現代の人たちは、ほとんどの人がスマホを持っていますね。
すごく便利で手放せない気持ちもわかります。
しかしあまり長時間使い続けている人は、頭皮が硬くなる可能性があるのをご存知ですか?
頭皮が硬くなると、髪の毛の成長を妨げるだけでなく、薄毛のリスクも高まります。
どのようにスマホと付き合っていくべきか、わからない人のために対策をまとめてみました。
スマホで頭皮が硬くなるのは本当?
「そもそもスマホを使っていると、頭皮が硬くなるのは本当?」
あまり聞き慣れない人にとっては、このように思うのもわかります。
ところが実際のところ、頭皮が硬くなるというのは本当なんです。
この理屈のところを具体的にひも解いてみたので、髪の毛が気になる人こそ参考にしてみてください。
頭皮が硬くなる原因
理屈的にも頭皮が硬くなると紹介しましたが、その原因について見てみましょう。
スマホというのは、デジタル機器というだけあり、画面が発光してその画面を見て楽しむものです。
光ったものを見るだけでも、人間の目は疲れてしまいます。
それを長時間見続けると、さらに目を酷使してしまうので、以下のような現象が起こってしまうわけです。
- 頭皮が硬くなる大きな原因
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- 頭皮の筋肉が凝った結果、血行不良を起こして硬くなる!
目はピント合わせなど、様々な行為を筋肉で制御しています。
例え同じところを見ていたとしても、筋肉が疲れてしまうわけですね。
筋肉が凝れば、硬くなっていき、血行不良を起こし、頭皮も一緒に硬くなってしまいます。
- 頭皮の血行を悪くさせる原因の一例
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- 眼精疲労
- 睡眠不足
- 同じ姿勢を長時間繰り返す
スマホを見続けるだけで、眼精疲労によって頭皮の血行を悪くさせているわけですね。
もちろん眼精疲労だけでなく、上記のような原因も重なります。
スマホを見ればブルーライトなどによって、脳が覚醒し、睡眠不足も併発させてしまうでしょう。
※参考:寝不足になると薄毛になる?理屈では本当だから気軽にできる方法まとめ
また、スマホを見ていれば、前傾姿勢になります。
この姿勢はストレートネックとなり、血行不良を起こす原因としては有名ですね。
要チェック!頭を動かして○○だと頭皮が硬い状態?
これを見たところで、まだピンとこない人も少なくないでしょう。
そこで頭皮が実際に硬くなっていないか、自分で確かめてみてください。
以下のような場所に触れば、すぐに硬いかどうかわかります。
- 頭皮が硬いかどうかのチェック項目
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- 頭全体を掴んで頭皮を動かしたら、突っ張りを感じる
- 耳の上付近の頭皮を指の腹で動かしたら、突っ張りを感じる
- 後頭部を手全体で掴んで動かしたら、突っ張りを感じる
チェックしてみても、頭皮に違和感がなければ、まだ硬くなっている状態ではありません。
逆に少しでも頭皮が硬いと感じるのなら、薄毛のリスクが高まっていると思ってください。
頭皮が硬くなると薄毛になる?
頭皮が硬くなっているだけで、なぜ薄毛に繋がるのか、疑問に思う人もいると思います。
そもそも頭皮が硬くなっているのは、血行不良を起こしているからと紹介しました。
血行不良が起これば、それだけで髪の毛に必要な栄養が届かなくなってしまいます。
頭皮まで栄養が確実に届かない状態が続くのであれば、それだけで頭皮の機能が働いていません。
機能できない状態が続くと、徐々に抜け毛が増えていき、薄毛が進行していきます。
つまりできるだけ、頭皮を柔らかい状態でキープしておく必要があるというわけです。
※参考:髪の毛に悩みがあるのなら栄養の見直し必須!どうなったら何をするべき?
スマホの見すぎで頭皮が硬くなった時にするべき対策
スマホを見すぎるだけで、頭皮が硬くなってしまう理由がおわかりいただけたでしょうか?
では次は、具体的な対策について見てみましょう。
やるべきことはシンプルです。
とにかくスマホと関わる時間を、極力減らす努力をするだけでも違います。
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- 画面を見る時間を減らす
- 1時間に1回は目を閉じて休憩させる
- 頭皮マッサージ
また、頭皮が硬くなっているのなら、物理的にマッサージなどでほぐすのも大事です。
スマホに関係なく、頭皮を柔らかくさせる方法を以下の記事で紹介しているので、これもチェックしてみてくださいね。
※参考:頭皮を柔らかくするにはどんな方法がある?触ってみて硬い人は要チェック!
対策①画面を見る時間を減らす
まず、スマホで頭皮が硬くなっているのなら、画面を見る時間を短縮しておきましょう。
スマホを見ることで、目だけでなく、姿勢まで悪くなってしまうからです。
長時間見ていると、眼精疲労と同時に、ストレートネックになってしまいます。
スマホを見なければいけない状況なら、せめて以下のような時間配分をして、利用するだけでも状態は変わるはずです。
対策②1時間に1回は目を閉じて休憩させる
スマホを見る時間を減らしたほうがいいと紹介しましたが、スマホをどうしても使わないといけない状況なら、なるべく休憩をとる必要があります。
以下のように、国が指定しているほど、目の休憩は大事です。
一連続作業時間が1時間を超えないようにし、次の連続作業までの間に10分~15分の作業休止時間を設け、かつ、一連続作業時間内において1回~2回程度の小休止を設けること。
※引用:VDT作業における労働衛生管理のためのガイドラインについて|厚生労働省より
せめて1時間連続でスマホを見たのなら、15分程度の休憩を挟みましょう。
それだけでも、目の疲れが溜まらずに済みます。
休憩の時には、余計なものを見ないためにも、目を閉じるのがおすすめです。
理想としては、仮眠をとるのもいいでしょう。
目と同時に脳も休憩できるので、頭皮が硬くなるリスクを抑えられます。
対策③頭皮マッサージ
頭皮が硬くなっているのなら、マッサージをするのもおすすめです。
マッサージといっても、そこまで難しく考える必要はありません。
以下のように、頭皮を動かしてあげるだけで、血液の流れがよくなっていきます。
- 頭皮マッサージの基本
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- 頭皮を動かすようにマッサージをするのが大事!
具体的な方法については、以下で詳しく紹介してあります。
育毛剤などで保湿をしてからマッサージすると、頭皮の負担が少なくてすむのでおすすめです。
※参考:頭皮マッサージで大事なのは○○?おすすめのアイテムと選び方まで紹介
スマホで頭皮が硬くなる人へのおすすめアイテム
対策は上記で紹介しましたが、アイテムを持っていると気軽に頭皮対策ができておすすめです。
少なくともスマホを使う機会が多いのなら、以下のアイテムを持っておきましょう。
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- ブルーライトカット用のメガネ
- ホットアイマスク
- 育毛剤
スマホはブルーライトを照射するので、眼精疲労がひどくなりがちです。
そこで、ブルーライトをカットするメガネを持っておくと、疲れが軽減されます。
目が疲れやすいのなら、血行をよくして対策しましょう。
ホットアイマスクという便利なアイテムを使うのもおすすめです。
また、頭皮の状態を整えるのも忘れないでください。
頭皮の血行をよくする育毛剤を使えば、頭皮に付けるだけでも薄毛や白髪の予防にはなります。
スマホの見過ぎで頭皮が硬くなるのは本当!
スマホを見すぎてしまうと、目の疲れだけでなく、姿勢なども影響して頭皮が硬くなってしまいます。
頭皮が硬くなるのなら、血行が悪くなった状態です。
髪の毛に必要な栄養が足りなくなってしまうので、徐々に薄毛が進行するリスクが高まります。
できるだけ頭皮マッサージをするなどして、頭皮を柔らかくさせる努力をしましょう。
スマホの見すぎだと自覚がある人は、スマホを見る時間を減らすだけでも、負担を最小限に抑えられます。
もちろん、頭皮の状態を整えておくために、育毛剤などのスカルプケアも忘れないでください。
時間がある人は頭皮マッサージにも挑戦して、血行を良くしてあげましょう。