髪型がうまくセットできない時に限って、根元がふんわりしていなかった…なんてことありませんか?
じつは根元がふんわりするかどうかは、使ったシャンプーも関係しています。
今使っているシャンプーを適当に選んでいると、根元がふんわりしないものです。
しかし、いろいろなシャンプーがあるなかで、どこに違いがあるのか、よくわからない人がほとんどでしょう。
そこで、根元がふんわりするシャンプーのおすすめの選び方をまとめてみました。
長期的に見れば、頭皮を元気にさせる必要もあります。
シャンプー以外のケア方法も実践してみてくださいね。
根元がふんわり仕上がるシャンプーとは?
根元がふんわりするシャンプーといっても、今使っているシャンプーと何が違うのか、よくわからないですよね?
そこで、根元がふんわりするシャンプーについて見てみましょう。
- 根元がふんわりするシャンプーを使うメリット
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- 毎日のセットが楽になるところ!頭頂部がペタンコになる人が使うべきシャンプー!
※参考:頭頂部も含めた髪のボリュームの悩み…共通点から言えるのは間違えた対策
シャンプーを変えるだけで、思いのほかメリットを感じられるシーンが増えます。
ちょっとした意識だけで変えられるので、悩みがある人は要チェックです。
仕組み
根元がふんわりするシャンプーとは、髪のボリュームが出やすくなるシャンプーと言い換えてもいいでしょう。
中には「シャンプーだけでボリュームが出るなんて嘘…」と疑問に思う人もいるはずです。
じつはシャンプーの仕組みについて知っていれば、あながち嘘ではないとわかりますよ。
- シャンプーの役割
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- 頭皮や髪の毛に付いた皮脂などの汚れを洗い流すためのヘアケアアイテム!
もともとシャンプーは、上記のように汚れを落とすためのもの。
これをうまく活用すれば、根元がふんわりしやすくなります。
根元がふんわりしない理由は、大まかにいうと以下の3パターンです。
- 根元がふんわりしない原因
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- 髪の毛に皮脂が付いて重みでぺたんこになる
- 毛穴に皮脂が付いていて根元から髪の毛が潰されている
- 髪質で髪の毛が下を向いている
ふんわりするシャンプーを選ぶだけで、上記の原因はそれなりに解消できます。
皮脂が原因の場合は、きれいにシャンプーで皮脂を少なくできるからです。
ただし、洗浄力が強すぎて皮脂がなくなりすぎるのもよくありません。
正しいシャンプーの選び方をマスターしておきましょう。
また、シャンプー後にうまくセットできれば、髪質による原因も抑えられます。
皮脂が付いていない状態の濡れた髪は、乾かす過程でふんわり仕上げられるからです。
とはいえ、これは髪型にもよるので、美容室で髪型をカットしてもらいましょう。
※参考:40代女性の頭はぺたんこ?髪型でカバーするためのおすすめ3選!
ふんわり以外に期待できる効果
シャンプーは、髪型をふんわりさせるだけではなく、様々な効果が期待できます。
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- 皮脂を落とし清潔に保つ
- 臭いも予防できる
- 炎症を抑える
シャンプーの本来の目的は、皮脂などの汚れを洗い流すところ。
清潔にできる上に、酸化して加齢臭になり得る皮脂も洗い流せます。
また、シャンプーによっては、抗炎症効果がある成分が配合されているものもあるので要チェックです。
毎日頭に付ける習慣があるだけに、頭皮の健康を考えれば、シャンプーを見直して損はありませんよ。
根元がふんわりするシャンプーの選び方
どんなシャンプーでも、皮脂は洗い流せます。
しかし根元がふんわりするかどうかは、個々のシャンプーによって違いがあるので要注意です。
以下の順序を守ってシャンプーを探してみると良いです。
- シャンプー選びの順序
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- 自分の頭皮や髪質をチェックする
- 洗浄成分をチェックする
- シリコンの有無
ここで大事になるのは、成分表です。
シャンプーの裏面を見て、自分の頭皮や髪に合ったシャンプーを選びましょう。
《1》先に自分の頭皮や髪質をチェックしておく
シャンプー選びで最も大事になるのは、とにかく自分の頭皮や髪質を知っておくこと。
これを忘れると、シャンプー選びをしていても、すぐ迷子になってしまいます。
特に自分の髪の毛が細毛だという人は、シャンプーを変える意識が大事ですよ。
※参考:正しくは薄毛ではありません!細毛や軟毛は髪質が変わらないと悩む人へ
また、頭皮が皮脂でベタつく人も要注意です。
今使っているシャンプーが合っていない可能性があります。
皮脂で髪が潰れている可能性があるので、次で紹介するシャンプーを試してみましょう。
逆に剛毛で困っている人は、しっとり系シャンプーにすると、セットの時が楽になりますよ。
《2》その上で洗浄成分をチェック
そもそもシャンプーというのは、洗浄成分が大半を占めています。
それは頭皮や髪の毛を洗い流すことが第一義のアイテムだからです。
成分表を見るとわかるように、水の次に洗浄成分が記載されているケースがほとんどですね。
詳しくは以下の記事を読むと、成分表についてもわかるようになります。
※参考:シャンプーは洗浄成分で変わる!正しい選び方とそれぞれの特徴まとめ
洗浄成分は、種類によって洗浄力に違いが出てきます。
髪質をふんわりとさせたいのなら、洗浄力は程よく強いものを選びましょう。
皮脂がきれいに洗い流されて、髪の毛が軽くなるためです。
ただし洗浄力が強すぎると、頭皮が保湿しようと余計に皮脂が多く出てきてしまいます。
あくまで「程よく強い洗浄成分」と覚えておいてくださいね。
《3》ノンシリコンは必須事項
成分表を見ても、どこにもシリコンと書かれていないから、今使っているシャンプーも大丈夫と思うのは間違いです。
シリコンの成分名は、代表的なものだと「ジメチコン」と表記されます。
ジメチコンが最初のほうに記載されていれば、シャンプーだけではしっとり・ふんわりしません。
そもそもシリコンは、ザックリいうとシャンプーであってもコーティング剤として使われます。
皮脂と同様に、重みが出てふんわり仕上がらない性質があるので、そういった意味でもできるだけノンシリコンを選ぶのが大事です。
- シリコンの注意点
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- 「シリコン=悪」と勘違いしないで!あくまでふんわりしないから、ノンシリコンをおすすめしているだけ!
現在のシャンプーは、かなりレベルが上がっています。
シリコンも同様で、種類がたくさん用意されており、シリコンは悪いものとは言い切れません。
ふんわりするかどうかで判断しているので、勘違いしないようにしましょう。
ただし、敏感肌でシリコンに荒れる人は、ボリュームに関係なくノンシリコンを選んだほうが無難ですね。
シャンプー以外の方法で根元をふんわりさせるには?
シャンプーは、皮脂をきれいに洗い流してくれるので、根元をふんわりさせるのに役立ちます。
しかし現在ではシャンプーだけが、髪のボリュームを出す方法ではありません。
根元をふんわりさせるためには、スカルプケアを意識すれば、他の方法も見つけられます。
※参考:スカルプケアとは?勘違いしてる人のための方法とポイント総まとめ
特に育毛剤で頭皮を元気にさせることは、長期的に使い続ければ有効です。
シャンプー選びをしながら、同時に試してみると根元がふんわりしてきますよ。
そもそも根元がふんわりしなくなる原因は頭皮の状態
根元がふんわりすると、髪にボリュームが出てセットしやすくなります。
そこで成分表をチェックしておくと安心です。
洗浄成分を少し強めのシャンプーに変えるだけで、髪質も変わっていきます。
その場合、頭皮が乾燥するケースもあるので、育毛剤などの保湿ケアをしましょう。
長期的に見れば、育毛剤を使うと根元がふんわりしてきますよ。
ヘアケアと同時に、スカルプケアも視野に入れて長期的に試してみてくださいね。