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くせ毛ウェーブの作り方とは?2026年のトレンドを味方にする髪質に合わせたアプローチ方法

2026年6月15日

くせ毛のせいで、思い通りの髪型にセットできないという悩みを抱えてきた方ほど、髪型でおしゃれを楽しみましょう。
それは2026年現在、トレンドヘアとして注目されているのが、軽さとナチュラル感をまとったウェーブヘアだからです。

風になびくようなエアリーな動きや、整いすぎないやわらかな質感は、くせ毛がもともと持っている強みと相性が良いでしょう。
うねりを無理やり直して隠す時代から、活かして楽しむ時代へと変わりました。

意識を変える竹にも、今回は元美容師の視点も交えながら、くせ毛のタイプごとのウェーブの活かし方、カット・乾かし方・ヘアセットの3ステップ、そして土台となるケラチンケアまでを具体的に解説します。

自分の髪質ではおしゃれにセットできないと感じてきた方にこそ、読んでほしい内容に仕上げました。

また、くせ毛ウェーブの仕上がりを大きく左右するのが、髪内部の土台作りです。
本記事の後半でも詳しく紹介していますが、ベースを整えるアイテムを1本足すだけで、ウェーブの輪郭は驚くほど変わります。
先に弊社おすすめのアイテムをチェックしておきたい方は、こちらからチェックしてみてください。

今のトレンドヘアはくせ毛と相性が良い!ウェーブヘアの本当の魅力

くせ毛さえなければという悩みを抱えてきた人ほど、2026年はチャンスです。

現在ではくせ毛を整える時代から、軽さとナチュラル感を出したウェーブヘアが注目されています。
これは、くせ毛が持つ特性と相性が良い髪型です。

以下では、くせ毛がトレンドの素材になる理由を、2つの切り口から見ていきます。

くせ毛は直すものから活かすものに変わった

少し前まで、くせ毛対策といえば縮毛矯正が定番でした。
広がりやうねりを根本から伸ばし、まっすぐで扱いやすい髪に仕上げてもらうのが、これまでの唯一の正解だった時代です。

ところが、ここ数年で空気感が変わってきました。

完璧に整えられた髪より、自然な揺らぎや動きのある髪が支持されるようになったからです。
実際にSNSでもくせ毛を活かした髪型が注目を集めています。
直して隠すのではなく、自分の髪が持つ動きをそのまま素材として使いましょう。

そんな発想が、ようやく一般的になりつつあります。

くせ毛は、ストレートヘアでは再現しにくいリアルな動きを生み出せる髪質です。
同じウェーブを作っても、コテを使って髪を巻いた髪型とはニュアンスが異なるため、極端な話、くせ毛が羨ましがられる時代になっていると言えるでしょう。

ここまで前置きが長くなりましたが、本記事の結論を先にお伝えしておきます。
くせ毛は、2026年現代のトレンドにもっとも近い髪質です。

そんな髪質をうねりを活かす上で重要なデイリーケアについては、以下の記事でも詳しく紹介しているので、よりくせ毛をおしゃれに活かしたい方はチェックしてみてください。

※参考:「髪がうねる」からこそ似合う!うねりを活かす髪型と、抑えるケアを解説

今のトレンドが軽さ、エアリー感、ナチュラルさ

2026年のトレンドを表すキーワードは、以下の3つです。

2026年トレンドキーワード
  • 軽さ
  • エアリー感
  • ナチュラルさ

この3つに共通しているのは、作り込みすぎない髪型です。

少し前まで主流だったのは、コテでしっかり巻いた重めのカールや、ツヤを強調したまとまり重視の髪型は、完成度の高さ求められてきました。

一方で、今のトレンドは正反対の方向にあります。
くせ毛独特のナチュラルな髪質は、コテを使ってセットしようとしても再現できません。

ではなぜ、現在の髪型とくせ毛と相性が良いのでしょうか?
理由はシンプルです。

コテを使ったカールとくせ毛の違い
  • コテで作ったカールだと、髪全体が均一になりがちで不自然に見える
  • くせ毛は一本一本の髪の毛が違う動きをしていて自然に見える

この揃いすぎないニュアンスこそ、トレンドヘアでは大事な要素の一つです。

ちなみに、日本人のくせ毛の約7割を占めるゆるやかなS字カーブを描くくせ毛は、湿度が上がると広がりやすいのが悩みの種でした。
けれども視点を変えると、この膨らみやすさはエアリー感が出しやすく、ボリューム感も自然に出せます。

自分のくせ毛はトレンドから外れていると感じてきた人ほど、一度その認識を考え直してください。

自分の髪質に合ったウェーブの出し方

くせ毛とひとくくりに言っても、その性質は大きく4タイプに分かれます。

くせ毛の種類
  • 日本人に多い波状毛
  • ねじれのある捻転毛
  • 繊細な連珠毛
  • 強いうねりを持つ縮毛

同じウェーブを目指しても髪質ごとに得意な見せ方も、相性の良いスタイリング剤も違います。
そこで、以下ではそれぞれのくせ毛の特徴と、ウェーブの活かし方についてまとめました。

波状毛(はじょうもう):波巻きウェーブと相性が良いタイプ

波状毛は、ゆるやかに波打つようなうねりを持つ髪質です。
日本人のくせ毛のなかでもっとも多く見られます。
湿気で膨らみやすいため、広がる、まとまらないと感じてきた人も多いのではないでしょうか?

ただし、この性質はトレンドのウェーブヘアと非常に相性が良いものです。

整いすぎない不規則なカールやウェーブが、トレンドヘアの一つでもある波巻きウェーブのように見えます。
これこそが、もともと毛流れが揃っていない波状毛だからこそ自然に再現できるわけです。

波状毛の主な特徴
  • うねりの形:ゆるやかなS字カーブを描く波状のくせ
  • 弱点:湿度が高い日に膨らみやすい
  • 強み:エアリーなボリュームと不規則な動きを出しやすい
波状毛のヘアセットをする時のポイント
  • ベース:軽めのテクスチャーのムースで束感を作る
  • 仕上げ:毛先に少量のオイルを馴染ませて空気感を残す
  • 方向性:「広がりを抑える」より「動きを残しながら整える」

美容室でも、波状毛のお客様には抑え込むよりも動きを活かす提案をするケースが多く、これがトレンドであるウェーブヘアとぴったり合います。

捻転毛(ねんてんもう):ツヤを補いながら形を整えるタイプ

捻転毛は、毛髪一本一本がらせん状にねじれているくせ毛です。

表面が均一にならないため、指通りにザラつきが出やすくなります。
そのため、ツヤが出にくいといった悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか?
ストレートにしてもどこかパサついて見えやすく、なかなか悩みを克服できないという方もよく見かけました。

このタイプのくせ毛にとっても、じつはウェーブヘアは理にかなっています。
ねじれが生む立体的な動きを不揃いなニュアンスとして活かせられれば、トレンド感のあるウェーブヘアが作れるでしょう。
ただし、ツヤを補ってあげる必要があります。

捻転毛の主な特徴
  • うねりの形:毛髪一本がらせん状にねじれている
  • 強み:立体的な動きが作りやすい
  • 弱点:光が乱反射してツヤが出にくい
捻転毛のヘアセットをする時のポイント
  • ベース:タオルドライ後にケラチン系エッセンスで内部補修
  • 仕上げ:ねじれの動きを活かしながら束感を整える
  • 弱点の克服:オイルやバームで擬似的なツヤを与える

ヘアセット前に意識したいポイントは、髪の内側まで水分や栄養が届ける点にあります。

例えば、弊社が販売する「エポハリツヤケラチンエッセンス」のようにケラチンで内側を整えるヘアミストを最初に馴染ませておきましょう。
そうすると、その後に重ねるオイルやバームの密着度も高まり、質感が高められます。

ちなみに、縮毛矯正を続けてきた捻転毛の方が、矯正をやめてウェーブを楽しみたいと考えるケースも増えました。
そこで、縮毛矯正を卒業するまでの進め方やケア手順をまとめた記事があるので、こちらもあわせて参考にしてみてください。

※参考:縮毛矯正をやめたい40代必見!不自然な髪を卒業する手順とケア

連珠毛(れんじゅもう):繊細さを意識した引き算のセットを心がける

連珠毛は、髪一本のなかで太い部分と細い部分が交互に並ぶ、4タイプの中でもっとも繊細な髪質です。

細い部分から折れやすく、ダメージを受けたように見えやすいため、自分自身でもダメージ毛だと勘違いしているケースが少なくありません。

実際に美容室で働いていた時でも、ずっとダメージだと思っていたというお客様もいました。
「これは連珠毛というくせ毛ですよ」と伝えると驚かれるケースも何度もあります。

中には「だから縮毛矯正やパーマで何とかしなきゃ、と思い込んでいた」という方もいて、髪質次第ではこちらから施術をお断りせざるを得ない場面もありました。
それでも、カットだけで落ち着く方も多いので、まずは美容師への相談してください。

連珠毛の主な特徴
  • うねりの形:太い部分と細い部分が交互に並ぶ
  • 誤認:ダメージ毛と勘違いされやすい
  • 弱点:細い部分から折れやすく、切れ毛・断毛が起きやすい
連珠毛で避けたい・選びたいポイント
  • 避けたい要素:高温のアイロン、強い薬剤パーマ、過度な引っ張り
  • 選びたいポイント:カットで動きを作る。保湿系ミルク・クリームでやさしく整える。

自分でなんとかしようと力技に走るより、髪質を正しく把握するところから始めるのがおすすめです。

縮毛(しゅくもう):強さを活かしてモードに見せるタイプ

縮毛は、波状毛・捻転毛よりさらに激しい縮れと強いボリュームを持つ髪質です。

湿気の影響を大きく受けやすく、扱いに苦労してきた方がよく見てきました。
そのくせ毛の強さ自体を活かす方向に切り替えると、他の髪質では出せないインパクトのあるウェーブが作れます。

縮毛の主な特徴
  • うねりの強さ:4タイプの中でもっとも激しい縮れ
  • 強み:他の髪質では出せないインパクトのあるウェーブが作れる
  • 弱点:乾燥しやすく、パサつき・広がりにつながりやすい
縮毛のヘアセットの方向性
  • モード寄り:強いリッジをあえて強調
  • 抑える寄り:ジェルでウェットに仕上げ、束感のあるシャープなウェーブに整える

どちらが正解という話ではなく、自分のなりたい雰囲気で選び分けましょう。

縮毛で意識しておきたいのは、乾燥しやすい髪質ゆえに、ヘアセット前のベース作りが特に重要になります。
特に、乾いた状態のままセットしようとしないでください。
パサつきや広がりが先に立ち、ウェーブの輪郭がぼやけてします。

そこで、濡れた状態からヘアセットを始めましょう。
水分を含ませておくほうがくせがまとまり、きれいな束感を作りやすくなります。
また、保湿を徹底してください。
スタイリング剤を使う前にヘアクリームなどで土台を整えるのもおすすめです。

具体的な手順はこれより下で詳しく解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
また、強いうねりに悩み、縮毛矯正をかけるべきか迷っている方は、こちらの記事も参考にしてみましょう。

※参考:40代になって髪のうねりがヤバい!縮毛矯正するべきか悩むべき人は見て!

くせ毛を活かしたウェーブを作る3つのステップ

これから具体的な手順について整理します。くせ毛ウェーブの作り方は、主に次の3つです。

くせ毛ウェーブの作り方のポイント
  • カット
  • ドライ
  • ヘアセット

誰でも再現しやすいよう、3つのステップに分けて順番にまとめました。

その前に、ゴールとなる質感を共有しておきます。

今のくせ毛ウェーブで支持されている要素の一つは、ハードに固めた造形ではなく、水分を含んだようなやわらかいナチュラル感です。
くせ毛がもともと持つ自然な質感ややわらかさは、この方向性とそのままハマる強みとなります。

これから紹介する3つのステップは、そのナチュラル感を引き出すための具体的な手順です。

ステップ1:隙間を作るレイヤーカットは必須

2026年のウェーブヘアにおけるカットは、長さを変えるために使うのではありません。
そうではなく、髪を軽くして動きを出すために使います。
くせ毛がきれいに動くかどうかは、ここで8割決まるといっても過言ではありません。

レイヤーカットで意識したいポイント
  • 顔周りと表面にレイヤーを入れ、軽さと小顔効果を両立させる
  • 毛先をスカスカになるほど軽くしすぎず、まとまりとツヤを確保できるように毛束を残す

このバランスは、悩みの深さによってカットの方向性が分かれます。

悩みのタイプで分けたカットの方向性
  • 失敗したくない、目立ちたくない人:重さを残したまとまり重視の髪型のほうが安心
  • 扱いにくさから解放されたい人:思い切ってレイヤーを入れ、動きのある軽やかな髪型にする

実際、多くの女性は軽く見せたいという本音を持ちながら、広がりへの不安から消去法で重めを選びがちです。
だからこそ、美容室での伝え方が重要になります。

美容師に伝えたいオーダー例
  • イメージチェンジしたい場合:軽さを出して今っぽい雰囲気にしたいと伝える
  • 無難に整えたい場合:広がりを抑えてまとまる髪型にしたいと伝える

ここは美容師によって提案の方向性が分かれる領域です。
最終的には信頼できる美容師に相談し、自分の悩みと希望をきちんと共有することが一番の近道になります。

ステップ2:髪を乾かす時が大事!乾かし方を意識する!

くせ毛は、乾く瞬間に形が固定される性質があります。
つまり、ドライヤーの使い方そのものがヘアセットの一部だといっても過言ではありません。
乾いてしまった後でいくら整えても、限界があります。

自宅で再現できるテクニックの一例
  • 指の腹で頭皮をかくように風を送り、生えぐせを修正する
  • くせ毛によってできたカールは、引っ張らずに持ち上げて乾かす
  • 最後に冷風を当てて、キューティクルを引き締めて形を記憶させる

基本的に今日の夜から取り入れられる手順ばかりです。
仕上がりが変わる体感が一番大きいステップなので、まずはここから試してみてください。

ステップ3:スタイリング剤を重ねて理想の質感を作る

今のくせ毛ウェーブで主流になっているのは、複数のスタイリング剤を順番に重ねていく方法です。
1本で仕上げるのではなく、役割の違うアイテムを使い分けましょう。

くせ毛ウェーブをきれいに整えるヘアセットの流れ
  1. 霧吹きで一度しっかり濡らし、髪の毛の全ての状態を均一にする
  2. ある程度髪を乾かしたら、クリームやミルクで水分保持する
  3. ヘアフォームやジェルを中間〜毛先へ持ち上げるように馴染ませる
  4. 完全に乾くまでは、毛先を触らないようにする

ヘアクリームやミルクを使う場面では、以下で詳しく紹介する弊社のエポハリツヤケラチンエッセンスのような高濃度ケラチン美容液を加えると、内部から土台を整えられておすすめです。

また、触らないほうがいいというのも、意外にも仕上がりに大きく影響します。
気になって何度も触ってしまうとリッジが崩れ、せっかくの束感がぼやけてしまうので、乾くまでは見守りましょう。

くせ毛でも理想の質感を叶えるスタイリング剤の選び方

上記で解説したヘアセットの手順を、どのアイテムで実践するかという視点から掘り下げます。

スタイリング剤形ごとに得意な仕上がりはまったく違うので、髪質や悩みに合わせて選び分けるだけで、トレンド感のあるウェーブヘアの完成度を高められるでしょう。

スタイリング剤の特性と相性の良い髪質

スタイリング剤は、大きく5つの種類に分けられます。
それぞれが得意とする仕上がりと、相性の良い髪質を一覧で確認していきましょう。

5つの剤形と相性の良い髪質
  • オイル:濡れたツヤ・ウェット感・広がり防止/硬毛、乾燥毛、濡れ髪スタイルにおすすめ
  • バーム:束感・まとまり・適度なホールド/くせ毛全般、ラフな束感を出したい時
  • フォーム(ムース):カールの再現・エアリー感/波状毛、パーマ風スタイル
  • ジェル:リッジ強調・強い固定力・高輝度のツヤ/縮毛、強いウェーブをしっかり魅せたい時
  • ミルク・クリーム:ナチュラルなまとまり・軽さ/細毛、軟毛、作り込みすぎない質感を出したい時

選ぶ時の基本は、なりたい仕上がりと、自分の髪質で決めてください。
同じくせ毛でも、目指すイメージが違えば最適なアイテムは変わります。
その上で、個人的におすすめしたいのは目的別の使い分けです。

目的別のスタイリング剤の選び方
  • おしゃれ重視でツヤ感を出したい:ヘアオイルやバームを単品で使うのが一番手軽
  • 広がりをしっかり抑えたい:単品使いではなく、ミストやジェルで水分補給→オイルでフタ、の二段構えで仕上げる

複数のアイテムを重ねるという発想を持っておくだけで、選択肢の幅は一気に広がります。
ちなみに、熱から髪を守るスタイリング剤の選び方はこちらで詳しく解説しているので、アイロンをよく使う方はチェックしてみてください。

※参考:ヘアアイロン前につけるべき?熱から髪を守るスタイリング剤の正しい選び方と使い方

量が多くて広がる人:ミルクとオイル、バームを組み合わせる

毛量が多くて広がりやすい髪は、1つのスタイリング剤で抑え込もうとしても物足りないと感じてしまいます。
表面はまとまっても、内側のボリュームが押さえきれず、時間が経つにつれて広がってしまうからです。

だからこそ、保湿とコーティングを分担させる重ね使いをしてください。

量が多くて広がる人のヘアセットの手順
  1. ミルクで保湿:内側まで馴染ませ、水分量を底上げする
  2. オイルまたはバームを多めに:表面をコーティングし、ボリュームを抑える
  3. 毛先は引き出すように:束感を残しながら、モードなウェット感に整える

ヘアアレンジをする時には、ハーフアップやローポニーにする前にこの順番で仕込んでおくと、おくれ毛のラフさまで含めてきれいに整えられます。
くせ毛で量が多いとヘアアレンジができないと感じてきた人ほど、ベース作りの時点で勝負が決まると思っておきましょう。

カールがダレやすい人:ケラチンミストと軽めのフォームを組み合わせる

ヘアセット直後はきれいに髪型が整っていたのに、夕方には伸びてしまうといった悩みを抱えている方は、髪のハリ不足と水分過多が原因です。
土台にハリがないと、自分の毛量を支えきれず形が落ちてしまいます。

カールをキープするための手順
  1. ケラチンミストでハリを補給:濡らしたベースにスプレーし、内部から芯を作る
  2. 軽めのフォームを揉み込む:重さを足さずにカールを再現する
  3. 冷風で形状を固定:完全に乾くまで触らない

最初のステップであるベース作りに使いたいのが、高濃度ケラチン美容液です。
ヘアミストの前段階に加えるだけで、芯の通った束感が長持ちしやすくなります。
ヘアセットしてもすぐ落ちると悩んでいた方ほど、変化を感じやすいポイントです。

パサつきが気になる人:ヘアクリームと天然由来オイルを組み合わせる

毛先のパサつきが気になる髪は、髪内部の密度が下がっているケースが多く見られます。
水分と油分のバランスが崩れ、表面のツヤも失われている状態です。
シリコンで覆うだけだと、根本的な質感は変わりません。

パサつき対策にするべき手順
  1. ヘアクリームで内部に水分・油分を補う:内側から密度を高めるイメージで馴染ませる
  2. ホホバオイルなど天然由来オイルを少量重ねる:表面のツヤを補強する
  3. 中間〜毛先を中心に:根元はつけすぎず、ベタつきを回避

天然由来オイルは、ホホバオイルやアルガンオイルが扱いやすくおすすめです。
内側を満たしてから外側でツヤを足すといった順番を守るだけでも、くせ毛のウェーブの輪郭がはっきり出るようになります。

ケラチンケアでウェーブの質を底上げできる?

ここまでヘアセットの話を続けてきましたが、その効果を最大化するには、髪そのもののコンディションが整っている必要があります。

髪の主成分の約80〜90%は「ケラチン」というたんぱく質で構成されているのはご存じの方もいるでしょう。
ヘアカラーやパーマ、ヘアアイロンの熱でこのケラチンが失われると、髪の内部は空洞化していきます。

中身がスカスカの状態では、当然ウェーブの輪郭もぼやけがちです。
だからこそ、ケアをヘアセットの前提条件として位置づけ、土台から底上げしていく視点を持っておきましょう。

ケラチンが減るとウェーブがダレる?

美容師時代に、髪を骨組みと外壁を持つ建物に例えていました。
骨組みにあたるのがケラチンで、外壁にあたるのがキューティクルです。
骨組みがしっかりしていれば形は崩れにくく、空洞化が進めば外見も保てなくなります。
髪もこれと同じ構造です。

ケラチンが減った髪は、内部が水分過多になりやすく、ウェーブを支える芯が弱くなります。
その結果として起こるのが、ヘアセットしたばかりなのに夕方にはダレるといった現象です。
ハリやコシの低下は、見た目の老け感にもつながるので注意しましょう。

スタイリング剤だけでは限界がある理由
  • 役割の違い:スタイリング剤は表面を整えるが、内部を補修するわけではない
  • 持続力の限界:芯がない髪に外側から動きを足しても、時間とともに崩れてしまう
  • 湿気耐性の弱さ:内部に水分を抱え込みやすく、雨や汗ですぐ広がる

美容室で働いていた時期でも、ヘアセットがすぐ崩れてしまう感じている方は比較的多く、その多くが髪自体の体力低下していました。
ヘアセットの方法を変える前に、ヘアケアでベースを整えるといった意識が大切です。

ケラチンを補うとウェーブヘアはどう変わる?

では実際にケラチンを補うと、ウェーブヘアにどんな変化があるのでしょうか?
代表的な変化を4つに整理しました。

ケラチン補給で期待できる4つの効果
  • 内部の空洞を埋め、ウェーブを支える骨組みを強化しやすくなる
  • キューティクルの凹凸が整って光が反射しやすくなり、ツヤ感が出やすくなる
  • 内部密度が高まり、毎朝のヘアセットの時間が短縮しやすくなる
  • 継続的に使用すれば骨格が補修され、リッジのあるウェーブが形成されやすくなる

これらは多くの方が実感しやすい変化ではありますが、髪のダメージレベルや髪質によって効果の感じ方には個人差があります。
最初の数日で劇的に変わるよりも、数週間続ける中で以前よりまとまるようになったと気付くタイプのケアだと考えておきましょう。

美容室のケラチントリートメントとホームケアの違い

ケラチンと一口に言っても、美容室で行うメニューとホームケアでは性質が大きく異なります。

サロンとホームケアの違い
  • 美容室のケラチントリートメント:高温アイロンやスチーマーで加温し、ケラチンを定着させるメニューが含まれる
  • ホームケア:洗い流すトリートメントやアウトバスのミスト・ミルクで、毎日少しずつケラチンを補給する

ここで知っておきたいのが、美容室での加温系ケラチントリートメントは施術後にパーマがかかりにくくなるケースがある点です。
ストレートに近い質感を維持したい人には合っていますが、ウェーブヘアを楽しみたい人にとってはデメリットになり得ます。

エポハリ ツヤケラチンエッセンスの活用方法

ホームケアでケラチンを補うアイテムとして取り入れやすいのが、弊社の「エポハリ ツヤケラチンエッセンス」です。
お風呂上がりに行うケアとしてだけでなく、朝のヘアセット時での下地としても使えます。
いわば二刀流として使えるほど、使い勝手の良いアイテムです。

朝・夜の使い分け例
  • 夜のケア:タオルドライ後の濡れ髪に馴染ませ、ドライヤーで乾かす
  • 朝のヘアセット時:寝ぐせ直しの霧吹き後に少量を馴染ませてから、いつものスタイリング剤を重ねて使う

実際の使用感は、エポラ公式に寄せられた口コミにも表れています。

ユーザーの声(エポラ公式より)
  • 「乾いた髪にも使えるから、朝の寝ぐせ直しやセット前にも使いやすい」
  • 「朝のセットがとても速くなった」
  • 「朝のヘアセットがラクになった」

朝の時間が短縮できた、というコメントは特に多く見られました。

一方で、正直にお伝えしておきたいのは、このアイテムはワックスの代わりに固めて使うといった方法や、形を保持するための用途には向きません。
あくまで下地やヘアセットの準備としての位置づけで使うようにしてください。
ホールド力が必要な仕上げには別のスタイリング剤を使いましょう。

ベースを整えるアイテムを1本足すだけで、ウェーブヘアの仕上がりが変わります。
ぜひ毎日のケアに取り入れてみてください。

※参考:エポハリ ツヤケラチンエッセンス

自分のくせ毛と向き合い、ウェーブヘアを楽しもう

くせ毛は、もう真っ直ぐにするだけが選択肢とは限りません。
今回の内容を、最後に3つの軸で振り返っておきましょう。

くせ毛ウェーブを楽しむ3つの軸
  • 素材の受容:欠点ではなく、自分だけの素材として活かす
  • 技術の最適化:髪質に合うカット・乾かし方・ヘアセットで動きを引き出す
  • 基盤の強化:ケラチンを使った補修で内部の土台を整え、ウェーブの輪郭を保つ

3つがそろうほど、仕上がりの印象は大きく変わります。
今日から自分の髪質を知り、ベース作りを習慣化できるようにしておきましょう。

メガネ(関 慎一郎)

ライター:メガネ

美容師として8年以上勤務。薬剤で手荒れがひどくなり、美容師を辞めて現在はWebライター。地元で美容室を経営しつつ、Webの知識で集客も行っています。

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