ウォーキングは、体の調子を整えるのにちょうどいい対策です。
とはいえ、なかなか時間を作るのに苦労をしている人も少なくないですよね。
そこでおすすめなのが寝る前のウォーキングです。
仕事などの忙しい時間を避けられて、しかもゆったりとした気分で続けられます。
もちろん注意点がいくつかあるので、以下で紹介する内容を把握してから挑戦してみましょう。
体の調子を整えるだけでなく、美容に関しての予防にもなるので試してみてください。
寝る前と起きてからのウォーキングの違い
ウォーキングとは、歩くだけの簡単な運動です。
軽い運動ではあるものの、運動不足で困っている人には気軽で続けやすい方法になります。
※参考:運動不足だと薄毛になる?体を動かさない現代人の問題を解決する方法
しかし、寝る前のウォーキングがなぜおすすめなのか疑問に感じる人もいるでしょう。
朝起きてからウォーキングで十分だと思う人のために、それぞれの違いをまとめてみました。
ウォーキングの効果やメリットについて復習する意味でも、チェックしてみてください。
それぞれのウォーキングの効果
ウォーキングそのものは、基本的にいい効果ばかりです。
しかし、ウォーキングをするタイミングによって、それぞれの効果に違いがあります。
- 朝と夜にウォーキングをした時の効果の違い
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- 1日中代謝が高い状態をキープできるのが朝
- 夜の寝つきが良くなるのが夜
- ストレスや疲れ対策にもなるのが夜
基本的な効果は同じにしても、上記のような違いがあります。
ダイエットの目的なら朝のほうがいいかもしれませんが、体調を整えたい人は寝る前にするのがちょうどいいでしょう。
そもそも、どちらも代謝がよくなります。両方実施するのが当然ベストです。
スクワットのような激しい運動が苦手な人は、寝る前にウォーキングをしてみてください。
※参考:スクワットは育毛になる?初心者でもできるおすすめのやり方を今だけ公開
朝と夜のそれぞれのメリット
ウォーキングをするタイミングによって、それぞれ夜と朝では感じられるメリットも違います。
どちらがいいか判断するのは、人によって違うかもしれません。
- 夜と朝のメリットの違
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- 夜のほうがゆったりした気持ちでウォーキングができる
- 朝は寝起きがスッキリした気分になる
寝る前のウォーキングは、その後にスケジュールに余裕が生まれます。
それに対して朝のウォーキングは、何かとバタバタする代わりに、スッキリした気分になるのは間違いありません。
寝る前のウォーキングをする最適なタイミング
最適なタイミングでウォーキングをすれば、体調を整える意味でも効果的です。
最適なタイミングは、就寝する2時間前と言われています。
最適なタイミング
就寝する2時間前がベストだと紹介しましたが、それには理由があります。
それはウォーキングの後に、体が興奮状態になってしまうからです。
自律神経というものがあり、興奮状態になった体は交感神経が活発になっています。
興奮状態になると、いくら寝ようと思っても目が覚めて、寝つきが悪くなってしまうわけです。
睡眠というのは、美容にとっても大事なポイントのひとつ。
しっかり眠らないと寝不足になり、髪の毛まで薄くなる原因になってしまうので注意しましょう。
※参考:寝不足になると薄毛になる?理屈では本当だから気軽にできる方法まとめ
ウォーキングをする時間
ウォーキングする時間についても意識しましょう。
極端に長い間のウォーキングも逆効果になってしまいます。
最高でも1時間に留めておきましょう。短くても30分程度です。
極端に長い間ウォーキングをしてしまうと、体からアドレナリンが出て落ち着くまでに時間がかかります。
その結果、睡眠時間が削られて寝不足になってしまっては本末転倒ですよね。
寝る前のウォーキングでの注意点
ウォーキングは体調を整えるのに大事ですが、少し注意点があります。
以下の内容を守らないと、逆効果になってしまいます。
せっかく時間をとってウォーキングをするなら、体調を整えたいところ。
失敗しないように、注意点を把握してから挑戦してみてください。
安全対策
寝る前のウォーキングをする時間というのは、夜になります。
夜というと周りが見えにくい時間帯になるので、歩いていると車の運転手からしてみれば、歩いている人がいるかわかりにくい状況です。
朝に比べて危険な環境下でのウォーキングとなるので、反射材の付いたものを身に着けておきましょう。
それだけで安全性が高まるはずです。
また、人通りが少ない場所を避けることも意識しましょう。
不安がある人は防犯グッズを持ち歩くと、安心感があっておすすめです。
会社からの帰宅をウォーキングに充てるというのもアリですよね。
寝る前の2時間はウォーキングしない
上記でも紹介しましたが、ウォーキングを始めるなら、就寝する予定の2時間前には済ませるようにしましょう。
ウォーキングといっても、運動することと変わりはありません。
アドレナリンが出ている状態で体が興奮状態になってしまうため、睡眠をしようとしても寝つきにくくなってしまいます。
激しい運動はダメ
ウォーキングが物足りないと感じた時に、激しい運動を取り入れようと考えている人も要注意です。
筋トレなどのHIITといわれる激しい運動は、短時間であっても高負荷をかける運動は脂肪を燃焼しやすい反面、アドレナリンが増えるとされています。
睡眠の邪魔になってしまうので、寝る前はウォーキングだけにしておきましょう。
寝る前のウォーキングした後のケア方法
ウォーキングをした後は、寝る前にストレッチをして体をケアしてあげましょう。
ストレッチとは、疲労の回復をサポートする大事な方法のひとつです。
歩いた後は下半身が疲れているので、以下の部分のストレッチを活用すると間違いありません。
- ストレッチをする場所の一例
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- 股関節
- お尻
- 太もも
- ふくらはぎ など
リラックス効果も期待できるので、さらに血流がよくなるでしょう。
ヨガのように呼吸を合わせたストレッチにも挑戦してみてください。
※参考:血流が悪くなったらヨガがいい?髪の毛に悩んでいる人にとっては理想の運動
夜にウォーキングをしても寝る前にスマホを見ないようにする!
寝る前にウォーキングをすると、睡眠の邪魔になると不安になる人がいるかもしれません。
ですが、正しい方法で実践しているのなら、特に睡眠の邪魔にはなりません。
むしろ、軽い運動は血行や睡眠の質まで上げてくれます。
それよりも寝る前にスマホを見てしまうほうが、睡眠の邪魔になってしまうので注意しましょう。
寝る前のウォーキングの後にスマホを見て眠るのもよくありません。
ベッドに入ったらそのまま寝てしまうように意識すると、体の調子を整えられます。
※参考:スマホで頭皮が硬くなるのは本当?少し触ったらわかるチェック項目
以上、ご参考になれば幸いです。