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運動不足だと薄毛になる?体を動かさない現代人の問題を解決する方法

2023年5月27日

スマホの普及によって、外に出なくても楽しめるものが増えました。
さらに外に出られない社会情勢が続いた結果、運動不足の人が増えています。

じつは、運動不足になってしまうと、間接的に薄毛になるという話もあるため、もう少し体を動かす意識を持ちましょう。
髪の悩みが深刻な人のために、おすすめの運動をまとめてみました。
時間がなくてもできる方法ばかりを集めているので、習慣化しやすくておすすめですよ。

運動不足になると薄毛になるという理屈は本当?

運動不足になると薄毛になるという話は、髪に悩みを抱えている人にとっては良く耳にするキーワードでしょう。
話半分に聞いていたら、そのあたりはもう少し気を引き締めてください。

確かに直接的に運動不足で薄毛にはなりませんが、間接的には髪の毛に影響が出ます。

運動不足で薄毛になる原因
  • 血行が悪くなって代謝が低下
  • 心理的にもあまりよくない

このように、髪の毛が薄くなる要因はかなりあります。
できるだけ体を動かしたほうがいいので、それを知ってもらうためにも、メカニズムについてチェックしてみてください。

原因①血行が悪くなって代謝が低下

運動不足で髪の毛が薄くなるのは、血行が悪くなるからです。

当たり前の話ですが、髪の毛というのは頭に生えています。
頭という場所は、心臓から遠い場所のひとつ。血液が届きにくいので、運動不足で血行が悪くなると、最も影響を受けやすくなってしまうわけです。

髪の毛は、毛母細胞が細胞分裂して、増えていきます。
その細胞分裂を促すためには、血液から必要な栄養が足りていないといけません。

血液の流れが悪くなってしまうと、毛母細胞も含めて体の機能が低下。正常に体が動かないと、抜け毛にも繋がってくるでしょう。

※参考:抜け毛がひどいと感じる女性は冷静に!病院に行く前に確認するべきポイント

それだけ髪の毛というのは、血液が大事なポイントとなります。
運動不足で血行が悪くなると、髪の毛が少なくなってしまうので、できる限り運動をしたほうがいいのはこのためです。

原因②心理的にもあまりよくない

また、運動不足が間接的に薄毛と繋がっているのは、心理面も関係しています。

特にストレスを抱えている人は、運動不足になると厄介です。
もともとストレスというのは、血液の流れを悪くさせてしまいます。

※参考:ストレスは薄毛になりやすい?すぐにわかる症状と簡単な対策まとめ

自律神経の一部でもある交感神経が優位になり、血液の流れを抑えてしまうからです。

慢性的な運動不足が続くと、自律神経を乱してしまうため、髪の毛のためにも良くありません。

不規則な生活や運動不足の状態が続きますと、いつどのように身体のコンディションを整えたらよいのか判断できず、結果的にどちらも働きが悪くなってしまいます。すると自律神経失調症状のだるい、頭痛がする、朝なかなか起きられない、ぜん息発作が起きやすいといった症状が出てきてしまいます。
※引用:独立行政法人 環境再生保全機構より

運動をすると、ドーパミンが分泌されます。
ドーパミンとは、気持ちがポジティブになる効果や、幸せと感じられるようになり、ストレス対策にもなる代物。髪の毛の成長にかなり大事になります。
体を動かさないと、ストレスが溜まり続けて解消しにくくなるので、意識的に体を動かすようにしましょう。

体を動かす前に知ってほしい注意するべきポイント

体を動かすことが大事だと認識できたら、いきなり運動するのは、もう少し待ってください。
注意するべきポイントがあるので、それを頭に入れて、何をするべきか考えてみましょう。

汗をかいた後は必ず丁寧に頭皮も髪もケアする

まず、運動をすれば必ず汗をかきます。

この汗を放置してしまうと、必ず頭皮の状態が乱れてしまうので、できるだけケアするようにしましょう。
頭皮に残った皮脂と汗が混ざり、そのまま酸化されて、雑菌が繁殖するからです。
できるだけ汗を拭きとるようにし、せめて蒸れないように風通しを良くする努力をしてください。

もちろん、運動をしたら必ずお風呂に入るようにし、汗を洗い流しましょう。
その際に洗浄力が強すぎるシャンプーを使うと、必要な皮脂が洗い流されます。
頭皮が乾燥して逆効果になってしまうので、シャンプーの選び方も注意するのが鉄則です。

※参考:頭皮の乾燥は良くない…薄毛が進むため要注意!原因と正しい対策とは?

筋トレをしたら薄毛になるのはウソ!

運動をしようと思って、何気に運動のやり方などをスマホで検索してみると、「筋トレをすると薄毛になる」なんて話を目にするでしょう。
じつはこの話も、全て鵜呑みにしなくて大丈夫です。

そもそも筋トレで薄毛になるという話は、医学的根拠もありません。

筋トレをすれば男性ホルモンが増えます。
「男性ホルモン=抜け毛」というイメージがあり、その影響で筋トレが危険だという情報が出回っているわけです。
あくまでイメージだけの話なので、気にする必要はありません。

むしろ筋肉が増えれば、血液の巡りが良くなります。
運動不足よりもいいので、積極的に運動をしたほうが薄毛対策として効果的です。

薄毛の予防になる運動のやり方

では、運動不足の人が、どのような運動をするべきか紹介します。
大きく分けて3パターン用意したので、あなたの生活習慣に合ったものを選ぶと続けやすいでしょう。

上半身の運動で肩こりも解消!

薄毛のために運動をするのは、血液を髪の毛まで届けるのが目的です。
その血液は肩こりがひどいと、せっかく巡りをよくしたところで、効率よく髪の毛まで届けにくくなります。

そこで肩こりを和らげる運動をすると、薄毛対策としてちょうどいいでしょう。
そのポイントとなるのが「肩甲骨」です。

肩甲骨の運動のやり方
  1. 肘を伸ばした状態で両腕を斜め上に上げる
  2. 両ひじを斜め上に上げたまま、脇や両肘を体に付ける
  3. 3秒かけてゆっくり脇を付けたら7秒状態をキープする
  4. 肩甲骨を動かすイメージで10回繰り返す

座ったまま運動ができるのが、上半身の運動のメリットです。
特に立つ習慣がない生活をしている人でも、気軽に試せる方法なので、隙間時間に挑戦してみましょう。

下半身の運動で血流がよくなりやすい!

普段良く立つことが多いのなら、下半身の運動をしておきましょう。

そもそも下半身は、人間の体の中でも筋肉が多い部位。血液を押し出す力が強いので、下半身を鍛えるだけでも、髪の毛まで血液を運びやすくなります。
そこでポイントとなるのが「ふくらはぎ」です。
第二の心臓といわれるほど、血液の流れに直結します。

このふくらはぎを鍛えるのは、思ったより簡単です。
つま先立ちをしてかかとを上下にするだけでも、ふくらはぎを鍛えられるので、挑戦してみましょう。
デスクワークが多い人なら、かかとを床に付けたまま、つま先を上下に動かしてみてください。
これだけでふくらはぎの筋肉を鍛えられます。

じっくり時間がとれる時は全身の運動

髪の毛のための運動の中でも、理想的な運動が有酸素運動です。
体の中に酸素を取り込みながら体を動かすので、効率よく代謝がよくなります。

有酸素運動のやり方
  1. 腕をしっかり動かしながらウォーキング
  2. 深く深呼吸しながら歩く
  3. 2、3日に1回行い、1回分は20分ほど続ける

上記のように、体をしっかり動かしながら歩くだけでも、ジワっと汗をかいてきます。
外の景色を見ながら運動ができるので、気分転換にもなっておすすめですよ。

薄毛のために運動をするなら、別の対策も同時にするのが鉄則!

体を動かす習慣ができれば、血液の流れが良くなるだけでなく、精神的にも安定しやすくなります。
そうなれば、自然と髪の毛が減りにくくなるので、運動不足の人ほど体を動かしましょう。

もちろん運動だけでは、髪の毛が薄くなるのを止められません。
同時にバランスのいい食事をして、栄養を髪の毛に届けてしまいましょう。

※参考:髪の毛に悩みがあるのなら栄養の見直し必須!どうなったら何をするべき?

また、運動をすれば汗をかきます。
頭皮の状態が乱れやすくなるので、異常が感じられた時は育毛剤を使うなど、いつもと違うケアの方法も取り入れてみてくださいね。

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