アルコールを飲むのが趣味の人は、必ず一定数います。
確かにお酒を飲むと気分が和らいで、リフレッシュできそうなイメージがあるでしょう。
しかし、髪の毛に関して言えば、飲み方によってはお酒はあまりいい影響を与えないのです。
特に髪の毛の悩みを抱えている人は、飲みすぎないようにしましょう。
それだけでも、かなり髪の毛には負担が少なくなります。
アルコールを体に入れると髪はどうなる?
アルコールというのは、基本的に飲まなくても生活はできます。
あくまで嗜好物ですので、無理に飲み続ける必要はありません。
しかしアルコールが入ったお酒はたくさんの種類があり、酔っぱらえば楽しくなるもの。
趣味として楽しみたい気持ちはわかります。
そこで飲み方だけでも意識してください。
- アルコールが与える髪の影響
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- 適量を守る⇒髪がきれいになる
- 過剰に摂取する⇒悪影響でしかない
じつは適量を守れば、アルコールはヘアケアに良い影響を与えます。
むしろ飲んだほうがいいケースもあるくらいです。
ただし、飲みすぎないように注意しましょう。
アルコールは判断力を下げる効果まであるので、最初は意識しても、つい飲みすぎる人が多くいます。
アルコールが影響して髪の毛が薄くなるのか?
アルコールは飲みすぎると、髪の毛に悪影響だと紹介しました。
その理由は簡単です。
アルコールの過剰摂取によるヘアケアへの悪影響は以下のとおりです。
- 過剰摂取の影響
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- 睡眠の質が下がる
- 血液の流れが悪くなる
- カロリー過多になりがち
まず、たくさんのアルコールを摂取すれば、それだけでよく眠れなくなってしまいます。
睡眠の質が下がると、様々な体のバランスが崩されて、髪の毛の成長を邪魔するからです。
詳しくは以下の内容をご確認ください。
※参考:寝不足になると薄毛になる?理屈では本当だから気軽にできる方法まとめ
さらにアルコールは、排尿の頻度が高まるため、飲みすぎると脱水になります。
血液も必要以上の水分がなくなるため、ドロドロの血液になってしまいます。
つまり髪の毛にまで、栄養が行き届きにくい血液となるわけです。
※参考:髪の毛に悩みがあるのなら栄養の見直し必須!どうなったら何をするべき?
お酒を飲みすぎると判断力が下がる上に、脂っこいものが欲しくなるので、カロリー過多になりやすいと言えます。
肥満の原因にもなり、太ってしまうと、これも血行不良の原因になります。
血液の中に脂質が多くなるためです。
※参考:脂っこい食生活をしていると髪の毛が薄くなる!?おすすめ食材の存在を暴露
ここまで髪へのアルコールの悪影響について紹介してきましたが、あくまで過剰摂取をした場合のみ。
適量を守れば、むしろ以下のようなメリットが考えられます。
- 適量を守った時の効果とメリット
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- リラックス効果
- 血行促進
- 使われる材料の栄養素を摂取
適量というのは、1日に1合。つまりコップ1杯程度なら問題ありません。
これだけの量を守っていれば、大脳の働きが鈍って、リラックスしやすくなります。
さらにデメリットが少ない状態で、血管が拡張して血液の流れがよくなるために、髪の毛が成長しやすい可能性があります。
飲むお酒の種類によっては、普段摂取しにくい栄養まで摂れます。
お酒を飲むなら種類によって若干髪への効果に違いあり
お酒の種類について紹介してきましたが、以下のようなお酒だと髪の毛にとっても良いものも含まれます
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- 日本酒⇒アミノ酸が豊富!アデノシンで育毛しやすい
- ビール⇒抗酸化作用、ビタミンやミネラルなどの豊富な栄養を摂取できる
- 赤ワイン⇒ポリフェノールで毛母細胞を正常化させる
お酒には、アルコールだけが入っているわけではありません。
自分の体に合ったお酒が見つかり、適量さえ守っていれば、それだけで髪の毛にいい影響を与えてくれます。
アルコールは飲み方次第!飲みすぎなければ髪にとって都合のいい飲み物!
アルコールそのものは、髪の毛にとって悪くない存在です。
しかしそれを体に摂取する人間によって、結果的に悪く作用することが良くあります。
できるだけ過剰摂取をしないように、うまくコントロールできるようになりましょう。
飲む量をコントロールし、飲む種類をしっかり管理できれば、体にも良いわけです。
アルコールが髪の毛に悪影響なら禁酒をしたらいい?
アルコールは、髪の毛にとっていいものだと紹介しましたが、つい飲みすぎてしまうのも事実。
我慢できなくなるのなら、最初から禁酒をしたいと思う人もいるかと思います。
禁酒は髪の毛の状態を「それ以上悪くさせない方法」です。
正常の状態に戻ったといってもいいでしょう。
アルコールが髪の毛にとってよくないのは、その中にある「アセトアルデヒド」。それを体に取り込ませなくするので、悪くならないわけです。
そもそも禁酒で髪に変化がある?
髪の毛のために禁酒をする人は、少なくとも今までお酒を過剰摂取していた人だけが、変化に気付くようになります。
今までアルコールを摂取していない人や、適量を守っていたい人はあまり変化がありません。
あくまで禁酒によって、髪の毛に変化が感じられるのは、飲みすぎていた人と覚えておきましょう。
- 禁酒したら変わる内容
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- 寝不足が気にならなくなる
- ダルさがなくなって活発になる
- メンタルも安定する
今までアルコールをすごい量飲んでいた人は、ぐっすり眠れていなかったはずです。
中途覚醒などが頻発して、眠った気がしていないのはアルコールが原因。それをストップさせると、誰でも寝不足を解消しやすくなるでしょう。
寝不足がなくなれば、それだけで昼間の活動がシャキッとできて、活発になれます。
日頃の仕事もすぐに終わらせられたら、自分の時間を確保しやすくなり、アクティブになれるのも魅力ですね。
さらにアルコールによって起こっていたメンタルの不安定さも、禁酒でよくなっていきます。
メンタルが安定するのも、髪の毛の成長には欠かせません。
※参考:髪の毛の成長にはストレス以外にもメンタルは重要?日頃から何するべき?
禁酒をした時に感じるメリットやデメリット
禁酒することで得られるメリットは、上述のとおり、アルコールを過剰摂取していた人です。
デメリットもありそうですが、メリットのほうが多いので、すぐにでも禁酒に挑戦しましょう。
- 禁酒のメリット
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- 髪質が変わってモチベーションが上がる
- 肌や頭皮が荒れるリスクが減る
- フケが減る可能性もある
アルコールを控えれば、それだけで睡眠の質が上がるのは、上記で紹介した通りです。
その結果、体の機能が正常に戻り、髪の毛の成長も正常になります。
髪質にも変化が感じられるので、モチベーションが上がる人が多いでしょう。
また、肝臓の機能も弱ってしまっていたのが、徐々に元に戻ってくる人もいるはずです。
そうなれば、体のダルさも違ってきて、さらに肌の状態も良くなっていきます。
頭皮が荒れている人や吹き出物が多い人は、禁酒だけでよくなるのなら最高ですね。
また、アルコールによる水分不足から解放されて、頭皮が乾燥してフケが出ている人も良くなるでしょう。
- 禁酒のデメリット
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- お酒を飲む仲間の人間関係に変化がある
- お酒への楽しみがなくなる
逆に、禁酒でデメリットを感じる人はほとんどいないでしょう。
お酒の趣味がなくなることくらいでしょうか?
どうしてもアルコールを摂取したい時は?
中には禁酒をするのは、少し抵抗を感じる人がいるかもしれません。
それでも髪の毛のことを思えば、やめてしまったほうがいいのもわかっていると思います。
そこでどうしてもアルコールを摂りたいと思った時は、以下のような方法を試してみましょう。
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- ノンアルコール飲料をストックさせておく!
- 炭酸飲料でのど越しを楽しむ<
- ストレス発散は運動でごまかす
アルコールを摂取しなければいいだけなので、ノンアルコール飲料をストックしておきましょう。
気分だけでも、お酒を飲んだ気になれます。
炭酸飲料でもいいでしょう。
のどごしがよくなるので、アルコールの代わりになることで有名です。
また、禁酒でストレスが溜まるかもしれないので、運動を多用してみてください。
運動をするだけで、様々なホルモンが分泌されやすくなり、ストレスに強くなります。
※参考:運動不足だと薄毛になる?体を動かさない現代人の問題を解決する方法
アルコールを飲みすぎている人は要注意!禁酒をしたほうが髪の毛のため!
アルコールは、正しく付き合えば、むしろ髪の毛にいい影響を与えてくれます。
逆に飲みすぎると、髪の毛の成長を邪魔して、薄毛になる人も少なくありません。
適量を守れないのなら、禁酒ができるように努力しておくと、それだけで髪の毛の負担を抑えられます。
アルコールの代わりになる飲み物を用意するか、運動をするだけで、思ったよりもスムーズに禁酒できるでしょう。
薄毛に悩んでいるのなら、尚更アルコールとの付き合い方を意識してくださいね。