白髪染めシャンプーは、気軽に髪を染められると人気のアイテムです。
ところが実際に使ってみると、「白髪染めシャンプーは染まらない」といった経験はありませんか?
染まらないのは使い方や選び方に問題がある可能性があります。
人気があるという理由だけで白髪染めシャンプーを選んで、通常のシャンプーと同じように使うと効果がなかなか出にくいです。
白髪が染まらないと感じた人や、白髪染めシャンプーを使おうか迷っている人も、以下で紹介している内容をぜひチェックしてみてください。
それでは始めましょう!
ネットの情報よりも白髪染めシャンプーが染まらない理由
白髪染めシャンプーが染まらないのには、はっきりとした理由があります。
その理由とは、白髪染めシャンプーは「すぐに染まると勘違い」しているからです。
- 染まらない理由
-
- 「1回で染まる」なんて言葉を信用しきっているから!
よく白髪染めシャンプーの紹介ページを見ていると、「1回で染まる」と紹介されています。
この内容をそのまま信用しきっていると、白髪染めシャンプーを使ったのに染まらないと感じてしまうわけです。
少なくとも白髪染めと同じように、一回で染まるとは思わないことです。
※参考:白髪染めが面倒だと感じる人は必見!髪をきれいにキープするための方法3選
白髪染めシャンプーは一定の期間使い続けると染まるものです。
一本使い切ると効果が必ず感じられると思うのでぜひ続けてみてください。
そもそも白髪染めシャンプーの特徴とは?
白髪染めシャンプーという名前なのに、なぜ髪が一回で染まらないのか、疑問に思っている人もいるでしょう。
白髪染めシャンプーの特徴や、仕組みについて知っていると理解できるようになると思います。
もともと白髪染めシャンプーは、2つの効果を併せ持っています。
- 白髪染めシャンプーの効果
-
- 皮脂汚れなどを洗い流す機能
- 髪の毛を染める機能
1つで2つの効果があると便利そうに思えるかもしれませんが、デメリットもあります。
白髪染めシャンプーのデメリット
-
- 染まるまでに時間がかかる
- 通常のシャンプーを使うと色が洗い流される
- 白髪以外も染まってしまう
上記のように、白髪染めシャンプーは、染まるまで時間が必要です。
通常の白髪染めと違って白髪染めシャンプーは、髪の表面に色素を付着させて白髪を染めます。
髪の内部に深く浸透はしません。
もちろん少しずつ色素が定着していくので、白髪染めシャンプーを使い続ける必要があります。
白髪染めシャンプーはまずは最低でも2週間、使い続けましょう。
白髪染めシャンプーには向いていない人がいる
-
- 皮脂が多い人
- あまり予洗いができていない人
- 剛毛の人 など
また、白髪染めシャンプーが不向きな人も存在します。
それが上記に該当する方です。
当てはまる人は、白髪染めシャンプーを必要以上に使い続けましょう。
特に頭皮環境が乱れていて、皮脂が多くて髪までベタつく人こそ、正しい使い方を実践してください。
皮脂は白髪染めシャンプーを弾いて、髪に定着する前に洗い流されてしまいます。
※参考:頭皮の乾燥は良くない…薄毛が進むため要注意!原因と正しい対策とは?
剛毛の人だと、キューティクルそのものが太く、色素が付着させる隙間があまりありません。
あまり色が染まらないので、より使い方を意識しましょう。
白髪染めシャンプーの選び方と使い方
白髪染めシャンプーが染まらないのは、正しい使い方や適切なシャンプーを選べていない可能性があります。
特に使い方を守らないと、白髪染めシャンプーの効果を発揮できません。
正しい使い方ができているのに髪が染まらないのは、今使っている白髪染めシャンプーが合っていないからでしょう。
選び方
白髪染めシャンプーをすでに使っていて、染まらないと感じている人は、色選びを間違えている可能性があります。
- 染まらないポイント
-
- 白髪染めシャンプーの中でも、明るい色を選んでいる人は要注意!
もともと白髪染めシャンプーは、徐々に染まるもの。
希望の髪色になるまでに時間がかかるのですが、明るい白髪染めシャンプーは入っている色素が薄い状態です。
色素が薄いと染まりきるまでの期間がかかるわけです。
-
- ブラック:白髪を染めたい人
- ブラウン:白髪をぼかしたい人
- ダークブラウン:白髪が少なめの人
そこで、上記のような選び方を試してみてください。
効き目を体感しにくいと思っている方は、無難に黒を選んでおくと良いです。
また、アミノ酸系洗浄成分を選ぶと、程よい洗浄力で色素も定着しやすくなっておすすめです。
※参考:シャンプーは洗浄成分で変わる!正しい選び方とそれぞれの特徴まとめ
使い方
自分に合った白髪染めシャンプーを見つけたのなら、使い方をマスターしておきましょう。
- 白髪染めシャンプーの使い方
-
- いつもよりしっかり予洗いをする
- 多めの量のシャンプー剤を手に取る
- シャンプー剤をつけたまましばらく放置する
- 洗い残しがない程度にしっかり洗い流す
- 忘れずにドライヤーで髪を乾かす
ここで大事なのは、1.予洗いです。
皮脂を最初にしっかり洗い流しておくと、それだけで色素が定着しやすくなります。
思っている以上の長めに予洗いをしてから、白髪染めシャンプーを使いましょう。
そして、定着するまでの間、白髪染めシャンプーを毎日使い続けるのも大事です。
長い時は、1ヶ月ほどを目安に白髪染めシャンプーばかりを使ってみてください。
染まらないと感じた時のほとんどは、途中で通常のシャンプーを使っている可能性があります。
染まりやすくなるポイント
-
- 放置する時間を長めにしてみる
- 思ったより多くシャンプー剤を使う
- 二度洗いをしてみる
白髪染めシャンプーが染まらないのは、上記の3つのポイントを守っていない可能性があります。
放置する時間を長めにしてみる
白髪染めシャンプーは、一度付けたら放置する時間を設けましょう。
最低でも5分は放置しておきたいところです。
しっかり染めたい時には、15分はそのままにしておいてみてください。
色素がキューティクルの隙間に入り込んで、吸着する時間が必要だからです。
白髪染めシャンプーを使う時は、余裕のある時間を作ってからにするようにしましょう。
思ったより多くシャンプー剤を使う
白髪染めシャンプーが染まらないのは、必要以上の色素が足りていない可能性があります。
髪が長くて、毛髪量が多い型の場合が当てはまります。
そこで1回に使う白髪染めシャンプーの量を多くして、定着しやすい状態を作りましょう。
いつものシャンプーを使う時よりも、気持ち多めの量を使うのがコツです。
二度洗いをしてみる
また、皮脂が多い体質の方は、二度洗いをしてみてください。
1回で表面についた皮脂汚れを落としておき、髪の毛がきれいな状態で白髪染めシャンプーを使えるからです。
しかも2回色素を定着させられるので、効率よく髪の毛を染められます。
色持ちアップのポイント
-
- 1ヶ月ほど長く白髪染めシャンプーを使い続ける
- 洗った後にドライヤーにしっかり髪を乾かす
色持ちをキープさせることも、染まらない悩みを解消できるでしょう。
色持ちをよくするためには、白髪染めシャンプーを使うのを途中で辞めないこと。
これが最も大事な方法です。
1度でも通常のシャンプーを使えば、徐々に色素が洗い流されていくので注意しましょう。
また、洗った後に髪を乾かすことも大事です。
キューティクルの隙間にも色素が入り込んでいるので、生乾きだとキューティクルが開いて色素が流れ出てしまいます。
必ず自然乾燥を止めて、ドライヤーでしっかり髪を乾かす意識を大事にしてください。
自然乾燥はNGです。
白髪染めシャンプーが染まらないのは使い方と選び方が問題
白髪染めシャンプーは、表面に色素を吸着させて白髪を染めるアイテムです。
それと同時に、髪の毛や頭皮の皮脂汚れを洗い流せてしまいます。
しかし、皮脂汚れが残っていると色素が定着しにくくなり、染まりにくくなります。
しっかり予洗いをしてから、白髪染めシャンプーを使うようにしましょう。
また、頭皮の状態を整えておくことも、皮脂を増やせすぎないポイントです。
白髪染めシャンプーの色素を定着させるために大事なので、これも大事にしてみてください。
白髪染めシャンプーの色の選び方も大事なので、できるだけブラックを選ぶことも大事ですよ。
ご参考になれば幸いです。