~ 目次 ~
良質な魚で知られる「浜田漁港」の旬を味わおう! 四季の創作寿司とりどり。
『回転寿司 すし蔵』は、「浜田でお寿司を食べるならここ!」と評判の回転寿司屋さんです。
回転寿司と侮るなかれ、そのクオリティと品ぞろえは回らないお寿司屋さんにも引けを取りません。
なのにお値段はお手ごろで、すぐ近くの「浜田漁港」から毎朝魚を仕入れているので、鮮度も抜群です。
※画像の価格は2022年秋時点のものです(2022年12月より価格改定)
旬の地魚によるオリジナルメニューが続々! ~ 春夏秋冬の創作寿司 ~
『回転寿司 すし蔵』のこだわりは、浜田の地魚を使ったここでしか食べられないオリジナルメニューです。
旬の地魚と、それらの美味しさを引き立てるアイデアいっぱいのメニューが続々と登場!
‟映え”にもこだわっていて、見て美しく、食べて美味しいお寿司を目指して、添え物や調味料にも工夫をこらしています。
そんな『すし蔵』の春夏秋冬を追ってみました。
※メニューは2021年冬~2022年秋のものです
※価格はすべて当時のものです(2022年12月より価格改定)
春の地魚と創作寿司
※画像の価格は2022年春時点のものです(2022年12月より価格改定)
春の浜田は真鯛やさわら、天然物の甘えびなどが旬です。
さわらは青魚(赤身魚)なのに白身魚のようにクセの無い味わいで、炙りやたたきで香ばしくいただくと美味しい!
活け〆の真鯛や白魚・初鰹、フレンチの高級食材として知られるバトウ(馬頭鯛または的鯛)などもこの時季のおすすめです。
さらに春ならではの山菜のお寿司などもあって、出雲の「けんちゃん漬」を使った野菜寿司も食べられます。
夏の地魚と創作寿司
※画像の価格は2022年夏時点のものです(2022年12月より価格改定)
夏は浜田が誇る「どんちっちアジ」の旬!
‟アジの大トロ”と呼ばれる脂ノリの良さと、旨みたっぷりの身を堪能できます。
※「どんちっちアジ」を使っていないアジメニューもあります
同じく夏が旬の穴子やトビウオ(あご)も登場して、特に『すし蔵』名物の「穴子の天ぷら1本握り」は、ぜひ注文したいゴージャスな逸品!
鰻(ウナギ)のようなタレ焼きや白焼きもあり、塩のみでシンプルにいただくのもおすすめです。
そしてお盆明けからは、山陰を代表する高級魚「のどぐろ」が旬!
冬が旬とも言われますが、「のどぐろ」は夏の終わり頃から脂が乗って、冬までずっと食べ頃になります。
やはり山陰名物の白イカ(剣先イカ)も夏が旬で、鮮度抜群のコリコリの食感を楽しめます。
秋の地魚と創作寿司
※画像の価格は2022年秋時点のものです(2022年12月より価格改定)
海の水温が下がり始める秋は、魚の身が引き締まっていっそう美味しくなる季節!
夏から出回るのどぐろや穴子も、脂と旨みがよりいっそう増します。
秋から出回るのは、カサゴの仲間のほうぼうなど。
ソイの中で一番美味しいと言われるキツネメバル(マゾイ)や、中華料理の人気食材でもあるアオハタ、鹿児島産のブランド鯖「むじょかサバ」、広島産の牡蠣なども登場!
さらに伊勢海老なみに美味しいウチワエビや、アジやのどぐろと並ぶ「浜田漁港」名物のカレイ、春よりも旨みが増すさわら・ばとうなどもおすすめです。
冬の地魚と創作寿司
※画像の価格は2021年冬時点のものです(2022年12月より価格改定)
冬の日本海の荒波にもまれて、どんな魚も極上の美味しさになるシーズン!
秋に引き続いてサバ・のどぐろ・カレイ・ばとう・牡蠣などが美味しく、冬が旬のフグ・ブリなども登場します。
珍しい地魚としては「アラ」がおすすめ!
九州で「アラ」と呼ばれている「クエ」とは別のハタ科の高級魚で、「クエ」に勝るとも劣らない美味です。
島根では「ヤリモチ」とも呼ばれます。
漁獲量が少ないレアな高級魚なので、見かけたら真っ先に注文するのが吉!
そんな豊富な海の幸を楽しめる、ぜひ通いたいシーズンです。
テイクアウトもOK! 浜田市と江津市に宅配専門店もあり。
『すし蔵』のお寿司はテイクアウトもできます。
来店後に注文してもOKですが、一番スムーズにお持ち帰りできるのは事前の電話注文。
電話してからお店に行けば、待ち時間なしで受け取れます。
※テイクアウトは全店で受付
※宅配専門店もあり(浜田市・江津市)
ご注文は1人前800円(お子様セット)~からOKで、握りや海鮮丼などのご飯ものから、お味噌汁・唐揚げ・枝豆などのサイドメニュー、ファミリー向けの手巻き寿司セットなどがあります。
※画像の価格は2022年秋時点のものです(2022年12月より価格改定)
中でも一番の人気は「炙り創作寿司」。
のどぐろやサーモン・えび・ホタテなどを香ばしく炙っていて、醤油やマヨネーズ・塩だれ・ニンニクなどでいただきます。
ただし鮮度などの問題で、お店でしか食べられないメニューもあり。
やっぱり季節ごとに通いたいお店です。
浜田の地魚を大切に、『すし蔵』でしか食べられない味を追求 ~『すし蔵』の歴史とこだわり ~
『すし蔵』は2022年で開店から28周年を迎えました。
まだ浜田に回転寿司がなかった頃に、現在『すし蔵』を運営している株式会社ファン・テーブルの前身の企業がオープン。それから少しずつファンを増やして、すっかり浜田のご当地回転寿司として名をはせるようになりました。
「浜田漁港がある浜田は、昔から美味しい魚の産地として有名でした。東京の築地などでも名が知られていて、もちろんお寿司屋さんもたくさんありました。ですがファミリーで気軽に入れるお店は少なく、そこでお子様からお年寄りまで幅広い世代が浜田の地魚を楽しめるように、と回転寿司を始めました」
こう語るのは、株式会社ファン・テーブルの社長の鎌田英樹さん。
もっとも最初から人気店だった訳ではなく、ここに至るまでの苦労は多々あったそうです。
「最初は私もスタッフも不慣れで、お寿司を上手く握れませんでした。回転寿司なのにお寿司を回せない日もあったくらいです。さらに魚の目利きもあまり上手くいかず、地元の魚屋さんに通っては良い魚の見分け方や仕入れのコツを教えていただきました。そうして毎日コツコツ勉強するうちに、次第に知識や技術が身に付いて、それがお客様にも伝わったのか『すし蔵』がにぎわうようになりました」
さらに『すし蔵』ならではのオリジナリティを追求して、創作メニューの開発にも注力!
そのかいあって、「すごく美味しくて珍しいお寿司がお手ごろ価格で食べられる!」と口コミが広がっていきました。
今も毎朝「浜田漁港」に仕入れに通っている、という鎌田さん。
オープンから28年、魚の目利きや仕入れもすっかり板についたそうです。
さらに旬の地魚に合う調理法や、春夏秋冬ごとのメニューの研究・開発も抜かりなし!
「地元の人々にも旅人にも、浜田の美味しい地魚を堪能していただきたい」
と、日々スタッフと共に奮闘しています。
そんな『すし蔵』は、本店の「浜田店」に加えて「益田店」やテイクアウト専門店などを続々とオープン。
地元客にも旅人にも愛され続けて、今日も変わらずにぎわっています。
- DATA
回転寿司 すし蔵
HP:http://www.sushizou.com/
<回転ずし すし蔵 浜田本店>
住所:島根県浜田市朝日町1472
電話:0855-23-8296
営業時間:11:00~20:00
休日:元旦のみ
<回転ずし すし蔵 益田店>
住所:島根県益田市乙吉町イ89-10
電話:0856-22-3435
営業時間:11:00~20:00
休日:元旦のみ
<すし蔵 お持ち帰り専門店>
住所:島根県浜田市朝日町109-2
電話:0855-23-0358
営業時間:11:00~19:30
休日:元旦のみ
<すし蔵のはなれ 江津店>
HP:http://www.sushizou.com/pc/gotsu/
住所:江津市都野津町2366-27
電話:0855-52-7318
営業時間:11:00~19:30
休日:元旦のみ
※営業時間・休日は新型コロナウイルスの感染拡大状況によって変動する場合があります
- オススメ関連記事
【どんちっちアジ/浜田市】「アジの大トロ」とも呼ばれる、全国屈指の脂ノリを誇る島根のブランド魚。
日本海側で有数の規模を誇る島根県浜田漁港のブランド魚・どんちっちアジ。 「旬の時季の脂ノリはマグロのトロ並」という特別なアジで、それを厳しい基準で選別。4月~9月に水揚げされた平均…
お取り寄せで大人気! 島根の高級魚3種類のご当地缶詰。【どんちっち缶詰/島根県浜田市】
「どんちっち」とは、日本海の上質な魚が集まる島根県の「浜田漁港」でとれる、美味しいお魚のブランド。 「のどぐろ」「あじ」「かれい」の3種類で、これらがいつでも美味しく食べられる缶詰…
出雲のお漬物を、新鮮な野菜で丁寧に手作り!【出雲の手作り漬物 けんちゃん漬/島根県出雲市】
出雲の地元野菜を中心に、国産野菜を使っている手作りの漬物専門店。 「地元の良い食材を厳選して、丁寧に手作りする」 がモットーで、新鮮野菜のシャキシャキ感と、熟成発酵した旨みたっぷり…
取材協力・
写真提供:
株式会社ファン・テーブル/無断転載禁止
ライター:風間梢(プロフィールはこちら)