ノンジアミンの白髪染めってよく染まる？デメリットを知ると予防が大事だとわかったよ

白髪

2024年4月25日

ノンジアミンの白髪染めをお探しの方は、一般的な白髪染めと比べて、しっかり白髪が染まるかどうか気になっているのではないでしょうか。現在のノンジアミンの白髪染めは品質が向上し、白髪がしっかり染まるものも多く出回っています。

しかし、満足度の高いノンジアミンの白髪染めは、美容室で使用されるものが大半です。その理由は、ノンジアミンの特徴を知ることで理解できます。メリットやデメリットについてもまとめましたので、ジアミンアレルギーの方も参考にしてみてください。

ジアミンとは？症状が出る原因

ノンジアミンの白髪染めについて理解するために、まずジアミンについてご説明します。ジアミンとは、酸化染料のことです。さらに具体的には、「パラフェニレンジアミン」という成分で、白髪を染める染料の主成分を指します。

ジアミンを使った白髪染めは、しっかりと白髪が染まるところが大きな利点です。その一方で、人によってはアレルギー症状が出てしまうことがあります。

ジアミンアレルギーの症状

ジアミンの大きな欠点は、頭皮への負担が大きいことです。中にはアレルギー症状が出る方もいますが、症状は個人によって様々です。一般的によく見られるジアミンアレルギーの症状は以下のようなものです。

ジアミンアレルギーの症状の一例

発疹が出る
かゆみが強くなる
腫れることもある

ジアミンアレルギーは、ジアミンが原因となるアレルギー反応です。原因となるジアミンが皮膚に触れることで、症状が現れます。

白髪染めは頭に塗るものなので、頭部だけにアレルギー症状が出ると思われがちです。しかし、広範囲にアレルギー症状が広がるケースも珍しくありません。最悪の場合、顔が大きく腫れてしまうこともあります。ジアミンアレルギーは自己判断せず、違和感があればすぐに医師に相談することが大切です。

白髪は若い方でも20代から出始めることがあります。若いうちから白髪染めを使い始めると、ジアミンが頭皮につく頻度が増えるため、ジアミンアレルギーの症状が出る確率が高くなる可能性があります。

※参考：女性の白髪が増えるのはいつから？30代からが通説だけど常に予防を意識！

予防の方法

ジアミンアレルギーに一度なってしまうと、完治することはほぼありません。できる限り、症状が出ないように予防することが重要です。

症状で困らないようにする予防方法

白髪染めの頻度を減らす
刺激を抑えるように前処理をしてもらう
ノンジアミンの白髪染めを使うようにする

症状が出る原因は、ジアミンが頭皮に触れてしまうことです。

白髪染めの頻度を減らす

できる限り、ジアミンの入った白髪染めを使わないようにするだけでも安心です。
とはいえ、白髪染めをしないと、白髪が目立って気になるでしょう。そこで白髪染めの頻度を減らしてみてください。具体的な方法は以下の記事で紹介していますので、症状を抑えたい方はぜひ確認してみてください。

※参考：白髪を染めても1週間ですぐ白髪が目立つ？1ヵ月もたない人がするべき対策とは？

刺激を抑えるように前処理をしてもらう

また、ジアミンが含まれた白髪染めを使用する場合は、美容室で髪を染めてもらうことをおすすめします。それは前処理ができるからです。前処理とは、様々な方法を使って白髪染めの前に、頭皮や髪のダメージを抑える処置をすることです。

例えば、頭皮は弱酸性なので、pHのバランスを整える薬剤を塗布してから白髪染めをしてもらいましょう。ジアミンが含まれた白髪染めを使用する場合でも、頭皮への負担を抑えてから白髪染めを行うほうが安心です。

ノンジアミンの白髪染めを使うようにする

また、白髪を染めるためには、ジアミンの入った白髪染めを使わなくても良い場合があります。特に白髪の量が少ない方は、ノンジアミンの白髪染めを使用してみましょう。

ノンジアミンの白髪染めとは？

ジアミンが入っていない白髪染めが、ノンジアミンです。ジアミンはしっかりと白髪を染めるのに対して、ノンジアミンの白髪染めは、優しく白髪を染めることができます。白髪を染めた部分と染めていない部分の境界線がはっきりとわかれる一般的な白髪染めと違い、境界線がぼやけて見えるため、自然な仕上がりになるところが大きな特徴です。ただし、ジアミンが含まれる白髪染めと比べると、人を選ぶ白髪染めになっている点には注意が必要です。