「髪の毛が薄くなってきたけど、まだまだ自分は若いから大丈夫…。」
このように自分に言い聞かせて、しばらく乗り切った人も少なくないと思います。
しかし、薄毛に年齢は関係ありません。
それどころか、若いうちから対策ができている人のほうが、髪の毛のボリュームに違いが出てきてしまいます。
そもそも薄毛になってしまうのは、体の中に変化が出てきているから。
薄毛は、一度進行すると元の状態に戻すのはなかなか大変ですので、予防がかなり大事になります。
だからこそ、年齢に関係なく、早めの対策が必要になるわけです。
気になってきたという人のために、早めの対策についてまとめてあります。ぜひ参考にしてみてください。
薄毛は年齢だけの問題じゃない!根本的な原因とは?
薄毛というのは、体の中が変化した結果、髪の毛が薄くなったという結果に過ぎません。
その原因がわかれば、年齢を極端に意識しないほうがいいのがわかるでしょう。
そもそもの薄毛の原因
薄毛になってしまうのは、体の中に原因があります。
もともと、髪の毛というのは体の中から作られているからです。
体中に必要な栄養や酸素を使って、最終的に残ったもので髪の毛が作られています。
つまり、薄毛になるのは、他の組織に使われているわけです。
しかも男性と女性とでも、薄毛になる原因に違いがあります。
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- 男性の薄毛:男性ホルモンの影響を受けやすい
- 女性の薄毛:生活習慣も含めて複合的
体の仕組みに違いがあるだけに、薄毛になる原因が違います。
※参考:男性と女性では薄毛に違いがあるの知ってた?間違えないための原因と対策
男性と女性では薄毛に違いあり!
男女で原因に違いがあるように、薄毛になるプロセスにも違いがあります。
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- 男性の薄毛:生え際から頭頂部にかけて薄くなっていく
- 女性の薄毛:全体的に薄くなっていく
どちらかというと、男性のほうが薄毛になるスピードが早い傾向です。
それもこれも、男性ホルモンに深い関係があります。
男性ホルモンによって、抜け毛が多くなりがちなので、特に気を付けたほうがいいでしょう。
しかし女性であっても、男性のようなAGAになるとも言われています。
※参考:女性でも薄毛になる時代に…AGAと似ているハゲ方があるのを知ってます?
AGAとは、上記のように、生え際から頭頂部にかけての薄毛です。
とはいえ、男性ホルモンの量が圧倒的に違うので、ゆっくり薄毛になります。
年齢で薄毛のリスクが高くなる確率はゼロではない
薄毛になるのには、原因があると紹介してきました。
これらの原因を抑えた対策ができていれば、年齢に関係なく、薄毛のリスクを最小限にできます。
しかし、年齢も一部で原因になってしまう点にも注目してください。
加齢によって、以下のような原因が増えてしまうからです。
- リスクが高くなる原因
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- 新陳代謝の低下
- 毛母細胞の衰弱
- ストレス など
上記で紹介した男性ホルモンによって、薄毛がひどくなる可能性を紹介しましたが、これも年齢に関係があるとされています。
一部の論文では、加齢によって男性ホルモンが減った場合、5αリダクターゼが活性化。
その結果、抜け毛の要因とされるDHTが増えたという内容です。
年齢だけが原因ではありませんが、一部では年齢も関係してくる点は忘れないようにしましょう。
薄毛が気になり始める年齢は男女によって少し違う
年齢も一部では薄毛になるリスクが高まると紹介しましたが、どの程度の影響なのでしょうか?
実は少しの違いですが、男女によって薄毛に違いがあります。
とはいえ少しの違いなので、どちらにしても早めの対策は必要です。
男性が薄毛を気にし始める年齢は38歳
男性は、男性ホルモンの影響によって、薄毛になるリスクが高まります。
この男性ホルモンが、ポイントです。
加齢によって、男性ホルモンが減ってしまえば、抜け毛の要因となるDHTが増えると上記でも紹介しました。
もともと20代をピークに、男性ホルモンは低下して行くとされています。
38歳で薄毛が気になり出すのは、タイミング的にも変ではありません。
また、男性が薄毛に気づくきっかけとしては、自分自身で気づく割合が増えています。
現在では、男性でも美意識が高まっているので、鏡を見て薄毛だと気にし始める人が増えてもおかしくはないでしょう。
女性が薄毛を気にし始める年齢は41歳
それに対して、女性に関しては、男性ホルモンの影響をあまり受けない傾向があります。
ただ、影響がゼロという意味でもありません。
様々な影響を受けて薄毛が増えているので、結局のところ、年齢としては男性より少しだけ遅い41歳というわけです。
薄毛に対するアンケートでも、男性と同じく自分で自覚するケースがほとんどです。
むしろ半分以上の人が自分で見つけて、薄毛を気にし始めています。
しかし若ハゲで悩む人もいる!年齢としては20代から!
自分は30代でも40代でもないから、あまり気にしなくていい…。
このように感じている人こそ、かなり注意したほうがいいでしょう。
それは現在だと、若ハゲで悩む人が増えているからです。
若ハゲとは、20代と若い年齢から薄毛になること。
上記で紹介した原因とは別で、複合的に髪の毛の成長を遅くしている行動をしています。
- 若ハゲになりやすい人の特徴
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- 薄毛の遺伝が濃い
- ストレスを日常的に溜めている
- 生活習慣が乱れている
※参考:ハゲのほとんどは遺伝?誰も知らない本当の事実を教えてあげましょう…
このように、別のところから薄毛になっている可能性があります。
つまり、年齢に関係なく、誰であっても若ハゲになる可能性はあるわけです。
早め早めの対策が必要になってきます。
むしろ薄毛対策に関しては年齢関係なし!早めに始めるのがポイント!
薄毛に一度なってしまうと、元に戻すのは時間がかかります。
そこで早めの対策を意識しましょう。
人によってそれぞれですが、20代後半をピークに、人は男性ホルモンや筋力が低下しはじめます。
つまり、30代になると薄毛のリスクが高まってくるでしょう。
そのあたりから、育毛剤やシャンプーの見直しなど、頭皮の状態を整えることなどの予防を始めてみてください。
※参考:育毛成分について知りたい人への説明書!おすすめの選び方は○○だ!
また、頭皮の状態を整えるのは、育毛剤やシャンプーだけではありません。
総合的にスカルプケアができるように心がけて、早めに薄毛を予防できるようにしておきましょう。