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ヘアマニキュアを続けると髪はどうなる?デメリットと美容師が嫌がる本当の理由

2024年10月9日

白髪染めによるダメージが気になる方にとって、ヘアマニキュアは髪や頭皮への負担を抑えるのに適した魅力的な施術なのではないでしょうか?

しかし、元美容師の立場から本音をお伝えすると、ヘアマニキュアを続けると起こる特有の質感の変化や、現場の美容師が扱いにくいと感じる裏事情が存在するのも事実です。

この記事では、髪に良いと思って選んだ方法で数年後に後悔しないよう、長期的に使用した際のリアルな髪の状態から美容師側の本音、そして失敗を防ぐための具体的な相談のポイントまでを解説していきます。

ヘアマニキュアと白髪染めの違い

ヘアマニキュアと白髪染めは、どちらも白髪対策のために使用されますが、その方法と髪への影響には大きな違いがあります。
白髪染めはアンモニアや過酸化物質を含むことが多く、基本的に色持ちがいいところがポイントです。
これらの化学物質が髪のメラニンに反応し、しっかり髪色を変えられます。

これに対してヘアマニキュアは、髪の外側をコーティングによって白髪を染めるため、髪へのダメージが少ないところがポイントです。
その代わりに、洗うと徐々に色が落ちていくため、施術後の扱いには注意しましょう。

ヘアマニキュアを続けるとどうなる?

白髪染めよりも髪に良さそうというイメージで、ヘアマニキュアを選んでいる方はいないでしょうか?

ところが実際のところ、1年、2年と長期的に使い続けると、メリットだけでなく特有のリスクも蓄積されていきます。
長期的にヘアマニキュアを使い続けた先に待っているリアルな状態をまとめました。

頭皮と髪への負担を減らして白髪をカバーできる点はメリット

ヘアマニキュアを続ける最大のメリットは、何と言っても頭皮への安全性の高さです。

ヘアマニキュアを使い続けるメリット
  • アレルギーの心配が少ない
  • 刺激を極限まで抑えられる

ヘアマニキュアには、ジアミン成分が含まれていません。
そのため、敏感肌の方でも安心して使い続けられます。
また、地肌に付けずに塗布するため、白髪染め特有のヒリつきやツッパリ感がありません。

このように、頭皮への刺激を避けながら白髪を隠したい方にとって、ヘアマニキュアは非常に理想的な施術です。

ヘアマニキュアは全く傷まないは嘘?髪が徐々に硬くなりパサつく理由

ヘアマニキュアは傷まないというイメージが定着していますが、長期的に続けると髪質に変化を感じるケースもあります。

特にキューティクルへの影響が大きいと言えるでしょう。
配合成分のベンジルアルコールが、表面の保護成分を剥がし、パサつきを招く可能性があります。

また、人によっては髪が硬くなり、ボリュームが低下してしまうかもしれません。
ヘアマニキュアのコーティングが続くことで、髪が硬くなり、うねりや根元の立ち上がりの悪さに繋がってしまうリスクもあるでしょう。

表面を覆うだけという性質上、見た目のツヤは出やすいものの、髪内部の状態まで良くなるわけではない点に注意してください。

ヘアマニキュアを続けるのはやめたほうがいいと思う美容師がいる理由

美容師がヘアマニキュアの継続に難色を示すのは、お客様の将来のなりたい髪型を叶えられなくなるリスクがあるからです。

最大の問題は、ヘアマニキュアによる強固なコーティングが壁となり、その後のカラーやパーマ剤の浸透を妨げる点にあります。
特に長期間重ねたマニキュアを明るくしたいと思っても、希望通りに仕上がらないかもしれません。

これは、色素が頑固に残るためです。
脱染剤を繰り返してもムラになりやすく、経験が豊富な美容師であっても難しいでしょう。
上からカラーを重ねても色が暗く沈むだけで、透明感を出すには数ヶ月の待機期間が必要になります。

また、地肌につくと落ちにくいため根元ギリギリを狙う高度な技術が必要になる可能性も捨てきれません。

このようにヘアマニキュアの強力な付着力は魅力ですが、髪色を変える際には弊害となる代物です。
将来的にパーマや明るい色も楽しみたいと考えるなら、数ヶ月先を見据えて計画的に行いましょう。

白髪染めをやめてヘアマニキュアに変えたほうがいい人の特徴

白髪染めをやめてヘアマニキュアに変えようと考える人の中には、まだヘアマニキュアに変えるべきか悩んでいる人もいるのではないでしょうか?
移行に悩む人のために、白髪染めをやめてヘアマニキュアに変えたほうがいい人の特徴をまとめてあります。
これを参考に、自分の髪の状態や悩みに合っているかどうかを考えてみてください。

例えば、髪がパサつきやすい、ツヤが欲しい、頭皮が敏感など、この1つでも当てはまる点があれば、ヘアマニキュアへの移行を検討する価値はあります。
ヘアマニキュアは髪への負担が少なく、自然な仕上がりを期待できるため、多くの人にとって魅力的な選択肢です。
実際にヘアマニキュアを使い始める前に美容師と相談し、アドバイスをもとに自分に最適なヘアケアの方法を見つけてください。

特徴《1》毛先がパサついて広がる人

毛先がパサついて広がりやすい人にとっては、白髪染めの成分がダメージを加速させ、症状を悪化させるリスクが高まります。
これは、白髪染めが髪のメラニン色素に反応して色を変える仕組みを使用しているからです。
頻繁に使用する場合、髪の乾燥や傷みを引き起こし、毛先のパサつきを悪化させてしまうでしょう。

一方で、ヘアマニキュアは直接染料を髪の表面に付着させます。
髪の内部構造には影響を与えずに色を付けるため、髪のダメージが少なく、パサつきによる髪の広がりをおさえられるといったメリットを感じられるでしょう。
このため、すでにダメージを受けて広がりやすい髪質の人には、ヘアマニキュアを試してみてください。

※参考:傷んだ髪になりやすい人を知ってる?ケアの方法と唯一の予防法

特徴《2》ツヤを出したい人

ツヤを出したい人には、ヘアマニキュアが特におすすめです。
ヘアマニキュアは、髪の表面に直接色を付けるため、髪の内部にダメージを与えることなく、自然なツヤと色味を加えることができます。
これにより、髪が健康的に見え、ツヤ感が出やすくなるでしょう。

ヘアマニキュアは、白髪染めと比べて髪にやさしく、乾燥やパサつきを引き起こしにくいため、ツヤと滑らかさを求める人には最適です。

また、ヘアマニキュアは発色の良い色味も特徴的で、自分だけのユニークなヘアカラーを楽しめます。
ヘアマニキュア後は、色持ちを良くするためのシャンプーやトリートメントを使用してください。
色持ちだけでなく、ツヤ感もキープしやすくなります。

特徴《3》頭皮にツッパリを感じる人

ヘアマニキュアは、通常の白髪染めよりも頭皮に与えるダメージが少ないため、頭皮のツッパリを感じる人におすすめです。
白髪染めが含むアンモニアや過酸化物などの化学成分は、髪と頭皮の両方に強い負担をかけることがあります。

これに対してヘアマニキュアは、これらの強い化学成分を含まず、髪の表面に色を付けるため、頭皮への刺激があまり感じられません。
ヘアマニキュアを使用することで、頭皮の乾燥やツッパリ感をおさえられるでしょう。

ヘアマニキュアの中には髪だけでなく、頭皮にもやさしく作用するアイテムも存在しています。
頭皮の乾燥を防ぎながら、健康的な状態を保つことができ、特に天然オイルやハーブエキスが含まれていれば、頭皮を保湿しながらツッパリ感をカバーできて一石二鳥です。

白髪染めをやめてヘアマニキュアに変える時のポイント

ヘアマニキュアに変える時には、少なくとも以下のポイントを意識しましょう。

ヘアマニキュアに変える時の重要なポイント
  • 最初に美容師に相談してから白髪染めをやめてほしい!

この理由は様々ありますが、大きく分けて3つの理由があります。
特に意識するべきポイントは、仕上がった時の髪色の違いです。
上記で紹介したように、染める時の仕組みに違いがあるため、白髪染めをやめてヘアマニキュアに移行する時は注意しましょう。

大きな失敗を起こさないためにも、髪のプロである美容師に相談したほうがいいわけです。
その時に希望の髪色をハッキリ伝えられれば、さらに理想的な髪色に変えられます。

理由≪1≫ヘアマニキュアのコーティングと残留色素が髪を染めにくくするから

ヘアマニキュアは髪の表面をコーティングさせて色を吸着させる点が、アルカリカラーを使った通常の白髪染めとの大きな違いです。
通常の白髪染めは髪の内部に色素を入れて髪を染めていきます。

じつは、美容師が現場で最も困るのが、このコーティングと残留色素です。

ヘアマニキュアの膜がバリアとなるため、後から明るい茶色に戻したいという場合や、パーマをかけたいと思っても、薬剤が髪の内部まで浸透しにくくなってしまうかもしれません。
そのため、思い通りの発色やカールが出せなくなってしまいます。

さらにマニキュアの色素が残留するケースもゼロではありません。

特に何年も繰り返した髪をアッシュなどの透明感のある色へカラーチェンジする場合は大変です。
専用の脱染剤を使って色素を抜く必要があり、ムラなく均一に仕上げるのは美容師であっても面倒に感じる方もいるでしょう。

理由≪2≫傷まないわけではなく、特有の髪質の変化や施術リスクが伴うから

ヘアマニキュアは髪にやさしいから全く傷まないというイメージが強いかもしれませんが、美容師の認識は少し異なります。

ヘアマニキュアに含まれる「ベンジルアルコール」という成分は、髪の表面にある大切な保護成分を剥がしてしまう恐れがあり、使い続けるとパサつきの原因になる可能性が指摘されているからです。

また、技術的なリスクも伴います。
マニキュアは一度地肌についてしまうと非常に落ちにくいため、根元ギリギリを狙って染める技術が求められます。
セルフや経験の浅いときれいに仕上がらないといったトラブルを招いてしまう可能性も否定できません。

表面のツヤと引き換えに内部の柔軟性を失わないためのケアや、きれいに仕上げる技術力を両立させるためには、やはり専門知識を持った美容師が必要不可欠です。

理由≪3≫不安なことを相談できるから

ヘアマニキュアへの移行を考えている時、多くの不安があるかもしれません。

例えば、白髪染めに比べて色持ちが悪いといった話や、ヘアマニキュアの使用を控えた方が良いとする意見もあります。
こうした不安を抱えながらヘアマニキュアを使い続けるよりも、最初に美容師に相談することが大切です。
美容師との相談を通じて、ヘアマニキュアに関する疑問や心配を解消することで、ストレスなくヘアカラーを楽しむことができるでしょう。

不安を相談すれば恥ずかしいと感じる人がいるかもしれませんが、美容師は過去にそんな人を何人も対応している髪のプロです。
むしろ対策まで教えてくれる親切な美容師もいます。
ヘアマニキュアを長期的に使い続ける予定なら、恥ずかしがらずにハッキリと不安を伝えておきましょう。

美容室と市販のヘアマニキュアはどう違う?セルフで失敗しやすい理由

最近では、ドラッグストアでもヘアマニキュアが手に入ります。
しかし、美容室で染めるのと何が違うのか疑問に思う方もいるのではないでしょうか?
じつは、市販品と美容室で使われる業務用とでは、中身の設計に決定的な違いがあります。

市販品とサロン用では薬剤の粘度が違う

まず大きな違いは、薬剤の粘度です。
市販のヘアマニキュアは、一般の方が自分一人でも髪全体に伸ばしやすいよう、薬剤が比較的やわらかく作られています。

一見すると塗りやすくて便利に感じますが、このやわらかさこそがセルフで髪を染める際に失敗を招く原因です。

ヘアマニキュアは地肌に付くと非常に落ちにくいため、薬剤がゆるすぎると、塗布中に地肌へ垂れて付着し、数日間は色が落ちないというトラブルに繋がります。

どうしてもセルフカラーにこだわりたいのなら、カラートリートメントという選択肢もあるので、気になる方は以下の記事も参考にしてみてください。

※参考:カラートリートメントで白髪をカバー!満足できない人のための正しい使い方

豊富な色の数と技術力で仕上がりに差が出る

対して、美容室で使用する薬剤は、狙った場所にピタッと密着するよう硬めに作られています。
そのため、地肌ギリギリに塗布しても垂れにくいでしょう。
これは、美容師が専用のコームを駆使して塗布することを前提としているためです。

だからこそ、美容室では発色の良い豊富なカラーバリエーションの中から、お客様一人ひとりの白髪のバランスに合わせた緻密な塗り分けができます。

セルフのリスクを考えると、やはり専用の道具と高度な技術を持つ美容師に任せたほうが、安全に白髪をカバーできるでしょう。

ヘアマニキュアの外側ケアを内側から支える必須習慣

ヘアマニキュアは頭皮にやさしく白髪を隠せますが、あくまで表面のコーティングに過ぎません。

これだけでは内部の傷みを補修できず、むしろ水分を弾いて髪が硬くなる原因にもなります。
この弱点を補うために不可欠なのが、ヘマチンを使った内部のケアです。

ヘマチンはたんぱく質と結合して色持ちを高め、マニキュア特有の硬さをやわらかくケアしやすくなるでしょう。
表面のツヤだけで満足せず、これらの成分で内側を整える習慣を取り入れてみてください。

そうすれば、コーティングに頼りすぎない、鮮やかで健康的なきれいな髪を長く維持できるようになるはずです。

具体的にいうと、「雨の日でも広がらず、翌朝までサロン帰りのような指通りが続く」と評判の弊社のエポプレミアムヘマチンを試してみてください。

いつものトリートメント前にシュッと吹きかけるだけで、ヘアマニキュアが抱えがちな髪の硬さや扱いにくさをケアし、使うほどに芯からしなやかなツヤ髪へと導いてくれます。

※商品詳細:エポプレミアムヘマチン

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ライター:メガネ

美容師として8年以上勤務。薬剤で手荒れがひどくなり、美容師を辞めて現在はWebライター。地元で美容室を経営しつつ、Webの知識で集客も行っています。

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