~ 目次 ~
松江の歴史とお茶文化にひたれる、 お屋敷のような博物館。
『松江歴史館』があるのは、江戸時代さながらの城下町の一画。
松江城を取り巻く堀川(お堀)のほとりです。
館内には松江の歴史や文化を物語る貴重な資料や美術品、工芸品などがズラリ!
松江藩ゆかりの刀剣や甲冑、第7代藩主「松平不昧(ふまい)公」が好んだ茶の湯や和菓子文化なども紹介しています。
そして松江城が国宝に指定される決め手となった「祈祷札」(レプリカ/本物は期間限定で公開)も展示されていて、歴史ファンにはたまらないスポット!
城下町の暮らしや産業、小泉八雲の「怪談」コーナーなどもあり、松江の悠久の歴史にひたれます。
展示室 ~ 江戸時代から続く松江の歴史がここに! 松江の文化や暮らしを体感 ~
『松江歴史館』は松江の歴史資料を江戸時代~近世を中心に収集・研究・展示している施設で、2011年に開館しました。
館内には、そんな貴重な資料や美術品・工芸品などが多数集められています。
展示は松江の歴史や文化を紹介する「基本展示(常設展)」と、松江に関するヒト・モノ・コトなどを深堀りした「企画展示(年に数回)」があります。
さらに新たな収蔵品や最新の研究を紹介する「スポット展示」や、美術や工芸品などを集めた「ミニ展示」など、松江の魅力にひたれる展示がいっぱい!
全国有数の富裕藩と言われた松江の秘密がわかります。
喫茶きはる ~ 松江城と日本庭園をながめながら、「現代の名工」の和菓子を味わう ~
松江の歴史を語るのに欠かせないのが‟お茶文化”。
茶人で知られたお殿様・松平不昧公の影響で、日常的にお茶をたしなむ文化が根づいています。
さらにその流れで和菓子の文化も発展。
京都・金沢と並ぶ‟日本三大和菓子処”になりました。
そんな松江のお茶文化と和菓子文化を楽しめるのも、『松江歴史館』のポイント。
館内の「喫茶きはる」では、‟現代の名工”伊丹二夫さん(松江和菓子研究家)の創作上生菓子を味わえます。
ミュージアムショップ縁雫 ~ 松江ならではの風流なお土産が勢ぞろい ~
展示やお茶を楽しんだ後に立ち寄りたいのが、「ミュージアムショップ縁雫(えにしずく)」。
松江の文化や伝統工芸をいかしたお土産がそろっています。
地元作家による和雑貨や、和のヒーリンググッズ、松江のお茶や銘菓など、自分へのご褒美にもうれしい品々がいっぱい!
『松江歴史館』の展示の図録や、松江の歴史や文化が書かれた本など、普通の本屋さんでは手に入りにくい本も並んでいます。
イベント・講座 ~ 松江の文化にちなんだイベントや、手仕事を学べる講座いろいろ ~
時間があれば、イベントや講座に参加するのもおすすめです。
展示にまつわる講演会や、松江の伝統文化や行事にちなんだイベントが不定期に開かれています。
いつ何が行なわれているかは、『松江歴史館』のホームページでチェック!
- DATA
松江歴史館
HP:https://matsu-reki.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/matsue_rekishikan/
Facebook:https://www.facebook.com/matsu.reki/
Twitter:https://twitter.com/matsureki
住所:島根県松江市殿町279
電話:0852-32-1607
開館時間:9:00~17:00(観覧受付は16:30まで)
喫茶きはる:9:30~17:00(L.O.16:30)
休日:月曜日(祝日の場合は翌平日)・12月29日~1月1日
<観覧料>
基本展示:
大人:510円(団体410円)
小・中学生:250円(団体200円)
外国の方(大人):350円
外国の方(小人):170円
企画展示:展示ごとに金額が異なります
※展示室以外への入場は無料
※団体料金は20名以上
※各種割引あり(障がい者、要支援・要介護認定など)
取材協力・
写真提供:
松江歴史館/無断転載禁止
ライター:風間梢(プロフィールはこちら)