環境を壊さず、大切な資源を使い過ぎず、誰一人取り残さず、次の世代も豊かな地球で平和に暮らしていけるようにーー。今、世界全体で目指しているサステナブルな社会実現へ向け、エポラ社でも、自分たちにできることから取り組みを始めています。前編・後編に分けて、epoらしいSDGsを推し進める「サステナブルプロジェクト」をご紹介。
“目の前の消費と資源”から考える
「目標は、2025年までに愛媛県で最もサステナブルな企業になること!
我々の自己満足ではなく、“エポラ=サステナブル”と
皆さんに周知していただくところまでが、目標です」
声高らかに話すのは、「サステナブルプロジェクト」チーム。
7名で構成されたメンバーは、情報交換をしながら、“地球のためにできること”を日々模索し、実行しています。
エポラ社は通信販売の会社です。商品を作り、ご注文いただいたら、梱包して配送。そして、研究開発や製造にもエネルギーを使います。資源やエネルギーは、大切にしていきたい地球の財産ですが、会社を運営することや生きることは、消費と切り離せないのが現実です。そして毎日は地続きで、消費の影響は積み上がっていくもの。
ならば…、必要不可欠な消費を、より良い選択に!
と始めた内の1つが、配送資材の見直しです。
商品が傷つかないように包む緩衝材(通称プチプチ)を、2021年3月からサトウキビ由来のグリーンポリエチレン15%配合のものに変更しました。育つ過程で大気中からCO2を吸収するサトウキビを原材料にし、廃棄後の燃焼時に発生するCO2の排出を少しでもカバーできればとスタート。従来と比べ、CO2排出量約5%の削減につながっています。
健康食品のメール便発送に使っていた箱は、環境に優しい紙封筒へシフト。これで、紙の使用量が年間約5.8t減らせ、約174本の木が救える計算に。エポラ社では、CO2を吸収してくれ、温暖化対策につながる木を大切にしていきます。
印刷は、大豆などの植物由来の油や廃食油をリサイクルした、ベジタブルインキに。自然に還りやすい、生分解性の高さが魅力です。
※効果数値は、環境省や中部カーボン・オフセット推進ネットワークなどの情報を参考に、エポラ社が算出
自然エネルギーで地球温暖化をストップしたい
そしてもう1つの“目の前の消費と資源”が、エネルギー資源。 2021年11月から、電力会社をハチドリ電力に変更しました。
ハチドリ電力のエネルギー源は、太陽光、風力、水力、地熱など、CO2排出ゼロの、100%再生可能エネルギー。まさにサステナブルなエネルギー資源です。さらには、電気代の1%ずつが、自然エネルギーの発電所の増設資金へ、社会貢献活動の寄付へ、と有益に使われる仕組み。長く使えば使うほど、地球を良い方向へ動かしていく力の一つになれるのです。
この他にも、行っているサステナブルな取り組みはまだまだ。後編では、個人でできるSDGsアクションもあわせてご紹介。たとえ小さな一歩でも、明るい未来へつながると信じ、できることを探し続けてまいります。
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epoのサステナブルプロジェクト
会社の運営分野から、社員の意識改革、さらには地域社会の貢献まで、多角的な視点でサステナブルを研究する、社員7名のチーム。「エポラ社が2025年までに愛媛で最もサステナブルな企業になること」を目指す。