前髪というのは、女性にとって大事なポイント。
印象が大きく変わる部分なだけに、薄毛になってしまうのは大きな問題です。
もちろん、薄毛になってしまえば、何もできないわけではありません。
女性の薄毛に対しての対策もあるので、その方法についてまとめてみました。
原因に合わせた対策ができれば、女性なら薄毛もよくなります。
前髪が薄くなってきたとしても、諦めないでください。
前髪が薄くなるとどうなる?
前髪というのは、髪型を決める上で大事な部分。
以下のような影響が出るからです。
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- 髪型が決まらない
- セットがやりにくい
- アレンジが楽しめない
髪型全体のバランスが崩れてしまうため、女性なら対策はしたほうがいいでしょう。
おしゃれを楽しむだけでなく、身だしなみを整える意味でも、女性にとってはかなり重要なポイントです。
現在ではわざと前髪を薄くしている人もいますが、薄毛だとそれさえも難しくなってしまいます。
前髪が薄くなる理由
そもそも薄毛というのは、男性が悩むものだと思っている人も多いでしょう。
しかし現在だと、以下のような薄毛が増えているため、女性が悩むケースも増えています。
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- びまん性脱毛症
- FAGA
どちらも前髪に影響が出る薄毛です。
他にもたくさんの脱毛症がありますが、この2つは要注意の種類。前髪が薄くなってしまう理由について見てみましょう。
※参考:記事「女性でも起こりうる脱毛症…種類によって対策が違うが基本は頭皮に注目!」
理由01:びまん性脱毛症
女性の前髪が薄毛になってしまう理由のひとつは、びまん性脱毛症になっているからです。
びまん性脱毛症とは、頭全体の髪が薄くなる脱毛症。女性のよく見られる症状なので、特に注意しましょう。
※参考:記事「女性に多いって本当?びまん性脱毛症とは?早めに気付けばなんとかなる」
女性が薄毛になってしまう要因のひとつは、血流が悪くなること。
血液は栄養を運ぶ役割があり、血流が悪くなれば、自然と髪の毛に必要な栄養が届かなくなるでしょう。
※参考:記事「髪の毛に悩みがあるのなら栄養の見直し必須!どうなったら何をするべき?」
特に女性は、以下のような理由があり、びまん性脱毛症になりやすいとされています。
- びまん性脱毛症になりやすい理由
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- 男性よりもストレスを溜めやすい
- 筋肉が少なくて血流が悪くなりやすい
- ダイエットをする女性が多い など
女性は、びまん性脱毛症になるキッカケが多いのがわかるでしょう。
前髪を減らさないためには、できる限り血液の流れをよくする対策を続けてみてください。
理由02:FAGA
女性の前髪が減ってしまうもう1つの理由が、FAGAという脱毛症です。
これも女性特有の薄毛の症状。先ほどのびまん性脱毛症と同様に、頭全体が薄くなる薄毛になります。
※参考:記事「女性の薄毛であるFAGA(女性男性型脱毛症)とは?治療法と対策の違い」
びまん性脱毛症と違う点は、薄毛になる原因が違うところです。
血液の流れが悪くなり、前髪も含めて髪の毛が少なるのに対して、FAGAはホルモンが関係しています。
- FAGAになりやすい理由
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- 加齢による女性ホルモンの低下
- 出産でホルモンバランスが崩れる
- ストレスが溜まりやすい環境 など
名前のとおり、女性はエストロゲンなどの女性ホルモンが多く、前髪が薄毛になる可能性はあまりありませんでした。
しかし女性ホルモンが低下すれば、抜け毛が増えるとされています。
女性ホルモンが少なくなると、必然的に男性ホルモンが多くなり、この男性ホルモンが抜け毛を増やしてしまうわけです。
前髪が気になるのなら、できる限り女性ホルモンが多い状態をキープできるように、毎日の生活を見直してみてください。
前髪の薄毛で女性が困らないための対策
前髪は大事な部分。
何度も紹介してきましたが、対策を知りたい女性は多いでしょう。
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- 分け目を変えてヘアスタイルをカバー
- スタイリングで割れないようにする
- おすすめアイテムで気軽にボリュームアップ
外出する機会が多い人ほど、髪型は毎日セットする必要があります。
だからこそ、対策は簡単でなければ続けられません。
上記のような簡単な方法ばかりを集めてみたので、前髪が気になる人は試してみてください。
分け目を変えてヘアスタイルをカバー
前髪のボリュームが気になるのなら、分け目を変えるだけでも効果的です。
そもそも年齢と共に、髪の毛が細くなる人も少なくありません。
細くなった髪の毛のまま分け目が同じ状態にしていると、重みや毛穴の状態などによって、分け目の角度が広がっていきます。
つまり根元から髪の毛が立ち上がらなくなるので、ふんわりしにくくなるわけです。
そこで分け目を変えてしまいましょう。
人間には生えグセというのもあり、分け目を変えると、生えグセと違った方向に髪の毛を流すことになります。
髪の毛が立ち上がりやすくなるので、ふんわりとしたボリューム感がある前髪になるはずです。
- 分け目を変えた時の髪型の一例
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- いつも左に流すのを右に流す
- 分け目をなくして前髪を下ろす
- アップバングにする など
このように、前髪ひとつとってみても、現在だと様々な髪型があります。
今までと違う前髪に変えれば、それだけで気分転換になって、ストレス解消にも役立つでしょう。
スタイリングで割れないようにする
前髪が割れてしまうのは、ほとんどの場合、薄毛であっても湿気が関係しています。
髪の毛はキューティクルが覆っており、セットを1度すると崩れないのは、このキューティクルが湿気から守ってくれているからです。
しかし湿気が多いと、キューティクルが開いて前髪が割れてしまいます。
- 前髪が割れないスタイリング方法の一例
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- 基本はドライヤーで根元からしっかり乾かす
- 崩したくないならストレートアイロンを使う
- カーラーを分け目に合わせて巻くとふんわり
そこで、ドライヤーでしっかり髪を乾かすようにしましょう。
特に根元付近を乾かさないと、生えグセで前髪がすぐに割れてしまいます。
詳しいやり方は、上記の美容師YouTuberが解説しているように、左右から風を当てて崩れにくくしてください。
さらにカッチリ前髪を作りたい人は、ストレートアイロンを用意するのがおすすめです。
湿気が侵入しないように、アイロン後のヘアオイルも忘れないようにしましょう。
また、ストレートアイロンでは、前髪がペタンコになってしまう人もいます。
そんな人は、カーラーを使ってふんわり仕上げてみてください。
おすすめアイテムで気軽にボリュームアップ
女性の前髪の薄毛は、スタイリングで解決するケースがほとんどです。
そこでボリュームアップしやすい「スタイリング剤」で、気になる箇所をカバーしてしまいましょう。
- ボリュームアップしやすいアイテム
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- パウダー系のワックス
- ハード系のスプレー
パウダー系のワックスは、根元まで付けやすく、ふんわりとさせやすいスタイリング剤です。
今も使っているスタイリング剤も使っていいですが、ふんわりさせるために、パウダー系ワックスも使うようにしましょう。
そして外出しても、その前髪が崩れないように、スプレーで固めてください。
上記で紹介したスタイリングの方法と組み合わせれば、前髪が薄くて困っている人も、アイテムとスタイリングでかなり印象が変わります。
前髪は第一印象を大きく左右する場所!薄毛の女性は早めに対処!
前髪は女性にとって、かなり大事な部分です。
少し外出すれば、前髪が割れて困ってしまう人も少なくないでしょう。
ただし、スタイリングや髪型でカバーしてしまえば、気軽にその悩みを解消できてしまうのでおすすめです。
すぐにでも挑戦できるので、前髪が気になる女性は挑戦してみてください。
しかしカバーするといっても、それは一時的なもの。
できれば前髪の薄毛も、よくしたいと感じる女性も多いはずです。
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- 生活習慣を見直す
- ケアを入念に続ける
- クリニックに通う など
長期での対策となりますが、上記は最も現実的な方法です。
健康的な生活を続けて、血液の流れやホルモンバランスを整えて、髪の毛が増えやすい状況を整えましょう。
女性そしてケアを続けて、頭皮の状態を整えてしまえば、さらに髪の毛が育ちやすくなります。
少しでも早く前髪の量を増やしたいのなら、クリニックに相談するのもひとつの方法です。
専門家に相談すれば、あなたの髪の毛の状態を教えてくれます。
効率よく前髪の量を増やせられるので、試してみてください。