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枝毛でボサボサになっていない?髪がひどいと思ったらするべき4つの対策と予防法

2024年7月31日

枝毛でボサボサになった髪に悩んでいる人には、唯一の対策があります。

ただし、一度できた枝毛を元の状態に戻すことはできません。最も意識すべきポイントは、枝毛にならないように予防に徹することです。枝毛がひどいと感じる前に何をすべきか、一緒に考えてみましょう。

枝毛とは?

髪にダメージがある方は、「枝毛」という言葉を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。自分は大丈夫だと思っていても、意外と簡単に枝毛はできてしまうものです。どのようなものが枝毛なのか紹介しますので、ご自身の髪で確認してみてください。

枝毛といわれる髪の毛の状態

枝毛とは、髪のダメージがひどくて、裂けてしまっている状態を指します。裂け方にもさまざまな状態があります。

枝毛の種類
  • 毛先が枝分かれして数本に分かれている
  • 毛先が裂けてしまって毛先だけが極端に細くなっている
  • 中間が裂けて輪ができている

一般的に髪は約10万本生えているといわれています。1本だけならまだしも、枝毛が増えてくると髪をまとめること自体が難しくなってきます。ボサボサになる原因となってしまうので、できるだけ枝毛にならないよう気をつける必要があります。

※参考:ゴワゴワの髪の毛をサラサラにすることは可能?普段のセットを楽になる方法

枝毛と切れ毛の違い

枝毛はダメージが深刻になって増えるものですが、切れ毛との違いが気になる方もいらっしゃるかもしれません。実は、あまり違いはありません。どちらもダメージによって起こるものだからです。

髪が切れてしまえば切れ毛、裂けてしまえば枝毛というだけの違いです。

※参考:急に切れ毛が増えた…問題ない習慣のつもりでもNGだった事例も紹介

枝毛になる原因

髪は皮膚のように修復機能を持ち合わせていません。つまり枝毛になる原因を知って、事前に予防しておく意識が大切になります。原因はさまざまですが、代表的な4つの原因について紹介しますので、参考にしてみてください。

原因《1》美容室でのアルカリを使った施術

おしゃれを楽しむために、美容室で施術をしてもらっている方も多いでしょう。その中でも、次のアルカリを使った施術を頻繁にしている方は要注意です。

アルカリを使った施術の一例
  • パーマ
  • カラー
  • 縮毛矯正 など

髪は通常、弱酸性の状態になっています。そのため美容室で薬剤を使って施術をした場合はアルカリ性に傾き、その影響で髪にかなりの負担をかけてしまいます。

適切に扱えば問題ありませんが、頻繁に施術を繰り返すことが枝毛を作る原因となってしまうのです。一般的には3か月に1回程度の頻度が適切だとされていますが、これも髪の状態を見ながら美容師さんに相談して、ちょうどいい頻度を決めておくといいでしょう。

原因《2》毎日アイロンで髪をセットする

髪はたんぱく質から作られており、熱にあまり強くないという特徴があります。そのため、毎日アイロンを使ってしまうとダメージが深刻になり、最悪の場合、枝毛が増えていきます。

最初はバリアの役割のあるキューティクルだけが影響を受けますが、徐々にキューティクルが剥がれてきて、その断面から髪の内部成分が流出します。その結果、髪がスカスカとなり、枝毛ができやすくなるのです。

毎日アイロンを使うのではなく、特別な日だけにアイロンで髪をセットするようにしてみてください。どうしても毎日きれいに髪をセットしたい方は、別の方法を探してみるのもいいかもしれません。

※参考:アイロンしてもはねる…そんな人は髪型とスカルプケアを見直してみませんか?

原因《3》自然乾燥をして寝てしまう

自然乾燥とは、ドライヤーを使わずに髪が濡れた状態を長時間放置する乾かし方です。ドライヤーを使うのが面倒だと思った時に、自然乾燥をしてしまう方も少なくないでしょう。1回だけなら、髪がパサついて乾燥しやすい状態になるだけかもしれません。しかし、何度も自然乾燥をして寝てしまうと、枝毛ができる原因となってしまいます。

髪が濡れているとキューティクルが開いたままの状態となり、そのまま寝てしまうと、摩擦によってキューティクルが剥がれてボロボロになりかねません。さらに髪の内部成分が流出し、枝毛が増えていくのを止められなくなる可能性も十分に考えられます。

※参考:自然乾燥は髪が傷む?ドライヤーを使ったほうがいいとわかるデメリットを公開中

原因《4》エイジング毛になっているのに何もケアしない

髪は、枝毛ができやすい髪質とそうでないものに分けられます。できやすい髪質というのは、エイジング毛のような細くて柔らかい髪質の方です。外からの刺激を守ってくれるキューティクルなどの層が薄く、ちょっとしたダメージで枝毛ができてしまいます。

例えば、頻繁に外出している方こそ要注意です。エイジング毛は太い髪質の方よりも紫外線に弱く、UVスプレーなどでケアしておかないと乾燥しやすくなり、これが枝毛の原因となってしまいます。

※参考:これはエイジングヘア?髪質に変化がある時ほど生活習慣と髪型選びの見直し

枝毛のなった時の唯一の対策と予防方法

髪には修復する機能がありません。一度枝毛ができてしまうと、自分で手を加えない限り、きれいな髪にはなってくれないのです。そこで、対策と予防方法についてまとめてみました。

枝毛の対策

枝毛になった髪は元に戻せないとお伝えしましたが、唯一の方法があります。その方法を使えば、ボロボロになった髪をきれいにすることはできますが、全く同じ状態には戻らないことには変わりありませんので注意しましょう。

毛先を切る

その方法とは、「枝毛になったところを切る」という方法です。切り離してしまえば毛先が絡まる心配もなく、ボサボサになりにくくなります。

ただし、枝毛になった部分だけを切っても、すぐに枝毛ができてしまいます。せめて、枝毛から5cmより上を切っておくことをおすすめします。見えていないだけで、枝毛の周辺は内側がボロボロになっているのです。髪は短くなってしまいますが、すぐに効果を実感できる唯一の方法です。

間違えた対策

枝毛ができたら切り落とすべきだとお伝えしましたが、これ以外の間違った方法だけはしないようにしましょう。例えばハサミを使わずに、枝毛をちぎるといった方法です。枝毛をちぎると、健康な髪までキューティクルが裂けて、よりひどい状態になってしまいます。

抜くことも同様によくありません。髪は毛穴から生えており、毛穴に炎症を起こして、これから生えてくる髪に悪影響を及ぼします。

枝毛の予防方法

枝毛はできるなら作らないほうがいいでしょう。それは上記で何度も言っているように、元に戻せないからです。切ってしまうしか方法がないので、予防ができれば髪はきれいな状態をキープしやすくなります。枝毛の予防方法は、ヘアケアの方法と同じだからです。

美容室の施術は必要最低限におさえる

美容室でのアルカリを使った施術は、頻繁に行わないようにしましょう。特に1ヶ月に1回より短い頻度で通っている方は要注意です。

白髪染めをしている方によく見られる傾向で、根元が気になって何度もヘアカラーをしてもらっているのではないでしょうか。そんな方は、根元が気にならなくなる白髪ぼかしなど、通う頻度を抑えられる施術を提案してもらうのもいいかもしれません。

※参考:白髪ぼかしが高いのはなぜ?仕組みを知ればわかる!コスパがいいって話

髪を定期的にブラッシングする

ブラッシングをすることも、髪をきれいに保つおすすめの方法といえるでしょう。枝毛ができる原因のポイントのひとつは、キューティクルだからです。

ブラッシングはキューティクルを気軽に整えてくれる方法のため、枝毛の予防として役立ちます。無理やりブラッシングをしたら逆効果となってしまうので、毛先をほぐすように丁寧にブラッシングをしてください。

※参考:ブラッシングで髪は変わる?本当の効果と使い方、ベストタイミングを知ってる?

トリートメントで少しでもダメージをカバーする

枝毛になった髪を元には戻せません。しかし枝毛になる前に髪を補修して、予防するためにトリートメントを使うのなら、この方法もおすすめです。髪内部の成分が流出して、乾燥しやすい状態が長く続けば、それだけで枝毛ができてしまいます。トリートメントで髪を保湿して、枝毛ができにくい髪質にキープしておきましょう。

髪型で気になる髪をカバーする

枝毛ができやすい方は、何かしらのコンプレックスを抱えているのではないでしょうか。上記でも紹介した美容室での施術も、それをカバーするために行っていたというケースも少なくありません。

そこで、信頼できる美容師さんに、髪型でコンプレックスとなる部分をカバーしてもらうのはいかがでしょうか。例えば薄毛が気になっていたのなら、髪を短くするだけでもふんわりとします。とはいえ髪質によって違いがあるので、それは美容師さんに相談して、自分にちょうどいい髪型を見つけてみてください。

※参考:コスパよく第一印象をよくするには髪に注意!今使ってるアイテムの見直し必須!

髪をきれいにしたいなら枝毛になる前の予防が大事

枝毛ができる原因は、髪のダメージが深刻になっているからです。

これが意識できていないと、いくらヘアケアに集中していたとしても、効果を実感しにくくなります。一度髪がボロボロになってしまえば、髪が生え変わらない限り、元に戻らないからです。枝毛にならないように予防を意識して、毎日のヘアケアを丁寧に習慣化できるようにしましょう。

また、エイジング毛にならないように、頭皮の状態もキープできていれば最高です。スカルプケアにも力を入れてみてくださいね。

ご参考になれば幸いです。

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