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タバコは薄毛と関係あり!禁煙だけでなく副流煙も避けましょう

2023年7月12日

タバコを吸っている女性の皆さんは、薄毛に悩んでいないでしょうか?
体に良くないのはよく言われることですが、髪の毛にも本当に良くないので、今回はその話をしたいと思います。
薄毛がひどくなるとわかれば、すぐにやめたくなるはずです。

髪は女の命。
きれいに髪の毛を保ちたい女性こそ、タバコをすぐにやめるべきです。
禁煙のための対策の一例についても、簡単にまとめてありますので、是非参考になさってください。

タバコの喫煙で薄毛になる?どんな原因でハゲるのか?

タバコは「体に良くない」とされているのは周知の事実です。

それは、タバコには以下のような成分が含まれるからです。

タバコの中でも要注意になる成分
  • ニコチン
  • 一酸化炭素

これらの2つの成分が体内に入ると、特に髪に悪さをします。

原因①ニコチンの影響で抜け毛が増える

タバコが、薄毛をひどくさせる大きな原因の一つが、このニコチンという物質です。
抜け毛を増やすとされており、頭に生えている髪の毛の総量が減ってしまいます。
その流れは以下の通りと考えられています。

ニコチンが抜け毛を増やす流れ
  1. タバコを吸う
  2. ニコチンが体内に入り込む
  3. 血管が収縮する
  4. 血液の流れが悪くなる
  5. 頭皮まで必要な栄養を運ばなくなる
  6. 髪の毛の生成に関する働きが低下する
  7. <抜け毛が増える/li>

※参考:髪の毛に悩みがあるのなら栄養の見直し必須!どうなったら何をするべき?

このように、髪の毛にとって最悪の流れができてしまいます。

しかも、タバコを吸うと、体内にあるビタミンCを消費してしまうのも要注意。
ビタミンCは、代謝をアップさせる効果がありますが、ニコチンの影響で髪の毛の成長の邪魔をしてしまいます。

また、脳の血管が収縮すると最悪です。
緊張状態と脳が感じてしまえば、その時点で男性ホルモンが増えて抜け毛が増大!
ニコチンという存在は、髪にとって天敵になるのがわかったと思います。
タバコを吸うデメリットは、かなり大きいですよ。

原因②一酸化炭素の影響で髪の毛の成長しなくなる

髪の毛の影響は、ニコチンだけではありません。
タバコには一酸化炭素が含まれており、これも薄毛をひどくさせてしまいます。

一酸化炭素は、血液の中にあるヘモグロビンと結びつきやすく、髪の毛に必要な酸素を供給しにくくするからです。
赤血球に含まれるヘモグロビンは酸素を体内で運搬しますが、酸素より一酸化炭素のほうがはるかに吸着しやすくなっているため、ヘモグロビンが酸素が運搬できなくなり、すぐに体のなかの細胞に酸素が行き渡らなくなります。

これにより酸素がないと、髪の毛を作り出す毛乳頭細胞の活動が低下すると、わかってきたわけです。

これらの2つのタバコ成分が、薄毛を進行させるということです。
タバコを吸わないほうがいいのが、少なくともこの2つは原因として挙げられます。

薄毛にならないためのタバコ対策!

タバコが薄毛をひどくさせるのがわかれば、何か対策がないものか、知りたくなる人も多いでしょう。

じつは、薄毛のためのタバコ対策はかなりシンプルです。
それはやはり、「タバコをやめる」ことがベストです。

ただし、簡単にやめられないのがタバコのデメリットです。
以下で紹介した方法も実践しつつ、やはり病院の禁煙外来に行くこともおすすめいたします。

辞めるための対策①お酒をやめる

まず、タバコを止めるためには、お酒も一緒に控えるほうがいいでしょう。
タバコを吸っている人の多くは、お酒までハマっているケースは多いですね。
ともに心を落ち着かせるために嗜むものですので、相性が良いんでしょうか。

実際、タバコが吸いたくなるタイミングはいつ?というアンケートで、「お酒を飲んでいる時」と答えた人が一番多くいました。
お酒というのは、アルコール中毒という言葉があるように、依存性が高いとされています。

しかも以下の記事を読めばわかるように、アルコールも髪の毛にもよくありません。

※参考:アルコールを飲んでいる人はハゲている?髪の毛の関係とうまい付き合い方

お酒を辞めれば、タバコをつい吸いたくなるというタイミングが減ります。
それにより禁煙しやすくなるので、今流行りのノンアルコール飲料を用意して、禁酒にもチャレンジすることをオススメします。

辞めるための対策②気分転換の方法を変える

タバコを吸いたくなるタイミングは、お酒だけではありません。
じつは気分転換として、タバコを嗜んでいる人も多いでしょう。
そして気分転換をしたくなるのは、ストレスを感じた時ではないでしょうか?

ストレスそのものも、髪の毛の成長を邪魔するので、タバコ以外の対策を考えておいてくださいね。

※参考:ストレスは薄毛になりやすい?すぐにわかる症状と簡単な対策まとめ

タバコに関していうと、ストレスを作っているのは、タバコのほうだという結果もありました。

ニコチンの血中濃度の半減期は約30分と短く、喫煙して一時的に離脱症状が改善されても、1日の中で何度もたばこを吸いたくなったりイライラなどの症状がみられることになります。つまり喫煙はストレス解消法というのは思い込みで、実はストレスを作り出す原因(ストレッサー)なのです。
※引用:e-ヘルスネット|厚生労働省より

つまりタバコを一旦やめれば、イライラがなくなってくるというわけです。
ストレスが少なくなるので、髪の毛にとっては良い環境ができあがりますよ。

ただし、タバコは依存性がとても強いもの。
禁煙がなかなかできないので、別の方法でタバコをやめた時のストレス解消法を知っておかないといけません。
そこでストレス発散の方法は、たとえば以下があります。

ストレスを発散させるための方法の種類
  • 休息型
  • 運動型
  • 新交型
  • 創作型 など

ストレスを発散させるためには、これらの種類がいくつか重なった方法を見つけると良いです。
そうすれば、効率的にタバコをやめられるかもしれません。

タバコ以外のおすすめの気分転換の方法
  • 軽い運動をして汗をかく
  • SNSで同じ趣味の人と交流する
  • 眠る時間を増やす など

※参考:運動不足だと薄毛になる?体を動かさない現代人の問題を解決する方法

※参考:寝不足になると薄毛になる?理屈では本当だから気軽にできる方法まとめ

あくまで一例ですが、上記のような方法を試してみるのをおすすめします。
どれもストレスが発散しやすく、髪の毛にとってもいいように働いてくれます。

辞めるための対策③メンタルを整える

タバコはメンタルと深い関係があります。精神的な安定を維持するために吸う方も多いと思います。
逆にタバコをやめると、うつ病になるリスクが、タバコを吸っていない人と同じレベルにまで下がったというデータもあります。

タバコは依存性が高く、気持ちが落ち着くと思いきや、メンタルを悪い方向に持っていく可能性もあるということです。
上述の通り、髪の毛にもよくないので、なるべく早くタバコから離脱する方法を見つけて、習慣化することをおすすめいたします。

※参考:髪の毛の成長にはストレス以外にもメンタルは重要?日頃から何するべき?

タバコを吸わなくなっても薄毛になる?副流煙の影響が絶大だから!

ここまで髪の毛とタバコについて紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

タバコをやめたとしても、副流煙のひどい環境で毎日を過ごしている人は要注意です。
そのような環境にいる場合、禁煙をしても、実はあまり効果がないことがあります。

副流煙にはタバコを吸う場合に比べて「ニコチンだと約3倍、タールも約3倍、一酸化炭素が約5倍」も髪の毛に悪影響を及ぼす成分が含まれているからです。

国の機関でも、副流煙のデータが出ています。
受動喫煙も避ける必要があるんです。ただ、最近は公共の場でタバコを吸える環境が少なくなってきていますよね。引き続き注意が必要かと思います。

成分 副流煙/主流煙比
一酸化炭素 3.4-21.4
ニコチン 2.8-19.6

※引用:e-ヘルスネット|厚生労働省より
※副流煙/主流煙比が1より大きいものは、主流煙よりも副流煙にたくさん含まれているという意味になります。

何もしていないのに、髪の毛が薄くなってきたと感じている人は、副流煙が原因かもしれません。
できる限りタバコとは物理的に距離を置いたほうが、あなたの髪の毛のためにもいいんです。

薄毛で悩む人はタバコの煙に要注意!

よく言われることですが、タバコは百害あって一利なし。
タバコはやめたほうが、髪の毛の成長の邪魔をしなくて済むので安心です。

ただし、大事なのはタバコをやめても効果は半減で、副流煙も髪の毛に悪影響を及ぼす点には注意が必要です。
受動喫煙も起きないように、できる限り環境を変える必要があるという点もぜひご注意くださいね。

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