エポラコラムサイト

ヘアアイロン前につけるべき?熱から髪を守るスタイリング剤の正しい選び方と使い方

2025年12月16日

ヘアアイロンは毎日のヘアセットに欠かせないアイテムですが、一方で髪が傷みそうと不安を感じながら使っている方も多いのではないでしょうか?

以下では、そんなヘアアイロン前のスタイリング剤に関する疑問について、一つひとつ丁寧にお答えします。

なぜスタイリング剤が必要なのかという基本的な役割から、あなたの髪質に合った正しい選び方、そして特に迷いやすいヘアオイルを使うタイミングまで、網羅的にまとめました。

あなたの大切な髪を熱から守り、きれいな髪型を長く楽しむために、まずはヘアアイロン前にスタイリング剤が必要な理由から見ていきましょう。

ヘアアイロン前のスタイリング剤は熱から髪を守るのに必要!

「ヘアアイロンの前には、何かつけた方がいいの?」と疑問に思っている方も多いかもしれません。
結論からお伝えすると、きれいな髪をキープするためには、ヘアアイロン前のスタイリング剤は必要です。

高温になったヘアアイロンは、髪にとって大きな負担となります。
スタイリング剤を使用すれば、髪の表面に保護膜を作り、熱ダメージから髪を守る重要な役割を果たしてくれるからです。
以下では、その必要性と具体的な役割について解説します。

スタイリング剤が持つ3つの主な役割

ヘアアイロン前に使うスタイリング剤には、大きく分けて3つの働きがあります。

主な役割
  • 熱ダメージの軽減(ヒートプロテクト)
  • 保湿とパサつきの抑制
  • ヘアセットの持続性を高める

最も重要なのが、熱ダメージの軽減です。

髪の主成分であるたんぱく質は熱で硬くなる性質がありますが、スタイリング剤が表面をコーティングすることで、直接伝わる熱をカバーしやすくなるでしょう。

また、アイロンの熱による水分の蒸発を抑え、パサつきを防ぐ効果も期待できます。
さらに、熱を利用して形を記憶させる成分が含まれているケースも多く、髪型をキープさせるために使うのもおすすめです。

スタイリング剤を付けずにアイロンを使った場合のリスク

もし、何もつけずに乾いた髪へ高温のヘアアイロンを当て続けると、どうなるのでしょうか?

髪は必要な水分まで奪われ、内部のたんぱく質が変性を起こしやすくなります。
これは、パサつきがひどくなるだけではありません。
さらに髪が硬くなり、枝毛や切れ毛ができる直接的な原因となってしまうでしょう。

わかりやすく例えるなら、熱いフライパンに油をひかずに食材を置くようなものです。
食材がすぐに焦げ付いてしまうように髪も無防備な状態で熱にさらされれば、深刻なダメージを受けてしまいます。

そこで、ヘアアイロン前にスタイリング剤をつけましょう。
この方法だけでも、髪を守るための大切な準備となります。

ただし、いくら保護剤を使用したとしても、毎日高温でアイロンを使い続ければ、ダメージが蓄積することに変わりはありません。
毎日の使用リスクについては、以下の記事も参考にしてください。

※参考:ヘアアイロンを毎日使うのはダメ?毛先のトラブルが起きるリスクが高まるのは間違いなし

ヘアアイロン前に使うスタイリング剤の選び方

ヘアアイロン前のスタイリング剤には多くの種類があり、どれを選べば良いか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?

選び方の基本は、以下の3つを意識する点にあります。

選び方の基本
  • 製品の形状(タイプ)
  • 目的と髪質
  • パッケージの表記

ここからは、自分にぴったりの一本を見つけるためのポイントを順を追って解説します。

3つのタイプで選ぶ

まずは、スタイリング剤の形状から絞り込みましょう。
大きく分けて3種類があり、それぞれ仕上がりの質感が異なります。

スタイリング剤の形状ごとの種類
  • ヘアミスト:水のような軽いテクスチャーが特徴。髪全体に馴染みやすく、軽やかな仕上がりになる。
  • ヘアミルク:水分と油分をバランスよく含んでおり、髪をしっとりとまとまる上にやわらかく仕上がる。
  • ヘアオイル:油分が主成分。髪にツヤ感や濡れ感が欲しい場合に最適。しっとりとした重みのある仕上がりとなる。

まずは、ご自身の好みの仕上がりや使い心地に合わせて、どのタイプにするかを選んでみてください。
髪の広がりを抑えたい方は、以下の記事も参考にしてスタイリング剤を探してみましょう。

※参考:髪の毛の広がりを抑えるスタイリング剤があるの知ってる?選び方や使い方には要注意

「目的」と「髪質」で選ぶ

タイプがある程度決まったら、次は目的に合わせてより具体的な製品を選んでいきましょう。

目的別の選び方
  • 熱ダメージを最優先で防ぎたい:γ-ドコサラクトンなどのヒートプロテクト成分が配合されたものを選ぶ。
  • ダメージ補修もしたい:加水分解ケラチンなどの補修成分入りがおすすめ。髪の内部に浸透し、ケアしながらヘアセットができる。
  • スタイリングをキープしたい:カールやストレートを長持ちさせたい場合は、セット成分が含まれているか確認する。

以下は、髪質に合わせた選び方です。

髪質別の選び方
  • 細い髪・猫っ毛の方:重いオイルなどは髪がペタッと潰れやすい。軽い仕上がりのミストやミルクがおすすめ。
  • 太い髪・硬い髪・乾燥毛の方:広がりやパサつきを抑えるため、保湿力の高いしっとりタイプのミルクやオイルがおすすめ。

猫っ毛でアレンジやスタイリングにお悩みの方は、こちらの記事もぜひご覧ください。

※参考:猫っ毛の人が満足しやすいヘアアレンジは?おすすめのスタイリング剤も公開中

【実践】ドラッグストアで探す場合のコツ

自分に合うタイプや成分がわかったところで、実際にドラッグストアで商品を探す際のコツを紹介します。

まずは製品の表面にあるキャッチコピーを確認しましょう。
以下のような表記があるものが目印です。

パッケージの表記から探す
  • ヘアアイロン用
  • ヒートプロテクト
  • 熱ダメージ軽減

ストレート用やカール用など、作りたい髪型に合わせた表記も参考になります。

次に、パッケージ裏面の成分表示をチェックしてみてください。

成分表示から探す
  • 熱対策:γ-ドコサラクトン、メドウフォーム-δ-ラクトン
  • 補修:加水分解ケラチン、加水分解シルク
  • 保湿:グリセリン、各種オイル成分

先ほど解説したこれらのキーワードが含まれているか確認しておくと、より目的に合ったアイテムを選べます。

毎日使うものなので、無理のない価格帯や好みの香りである点も大切です。

香りはフローラルやシトラスなど様々ですが、職場や学校で使うなら、他の香りを邪魔しない無香料タイプも試してみましょう。
テスターがあれば、ベタつきなどの使用感も確認してみてください。

ヘアアイロンの前と後?正しいヘアオイルの使い方

スタイリング剤の中でも、特にヘアオイルはアイロンの前につけるべきか、後につけるべきか悩む方が非常に多いアイテムです。
間違った使い方をすると、かえって髪を傷めてしまう可能性もあるため、正しい知識を身につけましょう。

ヘアアイロン「前」にオイルを使う場合の注意点

ヘアアイロンの前にヘアオイルを使う場合、必ずヘアアイロン専用、またはヒートプロテクト処方の製品を選ぶ必要があります。
これが最も重要な注意点です。

ヘアオイルの使う前の注意点
  • OKなオイル:ヒートプロテクト成分配合のものや、パッケージにヘアアイロン用と明記されたオイルを使用する。
  • NGなオイル:上記以外の一般的なヘアオイルは避ける。

なぜ、一般的なヘアオイルはNGなのでしょうか?
それは、一般的なオイルをアイロン前に塗ってしまうと油分が高温で過熱され、髪を揚げているような状態になる恐れがあるからです。

髪内部の水分まで蒸発させてしまい、深刻なダメージの原因になりかねないため、使用は控えましょう。

ヘアアイロン「後」にオイルを使うのが基本的な使い方

多くの保湿やツヤ出しを目的としたヘアオイルは、ヘアアイロンの後に使うのが最も一般的で推奨される使い方です。
アイロン後のオイルには、主に2つの役割があります。

アイロンの後の付けるヘアオイルの役割
  • 保湿ケア:アイロンの熱によって失われた髪の水分や油分を補い、乾燥やパサつきを防ぐために使う。
  • ツヤ出しと仕上げ:髪の表面をコーティングし、ヘアセットの仕上げとしてツヤを与えるために使う。

ヘアアイロンで髪のセットを終え、髪の熱が少し冷めてからなじませましょう。
特にパサつきが気になる毛先を中心につけると、きれいに仕上がります。

結論:オイルは「目的」に応じて正しく使い分ける

上記で紹介した内容のまとめとして、ヘアオイルで迷わないための結論をお伝えします。

ヘアオイルで困らないためのポイント
  • 熱から髪を守りたい場合:アイロンの前に、ヒートプロテクト専用のオイルを使う。
  • 髪を保湿したい・ツヤを出したい場合:アイロンの後に、一般的な保湿・スタイリング用のオイルを使う。

お手持ちのオイルがどちらのタイプなのか、またご自身の目的はどちらなのかを確認し、正しく使い分けてください。

熱ダメージを「保護」するだけでは不十分?髪の「根本補修」ケアの重要性

これまでは、ヘアアイロンの熱から髪を守る保護について解説してきました。
しかし、きれいな髪をキープするためには、表面的な保護だけでは不十分な場合があります。

ここでは、ダメージに負けない髪を育むための根本的な補修の重要性と、おすすめのケアアイテムをご紹介します。

スタイリング剤での「保護」と「補修」は違う

これまでの章で紹介したヘアアイロン前のスタイリング剤は、熱から髪を守る保護が主な役割です。

しかし、いくら保護をしていても、毎日ヘアアイロンを使用した場合、髪の主成分であるたんぱく質は少しずつダメージを受けてしまいます。

熱に負けない本当に強い髪を目指すには、表面を守るだけでなく、失われた成分を内側から補修しましょう。
髪をきれいにキープするためには、このケアの意識が欠かせません。

毎日の熱ダメージケアに「エポハリツヤケラチンエッセンス」

ケラチンというたんぱく質は、髪の主成分の大半を締めています。
しかし毎日のヘアアイロンの熱は、この大切なケラチンを変性させ、最悪の場合は流出させる原因になりかねません。

そこで、失われた成分を補う根本ケアとしておすすめなのが「エポハリツヤケラチンエッセンス」です。

このエッセンスには、役割の異なる2種類のケラチンが高濃度で配合されています。
ダメージを受けて空洞化してしまった髪の内部に浸透し、内側からしっかりと集中補修できるのが特徴です。

表面をコーティングするだけでなく、髪の土台そのものを整えることで、本来のハリやツヤを取り戻し、熱ダメージにも負けないしなやかな髪へと導きます。
毎日のヘアセットを楽しみ続けるためにも、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?

※商品詳細:エポハリツヤケラチンエッセンス

正しいケアで熱ダメージを恐れず、毎日のヘアセットを楽しもう

ヘアアイロンは、日々のヘアセットに欠かせません。そんなアイテムですが、どうしても熱によるダメージのリスクは伴います。

しかし、アイロン前に適切なスタイリング剤を使用し、髪を保護できれば、その負担を軽減し、きれいな仕上がりをキープできるでしょう。

ご自身の髪質や目的に合ったスタイリング剤を選び、さらにケラチンなどでの根本補修も取り入れながら、健康的な髪でヘアセットを楽しんでください。

もし、スタイリング剤やケアをしても、アイロンによるくせ、うねりの根本的な扱いにくさに悩んでいるなら、ヘアアイロンだけに頼らない方法もあります。

※参考:ダメージが気になる人ほどくせ毛カットがおすすめ!手入れも楽な髪型のポイント

Related Posts
関連記事

メニュー
epauler公式ショップ