薄毛のお悩みの方にとって、刺激物の摂取は気をつけたほうが良いのかどうかについてご存知でしょうか。
結論から述べると、刺激物はいいものと悪いものの2パターンあり、
食べ方には注意が必要です。正しく扱わないと、薄毛にはよくないケースがあり得ます。
どのような刺激物がいいのか、簡単にまとめてあるので要チェックです。
薄毛にとってちょうどいい刺激物一覧
食べ物に限って言うと、刺激物というのは胃などに刺激を与えるものを言います。
具体的にいうと、辛みや酸味が強いものだと思っていいでしょう。
これらの食べ物を摂取していると、薄毛にとって実は都合のいい効果も期待できるのです。
もちろん刺激物というのは、食べ物だけではありません。
うまく刺激を使い分けると、髪の毛が成長しやすくなるので、うまく活用してみましょう。
では、どのようなものが刺激物なのか、薄毛にとっていいものに絞ってまとめてみました。
薄毛にいい食べ物
-
- 生姜:ジンゲロールで血行が良くなる
- キムチ:カプサイシンで血流が良くなって毛母細胞も活性化させる
- わさび:イソサポナリンで毛乳頭細胞を活性化させる
- レモン:ビタミンPで血行をよくする
薄毛にいいとされる刺激物の食べ物には、それなりの特徴があります。
それは血行が良くなるだけでなく、髪の毛の成長に大事な細胞を活性化するところ。
体の内側からいい具合に刺激されるので、継続的な摂取によって上記のように薄毛対策が期待できるわけです。
もちろん、上記のように薄毛対策ができたとしても、食べ方を間違えると逆効果になってしまいます。
以下で詳しく正しい食べ方を紹介しているので、要チェックです。
良い食べ方
いくら薄毛対策ができる刺激物を食べたとしても、以下のような食べ方を守っていないと、薄毛が進行するリスクが高まります。
その食べ方とは、夕食時に食べておくこと。
特に夜遅くに刺激物を食べてしまうと、睡眠の質が下がってしまうためです。
※参考:寝不足になると薄毛になる?理屈では本当だから気軽にできる方法まとめ
睡眠は、髪の毛を作り出すうえで大事なポイントです。
寝不足にならないように、夕食に刺激物を食べるようにしましょう。
この時間帯に上記で紹介した刺激物を食べると、薄毛対策として効果的です。
食べ物以外の刺激物
もちろん、刺激物というのは、食べ物だけではありません。
名前のとおり刺激によって、髪の毛の成長をケアできる方法もあります。
-
- 頭皮マッサージ:頭皮を刺激して血行を良くする
- 育毛剤:成分によって刺激して血行を良くする
それが上記の2パターンです。
外部から刺激をすることで、髪の毛を作り出す部分が活性化します。
※参考:頭皮マッサージで大事なのは○○?おすすめのアイテムと選び方まで紹介
もちろん、頭皮マッサージもやり方があるので、上記で紹介したやり方を参考にしてみてください。
育毛剤に関しても同じです。
成分によって効果に違いがあるので、薄毛にちょうどいい成分を把握してから選ぶようにしましょう。
※参考:育毛成分について知りたい人への説明書!おすすめの選び方は○○だ!
薄毛にはよくない刺激物一覧
刺激物は、どんなものでも薄毛対策になるというのは間違いです。
逆効果になるものもあるので、これから紹介する内容は把握しておいてください。
薄毛に悪影響な食べ物
-
- 塩分が多い食べ物:血液の流れが悪くなる
- カフェインやアルコールが多い刺激物:代謝においてアデノシンや亜鉛・ビタミンなどの髪の成長に必要な栄養素が消費される
薄毛対策どころか、むしろ逆効果になるものは上記の2パターンです。
刺激物とは、体を刺激するもの。
塩分だけでなく、カフェインやアルコールも同じです。
※参考:アルコールを飲んでいる人はハゲている?髪の毛の関係とうまい付き合い方
ここでは、アルコールを例にしてみましょう。
アルコールは、飲むと体が温まりますが、その反面、代謝物のアセトアルデヒドの蓄積が亜鉛やビタミンなどの髪の成長に必要な栄養素の消費に繋がります。
また、アセトアルデヒドには薄毛ホルモンであるDHTの増加にもつながると考えられています。そういった意味でも、あまり飲みすぎないほうがいいでしょう。
中には、アルコール自体が体に良くないという情報もあります。
無理にアルコールで薄毛対策する必要はありません。
好きな人だけが挑戦してみたらいかがでしょうか?
悪い食べ方
-
- 過度に摂取すること:食道や胃にダメージ
- 寝る直前に食べる:睡眠の質の低下
- 暑い時期に食べる:汗をかいて頭皮環境が悪くなる
- 空腹に食べる:胃酸の分泌を活性化する⇒胃もたれ、胃痛
食べ方はかなり意識しておきましょう。
逆効果になってしまう食べ方は、上記の4パターンです。
刺激物は、睡眠の質を下げて胃などに負担をかけてしまいます。
体調が悪くならない程度の量を摂取して、夕方に刺激物を食べるように意識しましょう。
食べ物以外の刺激物
食べ物以外の刺激物の中で、薄毛に対して良くないものは「タバコ」です。
ニコチンは血流が悪くなるので、その時点で髪の毛の成長を悪くさせます。
また、男性ホルモンまで活性化するでしょう。
抜け毛が増える可能性まであるので、タバコは刺激物の中でも髪の毛の成長を最も邪魔します。
※参考:ホルモンバランスで薄毛になる?今するべき正しい方法はたった1つ
女性は男性ホルモンが少ないにしても、タバコはよくありません。
できるだけ控えて、上記で紹介した薄毛対策としておすすめの刺激物を食べるようにしてください。
薄毛で悩む人は刺激物の取り扱いに要注意!NGなものもある!
薄毛で悩む人は、刺激物をうまく使いこなすようにしましょう。
薄毛対策ができるものだと、血行が良くなるだけでなく、髪の毛の成長に欠かせない細胞まで活性化できます。
夕方くらいに食べるようにして、逆効果にならないようにしてください。
食べ過ぎると胃などに負担をかけてしまいます。
また、睡眠の質まで悪くなるので、食べる時間は遅くならない意識が大事です。
これさえ守っていれば、あと注意することといえば食べるものだけ。
体にいいとされる食べ物に絞り込むだけでも、薄毛対策となりますよ。
もちろん刺激物は食べ物だけではありません。
頭皮マッサージや育毛剤など、外部からの刺激で薄毛対策も可能です。
これも習慣化できれば、体の外と中から代謝を上げますので日々のルーチンに取り入れてみてください。
皆様のお役に立てますと幸いです。