髪をバッサリ切るかどうか迷うお気持ちはよく分かります。長年慣れ親しんだヘアスタイルを大きく変えるのは不安になるものですが、一方でイメージチェンジへの憧れもあるでしょう。特に髪質が細い方は、ショートヘアにした際のケアの変化や手間を考えると、躊躇してしまうかもしれません。
しかし、髪をバッサリ切ることには、スタイリングが楽になったり、すっきりとした印象を与えられたりと、様々なメリットもあります。結局のところ、髪をバッサリ切るかどうかは、一人一人の価値観次第です。ショートヘアのメリットとデメリットを天秤にかけて、自分にとってどちらが魅力的に感じるのかを見極めることが大切です。
いずれにしても、ヘアスタイルの変更は慎重に検討すべきです。特に髪質が細い方は、ショートヘアにした後のケアや手入れの変化を踏まえた上で、美容師さんとよく相談しながら決めていくことをおすすめします。
髪はバッサリ切るか迷う人はショートヘア一択
髪をバッサリ切るか迷う方が選ぶべき髪型は、ショートヘアです。思い切って髪をバッサリ切った方が、髪に関するメリットを感じやすくなります。
しかも、ショートヘアが似合わない方の方が少ないところもポイントです。ショートヘアが似合うかどうかは、頭頂部のボリュームが要となります。髪をバッサリ切ると、髪の毛の長さが短くなり、長い時と比べて重みがなくなってボリュームが出やすくなるでしょう。つまり、髪をバッサリ切った時点で、ほとんどの方が似合ってしまうわけです。
ベリーショートだと、さらに似合いやすい方が多いので、以下の記事を参考に髪型選びの参考にしてみてください。
※参考:40代の女性はベリーショートがおすすめ!くせ毛でも丸顔でも薄毛でも似合う理由
ただし髪をバッサリ切るか迷っている人はやめたほうが無難
ショートヘアがどなたでも似合うとしても、髪をバッサリ切る時は誰でも躊躇してしまう気持ちもよく分かります。そこで、髪をバッサリ切るべきか迷った方は、ショートヘアにするのはやめたほうが無難です。
- 髪をバッサリ切るか迷う人を中止したほうがいい理由
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- 髪の毛を1度切ってしまうと、元に戻すことができないから!失敗した髪をごまかすことは難しい!
当たり前のことですが、髪を一度でも切ったら元の状態に戻せません。もちろん、髪型を自然にごまかす方法自体はありますので、以下の記事を参考にしてみましょう。
※参考:失敗した髪型のごまかし方は?恥ずかしい思いをせずに自然に戻す方法
髪をバッサリ切ったら、しばらく見慣れなくてストレスが溜まったという方は少なくないと思います。中には、また髪を切りなおしてもらって、さらに髪が短くなったという方もいらっしゃるでしょう。
- 髪をバッサリ切らずにイメージを変える方法の一例
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- ヘアアレンジ
- パーマヘア
- 毛量を減らしてもらう
負のスパイラルに陥らないためにも、髪をバッサリ切らずにイメチェンを楽しむ方法について知っておくことをおすすめします。
髪をバッサリ切らずにイメチェンする方法《1》ヘアアレンジ
髪を切らずにイメージを大きく変えたいのなら、ヘアアレンジを活用しましょう。現在のヘアアレンジは、ふんわりするように髪をセットできると垢抜けておしゃれに見えます。
例えば、髪をねじって、毛束をつまんでゆるくさせてみてください。ねじるだけでイメージがかなり変えられるので、満足できる方は無理に髪をバッサリ切る必要はなくなります。もちろん、ヘアアレンジのバリエーションは、毛束をねじるだけではありません。以下の記事のように簡単にアレンジができる方法がありますので、髪をバッサリ切りたくない方は参考にしてみてください。
※参考:ヘアアレンジを使えばふんわりする?簡単にルーズに作れる人は外出しても安心!
髪をバッサリ切らずにイメチェンする方法《2》パーマヘア
髪をバッサリ切らずにイメージを変える方には、パーマヘアもおすすめです。ヘアアレンジと違って、パーマヘアは髪をセットする手間がかかりません。もちろん、ヘアアイロンを使う必要もないので、面倒だけどイメージを変えたい方にはちょうど良い髪型です。
ただし、パーマヘアは薬剤を使って髪型を変えるため、髪や頭皮に負担がかかります。細毛で悩んでいらっしゃる方は、できるだけ施術後のケアを意識すると、髪も頭皮もダメージを抑えられます。
※参考:細毛で悩む人ほどパーマの付き合い方を意識して!かかりにくいって本当?
髪をバッサリ切らずにイメチェンする方法《3》毛量を減らしてもらう
髪をバッサリ切ると、髪の長さは短くなります。髪を短くせずにイメージを少しでも変えたいのなら、セニングカットをしてもらいましょう。
セニングカットとは、髪の量を減らすカットのテクニックです。毛量を調整してもらうだけでも、イメージが大きく変わります。それどころか、カットの技術力が高い美容師であれば、セニングカットで髪の毛の質感まで変えられるので、髪をバッサリ切らなくても気軽に気分転換が可能です。
※参考:【顔の形だけでない】40代女性の髪型の選び方がわからない人への見つけ方!
よくあるバッサリ髪を切った後の悩み
髪をバッサリ切ってしまうと、ロングヘアにはない悩みができてしまうことも少なくありません。これから紹介する内容を見て、少しでも不安に感じる部分がある場合は、髪をバッサリ切るのは見送ったほうが無難です。
- 髪をバッサリ切った後に出てくる悩み
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- 髪が浮きやすい
- ボリュームの調整が難しい
- 美容室に通う頻度が上がる
あくまで一例です。髪をバッサリ切る予定の美容室で、しっかりと相談してから髪を切るようにしてください。髪質など、髪をバッサリ切った後の状態は人によって違います。
髪が浮きやすい
髪をバッサリ切ると、生え癖の影響を受けやすくなります。特に、髪をバッサリ切った後に、必ず襟足の生え癖が気になってしまうような方は要注意です。
髪の毛が上に向いて生えていると、後ろ側の髪だけが浮きやすくなり、全体のバランスが崩れてしまいます。髪が短くなったことで重みがなくなり、軽くなったのが原因なので、セニングカットで毛量を減らしすぎるのもよくありません。髪が浮きやすいという自覚がある方は、髪を切る前に美容師に相談しておきましょう。
ボリュームの調整が難しい
髪をバッサリ切った一部の方の中には、ボリュームの調整もしにくくなってしまいます。くせ毛で悩んでいらっしゃる方は、髪をバッサリ切った時に横に広がりやすくなるでしょう。逆に、細毛の方が髪をバッサリ切れば、思ったよりも頭頂部のボリュームが出せなかったというケースもあります。
そもそもショートヘアは、頭頂部にボリュームが必要です。細毛でボリュームが出にくいと自覚がある方は、髪をバッサリ切る前に担当の美容師にしっかりと相談しておくと良いです。
頻繁に美容室に通う必要がある
髪をバッサリ切ると、その髪型をキープするために頻繁に美容室に通う手間がかかってしまいます。一般的に1ヶ月に1cmほど髪の毛が伸びるので、月に1回は美容室に通うのが無難です。
ショートヘアは、少しでも髪が伸びると、髪型全体のバランスが崩れてしまいます。
しかし、定期的に美容室に通えば、髪の悩みを相談しやすくなります。シルエットのバランスを調整してもらいやすくなるので、このデメリットは解消しやすくなるでしょう。この対策が少しでも手間だと感じる方は、髪をバッサリ切らない方が無難です。
髪をバッサリ切るか迷う前にするべきこと!
髪をバッサリ切ると、イメージが大きく変えられるのは確かです。
しかし、髪をバッサリ切ると、髪型全体のボリュームの調整が難しくなってしまいます。今まで特に気にならなかった悩みが出てくる可能性がありますので、それを意識しておいて損はありません。
※参考:髪型をイメチェンしたい40代女性の記事!似合う髪型がわからない人のための方法