帽子をかぶると抜け毛が多くなるのはデマ？薄毛の真実を淡々とまとめてみた

薄毛

2023年6月17日

帽子をかぶると抜け毛が増えるから、あまり使いたくない…。
このように不安を感じて、帽子から距離をおいている人はいると思います。

確かに帽子で抜け毛が増えたという声はありますが、実際のところ、そこまで気にする必要はありません。
むしろ帽子をかぶるのは、薄毛の人でももっとポジティブに捉えていいものです。

その理由についてまとめてみたので、薄毛で悩んでいる人はチェックしてみてください。
とはいえ、帽子をかぶる時には注意点もあります。
抜け毛を増やしたくない人も要チェックです。

結論：帽子を被ったところで抜け毛が増える心配なし！

帽子をかぶったからといって、直接的に抜け毛が増えるわけではありません。
そのような研究データもないので、深く気にする必要はないでしょう。

抜け毛が気になる人は、様々な情報で敏感になるものです。

※参考：抜け毛がひどいと感じる女性は冷静に！病院に行く前に確認するべきポイント

とはいえ、帽子は良くないイメージがあるのは確かです。
そのあたりの理由についてまとめてみたので、さらに帽子について詳しく見たい人は参考にしてみてください。

薄毛で心配ならむしろ帽子を被ったほうがいい！

まず、帽子についてネガティブに捉えている人は、その逆に考えてもいいくらいです。
帽子をかぶって外に出ることは、プラスに捉えてしまいましょう。
その理由は「紫外線」です。

紫外線は、頭皮に炎症を起こしてしまうもの。帽子でカバーできてしまうので、むしろ持ち出してかぶったほうがいいでしょう。

黒色の帽子を被った場合、紫外線を99％カットするという数字もあります。
抜け毛を予防できるアイテムなので、積極的に活用してください。

ただし使い方に注意しないと、上記で紹介したように、帽子で抜け毛を増やしてしまう原因を作ってしまうケースもあります。
リスクがゼロではないので、具体的な使い方についても知っておいたほうが無難です。

なぜ帽子を被ったら抜け毛が増えると言われているのか？

そもそも、帽子をかぶったら抜け毛が増えると言われるのは、なぜなのか知っているでしょうか？
じつは直接的な原因ではないにしろ、間接的に抜け毛が増える可能性があるからです。

帽子で抜け毛が増えると言われる原因

頭皮が蒸れて雑菌が繁殖する
摩擦で頭皮が荒れる
帽子の締め付けで血流が悪くなる

上記のように、使い方を間違えると、抜け毛が増えてしまいます。
できる限り、原因に合わせた使い方をしないようにしましょう。

原因①頭皮が蒸れて雑菌が繁殖する

まず、最も帽子で抜け毛が増えるリスクが高まるのは、「蒸れ」です。
汗などをかいたまま帽子をかぶり続けてしまえば、その汗や皮脂がエサとなり、雑菌が増えてしまいます。

ここでいう雑菌とは、頭皮にいる皮膚常在菌です。
この菌が増えてしまうと、頭皮の状態が乱れて、かゆみも発生してしまうケースも少なくありません。
汗や皮脂には、たんぱく質などが混ざっているので、増やす原因となってしまうわけです。

つまり、帽子で抜け毛が増えるのは、雑菌を増やさなければ帽子をかぶっても問題ありません。

原因②摩擦で頭皮が荒れる

帽子を使うとなれば、脱着の繰り返しで摩擦が発生してしまいます。
汗や皮脂で雑菌が繁殖するだけでなく、この摩擦でも抜け毛が増えるリスクを高めてしまうので注意しましょう。

もちろん、1回や2回程度の脱着は問題ありません。
何度も繰り返すと、頭皮が擦れて負担が大きくなります。
もちろん帽子を脱がないとしても、かぶったまま向きを変えるだけでも効果は同じです。
できる限り摩擦を発生させないように、脱着の回数を減らすか、かぶっている時間を減らすなどの工夫が必要になります。

原因③帽子の締め付けで血流が悪くなる

帽子をかぶったままだとしても、サイズが合っていない帽子をかぶってしまうと、その影響で抜け毛が増えてしまいます。
特に長時間帽子をかぶったままだと、血流が悪化してしまうからです。

髪の毛は、血液で必要な栄養を運んできてくれます。
それが遮断されてしまうと、頭皮にある機能が低下し、抜け毛が格段に増えるわけです。
なるべく帽子をかぶる時は、隙間に指が2本入る程度の余裕がある大きさを選びましょう。
一般的な選び方ですが、少なくともキツキツの帽子を、長時間かぶらないように意識してくださいね。