ヘアカラーをしていて、色落ちが気になる人はいませんか?
髪を染めてすぐのタイミングと比べて、徐々に希望の髪色とかけ離れた状態であるほど、あるポイントが抜けているケースがよくあります。
原因に合わせた対策ができていれば、色持ちも良くなるケースが多いので、これから紹介する方法を実践してみてください。
少なくとも、色落ちのポイントとなるキーワードが「キューティクル」です。
これだけでも覚えて損はありません。
ヘアカラーが色落ちする原因

ヘアカラーの悩みを抱えている人の中で、約50%の人が色落ちに対しての悩みを抱えていることが、一部のアンケートで分かっています。
それだけヘアカラーの色落ちに悩む人が多いということがわかるでしょう。
それほど多くの人が色落ちに悩んでいるのは、髪にあるキューティクルが開いたまま放置され、ヘアカラーの色素が流出しやすい状態が続いているからです。
キューティクルが開いたままになる理由は様々ですが、特に40代以上で頻繁にヘアカラーをしている場合、色落ちが進行しやすくなります。
髪を労わりながら正しいケアを心がけることが、色落ちの予防につながるでしょう。
ブリーチなどのダメージによるもの

ブリーチなどで髪に大きな負担がかかると、キューティクルが開いたままになり、内部の色素が流出しやすくなります。
これが色落ちの主な原因です。
キューティクルが開いたままの状態が続くと色持ちが悪くなるため、早めにケアして髪を整える意識が重要です。
また、髪の毛は一度ダメージを受けると元の状態には戻らないため、予防が最も重要となります。
色持ちを優先する場合は、発色の良さを活用するためにブリーチで髪を染めるよりも、ブリーチを控えながらカラーを楽しみましょう。
あえて色落ちを楽しみたい場合は、色落ち後も美しい色味のカラーを選ぶのもおすすめです。
汗などで髪が濡れた状態を放置している

汗で髪が濡れたまま放置していると、ヘアカラーの色落ちがひどくなると思います。
この原因としては、以下の2つのメカニズムが関係していると思っておきましょう。
特に汗をかきやすい人は注意してください。
汗自体が色落ちの直接的な原因にはなりませんが、髪が濡れることでキューティクルが開き、内部の色素が流出しやすくなるからです。
外出中に髪が濡れた際はタオルでこまめに拭き、室内であればドライヤーで乾かして湿気を取り除くよう心がけましょう。
- 濡れた髪が色落ちを誘発する2つのメカニズム
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- キューティクルが開いたままになって色落ちの原因となる
- 自然乾燥によって髪のダメージとなってしまう
髪型が汗で崩れるのが気になる人は、以下の記事も参考にしてください。
※参考:頭と顔の汗がすごい理由は?髪の毛のべたつきが気になる汗かきの人のための対策
ヘアカラーの色落ちを防ぐためのポイント

ヘアカラーの色落ちを防ぐには、日常生活で3つのポイントを意識してください。
- ヘアカラーの色落ちを防ぐポイント
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- ヘアケアの方法を見直す
- 色の選び方を見直す
- 生活習慣を見直す
この3つのポイントを守るだけで、色落ちの原因をほぼカバーできるため、普段の習慣を見直す良い機会になります。
どれも簡単に取り入れられる方法ですので、ぜひ挑戦してみてください。
ヘアケアのやり方を見直す

色落ちを防ぐためには、ヘアケア方法を見直し、特にキューティクルのケアを意識しましょう。
キューティクルが開いた状態だと、髪内部の色素が流出しやすくなり、色落ちが進んでしまいます。
しっかりキューティクルをケアできれば、色落ちを最小限におさえられます。
具体的なケア方法には、ブラッシングのやり方、トリートメントの選び方と使い方、シャンプーの選定などが多岐にわたります。
そこで、キューティクルの正しいケア方法について以下の記事も参考にしてみてください。
これらを習慣にできれば、色持ちの良い髪に変えられます。
※参考:髪をきれいにするにはキューティクルを守る!できずに損する人がやるべき方法3選
色の選び方を見直す

ヘアカラーの色落ちが気になる場合、カラーそのものの選び方を見直すのもおすすめです。
- 選び方の一例
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- 落ちにくい色を選ぶ:暖色系
- 色落ちを楽しむ色を選ぶ:寒色系
これらの自分の理想に合った色を選定できると、より満足のいくヘアカラーが楽しめるでしょう。
特に白髪染めをしていて1週間で白髪が目立つような人は、色の選び方を意識してください。
色選びについて詳しく知りたい場合は、以下の記事も参考にしてください。
※参考:白髪を染めても1週間ですぐ白髪が目立つ?1ヵ月もたない人がするべき対策とは?
落ちにくい色を選ぶ:暖色系
色落ちを防ぎたいなら、暖色系のカラーを選ぶのもひとつの方法です。
特に暗めのブラウン系などの白髪染めには濃い染料が多く含まれているため、色が長持ちしやすい傾向があります。
染めた色が定着し、抜ける可能性が比較的少ないため、長く希望の髪色を楽しみたい人にはちょうどいいでしょう。
ただし、暗めの色は色持ちが良い分、髪色を変えたい時に苦労するというデメリットもあります。
カラーチェンジを頻繁に行いたい場合は、ヘアカラーを担当する美容師に相談し、以下で紹介する寒色系に変更するなど、うまくヘアカラーを楽しめるように工夫しましょう。
色落ちを楽しむ色を選ぶ:寒色系
色落ちそのものを楽しみたい場合は、寒色系のカラーを選ぶのがおすすめです。
例えば、グレーといった寒色系を選んだ場合、ブリーチ後に染めると最初の鮮やかな色味から、少しずつブラウンやベージュ系のナチュラルな色味に変化していきます。
このように寒色系のカラーは、色落ち前提で楽しむヘアカラーのひとつです。
色落ちをしても、その時々で異なる色味が楽しめるため、さりげなく透明感も感じられて、飽きずに長くヘアカラーを楽しめます。
生活習慣を見直す

健康的な生活習慣を心がけるようになると、これから生えてくる髪も健康的に保ちやすくなります。
特に、不規則な生活が長期間続くと髪が細くなりやすくなり、キューティクルの質も低下しやすくなるため、少しのダメージであってもキューティクルが剥がれ落ちてしまうでしょう。
その結果、色落ちが進む原因となってしまうわけです。
髪の健康を守るためにも、生活習慣の見直しを習慣化しておきましょう。
※参考:正しくは薄毛ではありません!細毛や軟毛は髪質が変わらないと悩む人へ
また、紫外線も髪にダメージを与え、色落ちを早める要因となります。
外出時には帽子をかぶるなどして髪を保護し、汗が多い時にはタオルでふき取るように心がけてください。
ヘアカラーの色落ちが気になるならキューティクルのケアを心がけよう
ヘアカラーの色落ちを防ぐには、キューティクルのケアがポイントです。
髪表面のキューティクルがダメージによって開いたままだと、そこから色素が流出し、色落ちが進みやすくなります。
色落ちが気になる人は、キューティクルのケアに特化したアイテムを取り入れてみてください。
特におすすめなのが「エポプレミアムヘマチン」です。
このトリートメントは成分の内容が特徴的で、色落ちを予防するのに適しています。
ヘマチンを豊富に含み、成分数が10種類しか含まれていません。
その影響で髪にヘマチンが浸透しやすくなっており、髪の毛をきれいに保ちたい時にも役立ちます。
シャンプー後に髪の水分を切ってから、エポプレミアムヘマチンを塗布してください。
その後にトリートメントを付けると、よりキューティクルが整い、色持ちをよくできるでしょう。
もともとヘマチンは、キューティクルを補修しやすい成分のため、色落ちが気になる人こそ試してみてください。
※商品詳細:エポプレミアムヘマチン
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