできません。できるだけ髪のダメージを最小限に抑え、予防の意識を高く持つことが大切です。

傷んだ髪の注意点
  • 今以上に髪を回復させることはできない!予防に力を入れることが大事!

しかし、傷んだ髪をケアすること自体はできます。補修するといえば分かりやすいでしょうか。これから紹介する方法を意識できれば、今以上のダメージ毛にはなりません。

少なくともこれから紹介する方法は、ヘアケアの基本です。難しくないので気軽に取り入れてみてください。

シャンプーやトリートメントを見直す

傷んだ髪を悪化させないためには、今使っているシャンプーやトリートメントを見直すことが大切です。シャンプーは皮脂汚れをきれいに洗い流すためのアイテムです。トリートメントは髪の補修をするためのアイテムで、傷んだ髪をケアするのに適しています。

それぞれの役割
  • シャンプー:マイナスのケア
  • トリートメント:プラスのケア

どちらも傷んだ髪を美しい状態に保つために重要なポイントとなります。

シャンプー

シャンプーで傷んだ髪をケアするためには、使われている洗浄成分をチェックすることをおすすめします。

洗浄成分は皮脂汚れを洗い流す役割があり、シャンプーの主要成分となっています。 成分表では、水の次に表記されることがほとんどです。その中でもアミノ酸系洗浄成分が主成分のシャンプーを選ぶと、髪や頭皮に必要な皮脂が残ります。ダメージの予防に適した成分だと言えるでしょう。

ただし皮脂が多くてべたつく場合は、洗浄力が適度に強い洗浄成分を選ぶことをおすすめします。

トリートメント

トリートメントは、毛先の補修のために使うアイテムです。傷んだ髪を気にする方にとっては、誰もが意識するアイテムではないでしょうか。

補修成分が多く含まれていれば、傷んだ髪でも比較的しっとりさせることができます。保湿成分も多く含まれていれば、さらに毛先をしっとりさせたい時にも重宝するでしょう。

ただし特別なトリートメントでない限り、頭皮に付けないよう注意しましょう。この点さえ気をつければ、トリートメントを使っても大きな失敗はなくなります。

お風呂から出てからのドライヤーは必須

自然乾燥をしないことも傷んだ髪を悪化させない大切なポイントとなります。

自然乾燥とは、ドライヤーを使わずに髪を乾かすことです。髪は湿気に弱いため、すぐに髪を乾かす意識が大切になります。

※参考:自然乾燥は髪が傷む?ドライヤーを使ったほうがいいとわかるデメリットを公開中

お風呂から出たら、できるだけ早くドライヤーを使って髪を乾かしましょう。ドライヤーを使う場合、熱風が出るため、極端に近い距離で髪を乾かすのは避けましょう。15cmほど距離を置いてドライヤーを使えば、髪を傷めずに乾かすことができます。

ヘアアイロンを毎日使うなら美容室で施術

ヘアアイロンは、熱によって髪の形を変えるアイテムです。しかし髪は熱に対して弱いため、毎日使い続けると強い傷みを感じてしまいます。髪が細くなってきた方ほど、特に注意が必要です。

※参考:軟毛でもアイロンを使っていい?おすすめの髪型と選び方もまとめてみた

とはいえ、アイロンなしで髪をセットできない方も少なくないでしょう。そこで、普段のセットではアイロンを使わないことをおすすめします。その代わりに、美容室で縮毛矯正やパーマをかけてもらい、アイロンの使用頻度を減らす努力をしてみてください。これがアイロンで傷んだ髪を最小限に抑える唯一の方法です。

美容室での施術はダメージの少ないものを選ぶ

さらに、美容室での施術は頻繁に続けないことも大切です。それは、美容室での施術は薬剤を使うからです。美容室にある薬剤はアルカリ性のものが多く、弱酸性である髪にとってはダメージの原因の一つとなります。

形を整える意味では、美容室での施術は魅力的ですが、頻度を考えて利用しましょう。1ヶ月に1回は多すぎるので、せめて3か月に1回程度の頻度を守ることをおすすめします。縮毛矯正やパーマだけでなく、白髪染めに関しても同じです。

※参考:髪に優しい白髪染めを使ってサラサラヘアをキープ!白髪も予防できる一石二鳥のやり方

今以上の傷んだ髪にさせないためにも頭皮のケアも必須

傷んだ髪を今以上に悪化させないためには、日頃から行うヘアケアだけでなく、スカルプケアも大切です。これから生えてくる髪が、今以上に細くならないための予防が重要だからです。

さらに傷んだ髪が元に戻せないため、ヘアケアで髪を補修しながら、今以上にダメージを悪化させない努力も大切です。ヘアケアとスカルプケアの両方を毎日続けられれば、傷んだ髪が悪化しにくくなるでしょう。

ご参考になれば幸いです。

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