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〈epoの本棚〉ホリスティック・ヘルス&ビューティな3冊

2022年7月1日


みずみずしい言葉や新しい知識に触れる読書のひとときは、心の栄養となって内面の美しさを育みます。今回は、心身を前向きにするセルフメンテナンス「ホリスティック・ヘルス&ビューティ」な3冊を、ブックカフェ〈ROUTE BOOKS〉の石川 歩さんに選書いただきました。

中谷美紀さんや高山なおみさんらの“日常”がヒントに

「ハウツーを知るだけでなく、気分が上がったり、楽になったりと、心の栄養にもなる3冊を選びました。」(選書:石川 歩さん)

左:『オーストリア滞在記
中谷美紀 著
825円(税込)/幻冬舎文庫

女優・中谷美紀さんがドイツ人の夫とオーストリアの田舎で生活する日常を綴った、ユーモアあふれる日記エッセイ。
異国の地でドイツ語の習得に奮闘するなど、何気ない日記のなかに、くじけずにトライし続ける、中谷さんの芯の強さや生命力の輝きを感じます。

中:『自炊。何にしようか
高山なおみ 著
2,200円(税込)/朝日新聞出版

料理家・高山なおみさんの一人暮らしの様子が垣間見える、飾らないレシピを収録。眺めるだけでも楽しい一冊。
「コトコト大豆を煮るなど、手を動かして“食”と向き合うひとときは、体の健康のためだけでなく、心の癒しにもなるとのだとこの本から教わりました。」

右:『体操をつくる』
川崎智子・鶴崎いづみ 著
1,870円(税込)/観察と編集

整体指導者・川﨑智子さんのワークショップで参加者が悩みを持ち寄り、それを元に、実際に体操を作る様子を記録。
「例えば『心を潤す体操』は、手のひらに水をため、あたためて皮膚に広げます。乾いて冷たい手が潤うと心も潤うことが解説されていて、深く納得。」

誰かが薦めてくれた本がきっかけで、気付いていなかった、自分の新しい芽が育つことも。今回紹介したのは、読み進めるうちに、日常生活や飾らない食事、所作の一つひとつ……と、すぐそばにある何かが大切に思え、心身が整うような3冊。気になったものがあれば、ぜひお手に取ってみてください。

profile

ROUTE BOOKS 石川 歩さん

ベストセラーから小規模出版社の本まで、視点が変わるような多様性のある本を揃えた、ブックカフェの選書担当。https://route-books.com

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