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男性と女性では薄毛に違いがあるの知ってた?間違えないための原因と対策

2023年8月11日

そもそも薄毛は、男性がなるものと思っている女性は少なくありません。

しかし、現在だと多くの女性が薄毛に悩んでいます。
その理由は簡単です。
昔に比べて生活環境が大きく変わり、女性でも薄毛になりやすくなったから。
気を付けていないと、女性でも薄毛になってしまいます。

とはいえ、男性と全く同じ薄毛にはならないので、安心してください。
もちろん原因と対策に関しても、内容に違いがあります。
そのあたりを詳しくまとめてあるので、参考にしていただければと思います。

男性と女性の薄毛の違い①薄毛の進行具合

まず男性と女性では、薄毛になるスピードや進行の順番など、細かい部分で違いがあります。

少なくとも、男性よりも女性のほうが、薄毛の状態が軽くなるでしょう。
簡単にいうと、男性だとツルツルになる薄毛に対して、女性は全体的に薄くなるだけで、ツルツルにはなりません。
このように、男性と女性では、同じ薄毛といっても性質が異なります。

それでも、薄毛での悩みは誰でも同じです。
スムーズに対策するためにも、違いを把握しておきましょう。

男性の薄毛:生え際から頭頂部にかけて薄くなっていく

まず、男性の薄毛の場合、女性よりも薄毛になるスピードは速いです。

生え際から薄くなっていき、最悪の場合その薄毛が頭頂部まで到達するケースも少なくありません。
逆に生え際に少しだけ髪の毛が残り、頭頂部がツルツルになってしまう男性もいます。

これをAGAといい、男性特有の薄毛とされてきました。
しかし、一部の女性の中には、同じような薄毛になる人もいます。

※参考:女性でも薄毛になる時代に…AGAと似ているハゲ方があるのを知ってます?

以下でも詳しく紹介しますが、それもこれも男性ホルモンが関わっているからです。
男性だけでなく、女性にも男性ホルモンは持ち合わせているため、似たような薄毛で悩んでしまいます。

女性の薄毛:全体的に薄くなっていく

一部の女性は、男性と似たような薄毛になるとされていますが、ほとんどの場合は女性特有の薄毛になります。

男性とは違い、女性は頭全体が薄くなっていき、ツルツルの頭にはなりません。
あくまで薄くなるというのがポイントです。
細くて元気のない髪の毛が増えてきた時は、女性なら注意しておきましょう。
この薄毛を、びまん性脱毛症といいます。

※参考:女性に多いって本当?びまん性脱毛症とは?早めに気付けばなんとかなる

もちろん髪の毛そのものが残っているので、男性に比べると回復しやすいとされています。
諦めずに髪の毛の成長のために、対策を続けるようにしましょう。

男性と女性の薄毛の違い②髪の毛が薄くなる原因

また、男性と女性では、薄毛になる原因にも違いがあるので注意しましょう。
上記でも少し触れましたが、男性はホルモン、女性は様々な原因が混ざり合っています。
対策のやり方にも、少しだけ違いが出てくるので、ポイントを抑えておいてください。

男性の薄毛:男性ホルモンの影響を受けやすい

男性が薄毛になってしまうのは、少なくとも男性ホルモンが関わっています。

薄毛と関係がある男性ホルモンを「テストステロン」といい、このホルモンと、体の酵素でもある「5αリダクターゼ」が結び付くのが原因です。
この2つが結び付く原因はハッキリしていませんが、結び付いた結果、「DHT(ジヒドロテストステロン)」に変わります。

DHTはテストステロンよりも強力。抜け毛が圧倒的に増えるとされており、さらに髪の毛の成長期が短くなって薄毛が進行していくわけです。

男性ホルモン自体の量も注意する必要がありますが、5αリダクターゼの量も注目しましょう。
薄毛は遺伝だとされているのは、この酵素の量が遺伝で決まるからです。
この2つのバランスによって、抜け毛が増えて薄毛がひどくなってしまいます。

女性の薄毛:生活習慣も含めて複合的

女性の場合は、男性と大きな違いがあります。
それは、男性ホルモンはひとつの原因であって、それだけが薄毛をひどくさせないからです。

女性は男性と違って、男性ホルモンの量は比較的少なめになります。
そのため、男性ホルモンが原因とは言い切れません。

女性はむしろ、髪の毛が成長しにくい体となっており、生活習慣が主な原因といってもいいでしょう。

  • 睡眠不足
  • 乱れた食生活
  • ストレス など

※参考:ストレスは薄毛になりやすい?すぐにわかる症状と簡単な対策まとめ

このように、様々な原因が入り混じって、さらに男性ホルモンの影響もゼロではありません。
これが原因と言い切れないので、最も影響が深い生活習慣を意識したほうが無難です。

男性と女性の薄毛の違い③悪化させないための対策

男性であっても女性であっても、薄毛の進行は防ぎたいと思うのが普通ではないでしょうか?

そこで、対策についてもまとめてみました。
少なくとも男性であっても女性であっても、以下の方法は共通した対策になります。

男性と女性共通してできる対策
  • 生活習慣の見直し
  • 頭皮の状態を整える

頭皮の状態を整えるのは同じですが、少なくとも男性は皮脂が多く出るので過剰な皮脂は抑えましょう。
女性は乾燥しがちで、頭皮に炎症を起こしがち。
保湿をして、頭皮の負担を抑えたほうが安心です。

ただし、薬に関しては、男性と女性で大きな違いがあります。

※参考:スカルプケアとは?勘違いしてる人のための方法とポイント総まとめ

薬を使った男性の薄毛:フィナステリドで抜け毛をカバー

男性が薄毛になってしまうのは、上記でも紹介したように、男性ホルモンがDHTに変わって抜け毛が増えるからです。

このDHTを抑えるために、フィナステリドを使うのが薄毛対策の主流になっています。
薬だからこそパワーは強力で、効果を実感できている男性も少なくありません。
抜け毛が減る代わりに、男性としての機能も低下してしまうので、そのあたりの副作用は注意しましょう。

処方薬ですので医師の診察が必須となります。納得できるまで相談してみてください。

もちろん、副作用に不安を感じる人は、男性用の育毛剤などを使うのもひとつの方法です。
現在では様々な種類が出回っていますが、男性の薄毛は原因がわかりやすいので、選び方としては極端に難しくありません。

薬を使った女性の薄毛:ミノキシジルやパントガールで頭皮の状態をカバー

女性が薄毛になるのは、様々な原因が混ざっていると紹介しました。
ただし、薄毛になる原因としては、血液の流れが悪くなるケースが比較的多めです。
そのため薬を処方してもらった時は、ミノキシジルやパントガールが使われます。

  • ミノキシジル:血行を良くする
  • パントガール:頭皮の状態も整える

女性の場合は、女性ホルモンが多いため、抜け毛を極端に気にする必要はないでしょう

しかし、血液の流れが男性よりも良くないケースが多く、ミノキシジルが比較的多めに使われます。
また頭皮が乾燥しやすく、頭皮の状態が乱れている人には、パントガールも一緒に飲むケースも少なくありません。

男性も女性も生活習慣や頭皮を整えることは薄毛対策としてどっちも大事

男性も女性も、薄毛で悩んでしまえば、メンタルも落ち込んでしまうものです。

髪の毛は人間誰でも大事なもの。
丁寧に扱って、長く髪を楽しみたいと思うのが普通です。
だからこそ、薄毛対策は性別に関係なく、早めにしておきましょう。
そのためには、生活習慣や頭皮の状態を整えておくと、うまく予防になります。

また、脱毛症の場合は、早めに医師に相談して、正しい対策のアドバイスをもらいましょう。

※参考:女性でも起こりうる脱毛症…種類によって対策が違うが基本は頭皮に注目!

現在では、女性でも脱毛症になるリスクが上がっています。
正しい対策が何なのか把握して、うまく対処してくださいね。

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