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薄毛になるのは皮脂が関係している?うまくコントロールするための秘訣

2023年6月22日

髪のボリュームが気になる人は、皮脂について知っておく必要があります。

頭を触るとべたつくと感じるのなら、その時点で皮脂が多く、フケが出ているのなら乾燥していると覚えておきましょう。
それさえ覚えておけば、特に難しいことをしなくても頭皮の状態を整えられます。

しかし、皮脂をコントロールするには、どうするべきかわからない人が大半です。
そこで、皮脂を整えるおすすめの方法についてまとめてみたので、髪が気になる人は参考にしてみてください。

そもそも頭皮に分泌される皮脂の働きとは?

そもそも髪のボリュームを整えるのに必要なのが、皮脂です。

しかし多くの人が、皮脂について疎かにしています。
あまり皮脂について知る機会がないからです。
そこで、頭皮と皮脂の関係について知っておきましょう。

もともと皮脂というのは、頭皮にある皮脂腺から出てくるもの。
他の体の部位よりも、皮脂が多く分泌されるため、うまくコントロールしないと薄毛になってしまいます。
皮脂は以下のような役割があり、疎かにできません。

皮脂の役割
  • 髪の毛を柔らかくさせる
  • 頭皮を保湿させる
  • 外部の刺激から守る など

これらがあるのは、頭皮が乾燥しやすいからです。
シャンプーなどのケアアイテムを多く使う部位だからです。

このように、頭皮と皮脂は密接な関係があるため、大切に扱わないといけません。

薄毛と皮脂の関係とバランス

保湿などの役割があるため、皮脂は頭皮に欠かせないものと紹介してきました。
しかし、皮脂があると邪魔だと思って、乾燥させすぎると、薄毛のリスクが上がります。

※参考:頭皮の乾燥は良くない…薄毛が進むため要注意!原因と正しい対策とは?

逆に多すぎるのもよくありません。
つまり皮脂は必要ですが、バランスを間違えると薄毛になってしまうわけです。
では、どの程度のバランスが必要なのか見てみましょう。

どれくらいが適切な皮脂量なのか?

結論から申し上げると薄毛にならないための皮脂の量というのは、「人によって違う」ため、数字では紹介できません。

当たり前のことですが、環境によっても違いが出てくるからです。
では適量を知るには無理なのかといえば、そこまで難しい問題でもないので安心してください。

皮脂が適量だとわかるチェック項目
  • 頭皮を触ってべたつきがない
  • 頭皮の色が青白くなっている
  • かゆみや臭いが特に気にならない

上記のように、頭皮を実際に観察すればわかります。

実際に触って、べたつきやカサつきがないか見てみましょう。
頭皮の色を見るのもおすすめです。

また、フケが出ていれば、その時点で頭皮は乾燥しています。

※参考:フケが出た時ほどケアしないのはダメ!髪の毛が気になる人ほど読むべき記事

皮脂が多いとどうなる?

頭皮の状態をチェックしてみて、以下のような状態だと通常より皮脂が多い状態なのがわかります。

皮脂が多い時の状態
  • 頭皮の色が黄色い
  • 頭皮を触ったらべたつく
  • 脂臭さが気になる

この中でも、どれか1つでも当てはまれば、以下のようなデメリットが出てきてしまいます。
すぐにでも頭皮の状態を整えましょう。

皮脂が多い時に起こるデメリット
  • 頭頂部がペタンコに潰れる
  • 炎症がひどくなるリスクが高い
  • 抜け毛も増える など

最悪の場合、皮脂が多すぎて、脂漏性皮膚炎になってしまいます。
皮脂が原因で湿疹ができるもので、原因はカビ。頭皮が赤くなってかゆみが出てしまうため、注意が必要です。
もちろん病院で、薬を処方してもらわないと状態はよくなりません。

上記のような懸念もありますので、皮脂が多すぎるのは要注意。ご自身の体質に合わせてヘアケアを行ってくださいね。

皮脂が少ないとどうなる?

皮脂が多すぎるのもよくないですが、逆に少なすぎるのも考え物です。

皮脂が少ない時の状態
  • 白い粉のようなフケが増える
  • 頭皮を触ったらカサつく
  • ちょっと触っただけでかゆくなる など

このように、バリアの役割まである皮脂が少ないと、薄毛にもなるリスクが高まります。

以下の症状が感じられる時こそ、保湿を意識しましょう。

皮脂が少ない時に起こるデメリット
  • フケが肩について不潔に見える
  • ちょっとした刺激で炎症になる
  • 皮脂が増えるリスク大 など

また、乾燥しすぎていると、逆に皮脂が増える可能性も十分考えられます。
皮脂が少ないのもあまりメリットがないので、バランスを考えて対処してください。

薄毛を予防するための皮脂対策

皮脂というのは、頭皮の状態を乱す原因にもなります。
つまり、薄毛の原因にもなってしまうので、うまく皮脂の対策をしておきましょう。
皮脂対策といっても、そこまで難しいものではありません。
習慣化しやすいものばかりなので、薄毛にならないためにも、皮脂をコントロールできるように意識してみてください。

対策①皮脂対策の基本は生活習慣

皮脂対策の基本となるのが、生活習慣です。
不健康になるような習慣が身についている人は、気を付けましょう。

もともと皮脂は、ホルモンバランスと密接な関係があるとされています。

※参考:ホルモンバランスで薄毛になる?今するべき正しい方法はたった1つ

ホルモンバランスは、自律神経が関わっており、自律神経のはたらきが乱れる生活習慣をしていれば、皮脂のバランスが崩れてしまいます。

例えば以下のような習慣です。

皮脂が乱れやすい生活習慣

健康的な生活を心がけていれば、自然と自律神経が整い、ちょうどいい量の皮脂まで分泌されるようになるでしょう。
薄毛との関係も深いので、生活習慣を整えるチャレンジをしてみてくださいね。

対策②自分に合わないヘアケアアイテムを使っている

生活習慣を整えるのは、あくまで基礎となる考えです。
これだけでは、皮脂のバランスを整えるのには足りません。
生活習慣を整えたところで変わらないのなら、ヘアケアアイテムの見直しが必要です。

頭皮の状態を整える重要性を、最近になって気にしだした人が増えたため、現在ではそれをスカルプケアと呼んで注目されています。

※参考:スカルプケアとは?勘違いしてる人のための方法とポイント総まとめ

このスカルプケアの中でも、皮脂と深い関係にあるのがシャンプーです。

もともとシャンプーに求められている特徴
  • 皮脂を洗い流す
  • 保湿をする
  • 炎症を抑える など

例えば、皮脂が多いと感じれば、少し洗浄力の強めのものを選びましょう。
皮脂が洗い流されて、頭皮がスッキリします。
逆に乾燥しすぎているのなら、保湿力が高いものを選ぶのが基本です。

ただし、洗浄力を気にするにしても、アミノ酸系の洗浄成分が入っているものを選んでください。
アミノ酸系の洗浄成分とは、程よい強さの洗浄成分。
洗浄力が強すぎないので、頭皮が乾燥して皮脂が多く分泌される心配はありません。

対策③手っ取り早い方法!育毛剤で調整する!

シャンプーをうまく選ぶには、何回か使ってみないと、あなたにぴったりのものを見つけるのは大変でしょう。

そこで最も無難な対策は、「育毛剤」を付けることです。
育毛剤とは、頭皮の状態を整えるのに特化したスカルプケアアイテム。皮脂のコントロールもしやすくなります。

もちろん、ただ育毛剤を選ぶだけでは安心できません。
以下の記事を参考に、育毛成分が多く含まれたものや、保湿成分の量を知る必要があります。

※参考:育毛成分について知りたい人への説明書!おすすめの選び方は○○だ!

皮脂が多すぎるのなら、シャンプーでスッキリ仕上げて、育毛剤を塗布すれば徐々に状態が変わっていきますよ。

薄毛になるのは皮脂を意識していないから!毎日頭皮をチェック!

薄毛になるような人は、皮脂のバランスが崩れている可能性があります。
少し頭を触ってみて、違和感があるのなら、今やっている習慣を見直しましょう。

べたつきだけでなく、カサつきがある時も要注意です。
育毛剤やシャンプーを変えると、簡単に皮脂をコントロールできます。
それに加えて、生活習慣を見直せば、徐々に頭皮のトラブルがなくなっていくはずです。

どうしてもよくならないのなら、皮膚科に行って診てもらうのもおすすめですよ。

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