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ひどく傷んだ髪に市販トリートメントは効果あり?サロン系との違いと使い分けの方法

2024年12月7日

ひどく傷んだ髪はセットがしにくくなり、見た目的にも不満に感じる人も少なくないでしょう。
市販のトリートメントで、髪がきれいに整えられる方法があるのなら、挑戦したくありませんか?

傷んでしまった原因に合わせてトリートメントを選べば、市販品であっても効果を実感しやすくなります。
ところが、市販のトリートメントだけでは、物足りないと感じる人もいるでしょう。
その場合は、サロン系トリートメントを試してみてください。
使い方や選び方に関して解説しているため、傷んだ髪をどうにかしたい人はこれから紹介する内容を参考に、トリートメント選びをしてみましょう。

ひどく傷んだ髪におすすめのトリートメントの選び方

ひどく傷んだ髪は、トリートメントで髪を補修する必要があります。

髪の毛が傷むと乾燥によってパサつきがひどくなり、キューティクルが剥がれて、内部の保湿成分がさらに流出し、より乾燥がひどくなるといった悪循環が生まれるためです。

原因は様々ですが、その原因に合わせたトリートメントの選び方を意識しましょう。

※参考:髪の毛のパサパサは治すことができる?原因からわかる本当の対策を掲載中

トリートメントとコンディショナーの違いを把握

ひどく傷んだ髪をきれいに整える前に、トリートメントとコンディショナーの違いを把握しておいてください。

コンディショナーは、ドラッグストアなどの市販品によく見られます。
トリートメントと勘違いするケースも多く、意識せずにコンディショナーを使っている人も多いのではないでしょうか?

トリートメントとの違い
  • コンディショナー:表面をコーティングして髪触りをよくする
  • トリートメント:内部に成分を浸透させてダメージを補修する

このように、コンディショナーでは傷んだ髪にとっては効果が薄く、パサつきがあまり変わらないケースがあります。
できるだけアイテムの裏面などを見て、トリートメントかどうか確認してから使いましょう。

髪がひどく傷んだ原因に合わせてトリートメントを選ぶ

ダメージがひどい髪の毛は、市販品であってもコンディショナーではなく、トリートメントを使うべきだと紹介しました。

ところが、市販トリートメントの中にも様々な種類があります。
そこでダメージがひどくなる原因に合わせて、使い分けしましょう。

髪がひどくなる原因の一例
  • ブリーチ毛
  • 頻繁な白髪染め
  • エイジング毛

これらは一例ですが、原因に合わせて市販トリートメントを使ってください。

ブリーチ毛

ブリーチは、髪の毛内部にある色素を抜いて、毛先を明るくさせるヘアカラー剤です。
色素を抜く時に髪の毛に大きな負担がかかるため、パサつきがひどくなり、ヘアセットがしにくくなる原因となってしまいます。

ブリーチによって髪が傷んでいるなら、補修成分が豊富に含まれたトリートメントを選びましょう。

髪の毛の補修成分の一例
  • 加水分解ケラチン
  • 加水分解コラーゲン
  • 加水分解シルク など

特にケラチンが含まれたトリートメントを選んでみてください。
ケラチンは髪の毛の主成分であり、ひどく傷んだ髪の毛にちょうどいいトリートメント成分です。

市販のトリートメントでもよく見られる成分のため、ひどく傷んだ髪に悩んでいる人でも気軽に試せるでしょう。

頻繁な白髪染め

白髪染めは、ブリーチとは違い、髪の毛を暗くさせるヘアカラーです。
1度白髪を染めればきれいに見えるのですが、髪の毛が伸びれば、すぐに白髪が目立ってしまいます。
根元だけが白くなり、より白髪が強調され、頻繁に白髪染めをしている人はいないでしょうか?

これが髪のダメージをひどくさせる原因です。
ブリーチのようにすぐ髪が傷むのではなく、頻繁に髪を染めることによって髪のダメージが深刻となり、パサつきが悪化してしまいます。
そこで補修成分と同時の、保湿成分も含まれたトリートメントを使ってみてください。

おすすめの保湿成分
  • セラミド
  • ツバキ種子油
  • 加水分解シルク など

上記のように、様々な保湿成分と補修成分が含まれた市販トリートメントを選ぶと、白髪染めによるダメージをおさえられます。

市販トリートメントだけでなく、白髪染めそのものの見直しをすることも大事です。
髪の毛の負担になりにくい白髪染めも探してみましょう。

※参考:髪に優しい白髪染めを使ってサラサラヘアをキープ!白髪も予防できる一石二鳥のやり方

エイジング毛

エイジング毛は、加齢によって髪質が変わってしまう悩みです。
加齢によって細毛になり、ちょっとした摩擦によってダメージを受けやすくなるため、予想以上に髪が傷んでしまうケースも少なくありません。

そこで、エイジング毛の場合は、市販トリートメントで髪を補修しておきましょう。
以下の成分が含まれたトリートメントを使えば、補修と同時にエイジングケアもできます。

おすすめのエイジングケア成分
  • ヘマチン
  • マルーラオイル(ビタミンEやオメガ-9脂肪酸)
  • ヒアルロン酸 など

エイジングケアには、専用の成分が必要となるため、市販トリートメントといっても選び方が重要になります。
髪型選びも重要になるため、以下の記事も参考にしてみてください。

※参考:これはエイジングヘア?髪質に変化がある時ほど生活習慣と髪型選びの見直し

ひどく傷んだ髪に使う時はトリートメントの種類にも要注意

トリートメントなら、どれを使ってもいいわけではありません。
ダメージがひどい状態の髪の毛は予想以上に繊細な状態のため、種類の使い分けも必要になります。

トリートメントの種類
  • インバスタイプ:お風呂の中で使って洗い流すトリートメント
  • アウトバスタイプ:お風呂から出て使う洗い流さないトリートメント

どちらも用途に違いがあります。
髪のダメージがひどい場合は、特にインバスタイプのトリートメントを使い、髪の補修を行ってください。
アウトバスタイプは、摩擦によるダメージを予防する目的で使うとわかりやすいでしょう。

インバスタイプ

インバスタイプのトリートメントは、選び方次第では、補修成分が豊富に含まれたものが多くあります。
傷んだ髪に使う時には、積極的に取り入れたほうが間違いありません。

名前のとおりお風呂の中で使う用途で作られており、毛先にしっかりトリートメントを付けたら、毛先についた水気を切ってください。
そしてトリートメントを揉みこんで、成分を内部に浸透させましょう。
さらに塗布したまま放置しておくと、より効果を実感しやすくなります。

インバスタイプのトリートメントは、髪の毛のダメージを補修させる目的で使ってみてください。

アウトバスタイプ

アウトバスタイプのトリートメントは、髪の毛表面をコーティングさせ、髪触りをよくするアイテムです。
傷んだ髪に使うのなら、摩擦によるダメージを軽減させる目的で使いましょう。

油分が多く含まれているアイテムも多く、髪質によってオイル成分を選ぶと、仕上がりに満足しやすくなります。
中には補修成分が含まれたアウトバストリートメントもあるため、こだわって使いたい時には、成分を確認して選んでみてください。

価格を見ておくのも大事

市販のトリートメントの中には、価格帯が安いものも少なくありません。
毎日使うものだからこそ、安さは大事なポイントのひとつです。

ただし、ひどく傷んだ髪に使う場合は、市販トリートメントに含まれる成分の中に、補修成分があまり含まれていないケースがあります。
コーティングによって髪触りをよくするだけで、使うことをやめると、パサつきがひどくなったのなら、コーティング成分によるものだと思っていいでしょう。
安いといっても限度があると思って、使われる成分を確認してから市販トリートメントを選んでください。

ひどく傷んだ髪には市販品以外にもサロントリートメントを多用する

市販トリートメントは価格をおさえたものが多く、髪の痛みがひどすぎる時には、仕上がりに満足できない人もいるでしょう。
そんな人は、市販トリートメントではなく、サロントリートメントの利用も視野に入れてみてください。
サロントリートメントは、名前のとおり美容室で使われるトリートメントです。
悩みに特化させたアイテムが多く、ひどく傷んだ髪にも効果的なトリートメントも少なくありません。

また、サロントリートメントといってもアイテムだけでなく、美容室で施術として行うトリートメントも指します。
複数の過程に分けてアイテムが作られており、効率的に成分の吸収を考えて作られています。
そのため、髪の補修を考えれば、施術によるサロントリートメントもひどい髪の痛みに悩む人にはちょうどいい施術です。

つまり、あまりに髪の痛みがひどい場合、ホームケア用のサロントリートメントを自宅でも行いましょう。
そして、美容室に1ヶ月に1回程度通い、施術によるサロントリートメントも行えば、髪の毛の状態はよくなっていきます。

ひどく傷んだ髪は髪質の変化にも大きな関係あり

髪の毛がひどく傷む原因は、ヘアカラーやパーマといった施術だけではありません。
エイジング毛が進んだ状態なら、何気ないちょっとした摩擦であっても、すぐに髪の毛が傷んでパサつきがひどくなります。

特に白髪が増えだす若白髪が気になる頃には、特に注意しましょう。
白髪が増える場合、髪質も劣化している可能性があるため、ダメージに敏感になっています。

※参考:若白髪が多い人には共通点がある?遺伝が原因だと諦めずに続けるべき対策を3つ紹介

髪の毛のダメージが気になる時こそ、毎日髪の毛の状態をチェックし、ヘアケアのやり方も見直してみてください。
何をしてもひどく傷んだ髪の状態が元に戻らないのなら、美容師に相談して、サロントリートメントもしてもらうといいでしょう。

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