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よくあるパーマの失敗は?原因に合わせた対策でチリチリ&ゆるすぎを解決

2024年9月25日

パーマ後に、髪がチリチリしてセットしにくくなった経験はないでしょうか?
中にはパーマがゆるすぎて、カールやウェーブが出しにくいと感じる人も少なくないでしょう。

よくパーマをかけて失敗したと感じる人こそ、失敗する原因を把握しておいてください。
原因に合わせた対策ができると、失敗は最小限におさえられます。
失敗する前の予防策と、失敗後の対策についても紹介しているため、これを参考にパーマヘアを楽しんでください。

パーマで失敗する原因

パーマ後に失敗したと感じる場合、大きく分けて2パターンの事例があり、主に「ゆるすぎる」か「チリチリにかかりすぎる」パターンです。
これらの失敗が起きる原因は3つです。

失敗する原因
  • 細毛や直毛などの髪質
  • 相性の良くない薬剤の使用
  • 美容師のスキル不足

パーマで失敗したくないなら、具体的な原因について1つずつ見てみましょう。

原因《1》細毛や直毛などの髪質

パーマで失敗する原因のひとつは、髪質に問題があります。

失敗しやすい髪質
  • 細毛
  • 剛毛
  • 直毛 など

もともとパーマは髪の毛内部にあるシスチン結合を1剤で切断後、ロッドで髪を巻き付けておき、髪の毛の形状をそのまま2剤で整えます。
髪質によってはパーマ後に髪質が安定せず、失敗に繋がる原因となることも少なくありません。

例えば細毛の場合はシスチン結合が少なく、パーマがかかりにくいといったケースがあります。
逆に剛毛の場合は、髪の毛の外側にあるキューティクルが分厚く、薬剤が浸透しにくいといった事例も少なくありません。
直毛に関してはストレートヘアの形状となるように、髪の毛の構造が作られているため、カールやウェーブが出にくいといった可能性も考えられます。

原因《2》相性の良くない薬剤の使用

上記で紹介した髪質だけが、パーマを失敗する原因とはなりません。
髪質に合わせてパーマ剤を選定できれば、大きな失敗を防ぐことができます。

例えば、剛毛や直毛といったパーマがかかりにくい髪質であっても、デジタルパーマなら問題ありません。
熱処理を挟んで薬剤を使うため、髪質に関係なくカールやウェーブが出やすくなるからです。
逆にパーマのかかりすぎる時には、弱い成分が配合されたコスメパーマを使えば、程よいパーマヘアに仕上げられます。

※参考:癖が強いコスメパーマのデメリットは?失敗しないメリットを活かした髪型3選

原因《3》美容師のスキル不足

薬剤を選定する人は、担当美容師です。
美容師のスキルが足りなければ、適切なパーマ剤を選定できません。
また、ロッドの選定も大事になるため、これも美容師の力量が試されます。

美容師のスキル不足がわかる一例
  • 薬剤やロッド選定
  • 不適切なカット
  • カウンセリング不足 など

その他にも、パーマを失敗する原因は多数あり、美容師のスキル不足が感じられれば、パーマで失敗するリスクが高まります。

パーマの失敗を回避するためには、美容師とお客様の仕上がりのイメージを共有しておかないといけません。
カウンセリング時に希望の髪型や髪質、悩みなど、細かい内容を相談しておきましょう。
カウンセリングの大切さを知っている美容師が担当となると、パーマで失敗するリスクを最小限におさえられます。

パーマでの失敗を防ぐための対処法

パーマの失敗を防ぐためには、パーマをする前の下準備が大事になります。
大きな失敗をしたくないのなら、対処法を知っておくと安心です。
以下でパーマの対処法を3つにまとめてみました。
何をするべきか把握したい人は、参考にしてみてください。

対処法《1》髪質の劣化を防ぐ

パーマの失敗を予防するためには、髪質を劣化させない意識の高さが必要です。

劣化を防ぐには、日頃のヘアケアとスカルプケアの継続が重要になります。
特にエイジング毛を進行させないために、毎日のスカルプケアは必要不可欠です。
エイジング毛について知らない人は、以下の記事を確認しておくと理解力が高められます。

※参考:これはエイジングヘア?髪質に変化がある時ほど生活習慣と髪型選びの見直し

髪の毛が細くなればパーマの持ちが悪くなり、パーマヘアのメリットが感じにくくなります。
もちろん担当美容師の知識が高く、パーマ剤やロッドの選定、カットを使って細毛に合わせたパーマをかけてもらえば問題ありません。

逆にいえば、髪質が劣化していれば、担当となる美容師の力量を調べる必要があり、手間がかかります。

対処法《2》担当美容師の情報を確認

パーマで失敗しないためには、美容師の情報を調べておく必要があります。
例えば、パーマに詳しい美容師なら髪質を確認後、適切なパーマ剤やロッドを選び、カールやウェーブが出やすい髪型にカットしてくれるでしょう。
くせ毛に強い美容師なら、自然にカールやウェーブが出やすいパーマを施術してくれます。

美容師の情報を知るためには、担当する美容師が発信するSNSアカウントを確認しましょう。
得意分野が把握しやすく、大きな失敗は防ぎやすくなるはずです。

SNSで発信していない美容師の場合、美容室のホームページを確認すれば、得意ジャンルがわかるかもしれません。
口コミを確認するのもひとつの方法です。

対処法《3》カウンセリング中は積極的に相談

パーマで失敗したくないなら、カウンセリングに注力してください。
理想の髪型のイメージを、お互いに把握することは、髪型の失敗を予防する基本です。

※参考:失敗した髪型のごまかし方は?恥ずかしい思いをせずに自然に戻す方法

パーマヘアの場合、カールやウェーブのかかり具合は最低でも伝えておきましょう。
チリチリになりたくない時は、弱いパーマ剤を使ってほしいと伝えるだけでも、担当する美容師は薬剤選定に慎重になります。
過去に失敗談があるのなら、それもカウンセリング時に伝えると、担当美容師の参考になっておすすめです。

悩みがあるのなら、カウンセリングの時点で伝えておくと、適切な提案をしてくれる可能性もあります。

パーマを失敗した後の対策

パーマで失敗した後なら、大きく分けて2つの対策があります。

失敗した時の対策
  • パーマのかけ直し
  • カットでパーマをかけた毛先を切り落とす

どちらにしても、髪の毛はダメージを抱えている状態です。
パーマのかけ直しを検討している人は、ダメージに注意して美容師に相談しましょう。

対策《1》パーマのかけ直し

パーマに失敗した人の中には、かけ直しを検討しているのではないでしょうか?
1回パーマをかけると、髪の毛は相当のダメージを受けており、すぐにかけなおしても希望通りのパーマヘアに仕上がらない可能性があります。
きれいにパーマをかけ直してもらいたいのなら、2ヶ月ほど期間を空けるのもひとつの方法です。

とはいえ、今の失敗した髪型では、外出できない人もいるかと思います。
パーマの施術後の2週間程度なら、対応できる美容室も少なくないため、予め問い合わせておいてください。

そしてパーマのかけ直し後は、忘れずにトリートメントで髪の毛を保護しましょう。
もちろん頭皮にも負担がかかっているため、育毛剤を使って頭皮の状態をケアしておくのも忘れてはいけません。

対策《2》カットでパーマをかけた毛先を切り落とす

パーマをかけ直そうとしても、ダメージがひどくてかけ直しを拒否される時もあります。
その時は、カットで毛先を切り落とすことを提案されるかもしれません。

ただし、カットを使う場合は最終手段だと思っておきましょう。
髪が短くなるのは間違いなく、髪を伸ばしていたのなら、後悔する人も少なくありません。
パーマのかけ直しが前提で話を進めて、無理だと伝えられれば、カットを使うといったスタンスで相談してみてください。

パーマで失敗したくないなら自分の髪を大事にするべき!

パーマで失敗しないためには、担当する美容師のスキルを把握しておきましょう。
薬剤やロッドの選定、カットのスキルが高い美容師が担当となると、普段のセットが楽になります。
逆に美容師のスキルが低いと失敗しやすくなるため、別の美容室でパーマをかけてもらってください。

またパーマがかけやすい髪質なら、美容師のスキルが多少低くても、失敗しにくくなる点も忘れてはいけません。
普段からヘアケアやスカルプケアを習慣化し、髪質が劣化しにくい状況を自分で作ることもパーマヘアでは重要です。
するべき内容は、以下の白髪対策の記事で紹介しています。
これを参考に、普段のケアに役立ててみてください。

※参考:白髪ができても黒髪に戻る!ウソのようで本当の話を暴露!対策を3つ紹介

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