健康寿命は10歳長く、見た目年齢は10歳若く。
皆様の人生が明るく・楽しく・前向きなものになるような、セルフケア習慣を提案するエポティブな健康手帖。今回は、毎日使う調味料についてです。
1)調味料にこだわる
お金と手間のかかる無添加食材。身体に良いということは分かっているけれど、使う食材全てを切り替えて、さらに継続するのは、なかなかハードルが高いですよね。
そこでおすすめしたいのが、毎日使う調味料を無添加で上質なものに変えること。基本調味料の『さしすせそ』を変えるだけで、自然と添加物の摂取量を減らすことができます。無添加調味料をストレスなく続けられたら、今度は油を、次は食材を…とストレスなくステップアップしましょう。
『さ』(砂糖):茶色のものを選ぶ
ミネラル豊富な黒糖・きび砂糖・てんさい糖・ココナッツシュガーなど、精製されていない茶色いものを選びましょう。てんさい糖やきび砂糖はクセが少ないので白砂糖の代わりとして使えます。
『し』(塩):天然のものを選ぶ
天日塩、海塩、岩塩などの天然塩(自然塩)を選びましょう。精製塩は作られる工程でミネラル分がほとんど取り除かれていますが、天然塩は塩味のほかに旨みや甘みがあり、少量で食材に味をつけられるため、減塩中の人にもおすすめです。
『す』(酢):国産・化学調味料不使用を選ぶ
原材料が国産であること、加えて米のみ・玄米のみなど、シンプルなものを選びましょう。原材料にアルコール(酒精)が入っていないものが望ましいです。昔ながらのシンプルな純米酢は、深いコクと旨み、まろやかな酸味があります。
『せ』(醤油):本醸造を選ぶ
原材料が大豆、小麦、食塩のみのもので、大豆は国産で遺伝子組み換えではないものを選びましょう。こだわりの原材料と昔ながらの製法で丁寧に作られた醤油は、深いコクと芳醇な香りで、毎日の食卓をより豊かにしてくれます。
『そ』(味噌):生味噌を選ぶ
非加熱・生味噌と書いているものを選びましょう。身体に良い味噌は「菌が生きている」味噌!生きた菌は腸内環境を整えたり、病気の予防にも一役買ってくれます。原材料は国産の大豆、塩、米や麦の麹のみ。アルコール(酒精)が含まれていない天然醸造のものがおすすめです。
2)原材料表示をみる
みなさんが使っているお醤油・お味噌にはどんな原材料が使われているでしょうか?買い物カゴに入れる前に見てみましょう。
3)油の酸化について
健康のためには油の「質」が大切。原材料の違いや抽出方法など、選ぶポイントは様々あります。油は未開封であっても空気・光・熱の影響を受けて酸化していきます。油は生鮮食品と言う人もいるほど「新鮮さ」が重要で、どんなに体に良い油でも酸化してしまったものはむしろ健康を害してしまいます。大容量のものをずっと使い続けるのではなく、短い期間で使い切れるサイズを購入しましょう。
質の高い調味料を使えば、いつもの料理がより一層おししくなり、健康にも良い影響を与えてくれます。