内臓を温めて夏バテ防止!
美容や健康に嬉しい効果がたくさんあると言われている白湯。特に冷え性に悩む女性の体質改善にぴったりです!毎日、飲むだけという手軽さにも関わらず、嬉しいことが盛りだくさんの白湯についてご紹介します。
冷たい食べ物・飲み物で内臓から冷えがちな夏
暑い日は、冷たい食べ物や飲み物をとりがちですよね。しかし、それによって内臓が冷えて活動が鈍くなり、消化力が衰えて食欲不振となり、夏バテに繋がってしまうという負のスパイラルを起こしてしまいます。また、熱中症予防のために必須なエアコンですが、どうしても身体の冷えにつながってしまいます。冷えというと冬をイメージしがちですが、実は夏でも身体が冷えてしまうのです。
そんな身体の芯から冷えがちな夏にこそ、ぜひ、取り入れて欲しいのが『白湯』です。白湯を飲むことによって臓器の温度が高くなると、胃や腸の動きも良くなり消化力がアップ!加えて血液の循環が良くなり、冷え性改善などにも繋がります。
白湯とお湯の違い
呼び方が違っているだけで同じものだと思っている方が多いかもしれませんが、実は白湯とお湯には作り方に大きな違いがあります。
【白湯】水を沸騰させた後、50°C程度の温度まで冷ましたもの。
【お湯】水を40°C以上にあたためたもの。
白湯をつくるための水は、ミネラルウォーターでも、水道水でも構いませんが、水道水の場合は、沸騰した後に10~15分程度沸かし続けます。これは、水道水に含まれる塩素などの不純物を取り除くためです。50°C以下に冷ます時は、冷蔵庫などには入れず、自然に温度が下がるまで待ちましょう。
夏こそ白湯!美容と身体に良いこと
体調不良は身体の冷えからくることが多数!夏こそ白湯で身体を温めましょう。
1)夏バテ防止
冷たい飲み物や食べ物、夏野菜は身体を中から冷やしてしまいます。白湯で内臓を温めて、胃や腸を活性化して夏バテ防止に!
2)基礎代謝アップ
白湯で身体を温めることで、動脈や毛細血管が広がります。それにより、血液の流れが良くなることで基礎代謝もアップ!
3)肩こりや腰痛の緩和
肩こりや腰痛は冷えによる血液の巡りが悪くなることでも起こります。白湯で血の巡りをアップすることで症状改善につながることも。
4)むくみ&便秘解消
白湯を飲むことで胃腸全体が温まり活性化!老廃物や余分な水分を排泄してくれ、むくみや便秘解消につながります。
5)冷え性改善
冷え性は寒暖差や胃腸の冷え、自律神経の乱れなどが原因。白湯を飲むことで体内から温まり、血流がアップ!冷え性の改善に。
白湯を飲む効果的なタイミングと量
身体に良いと言っても飲み過ぎは禁物。1日に飲む量は800ml程度にとどめ、湯呑み1杯分をゆっくりと時間をかけて飲みましょう。白湯を飲むおすすめのタイミングは起床後すぐ、食事の30分前、就寝の30分前の3回。お好みによってすりおろしした生姜やハチミツ、レモンなどを入れても◎です。
1)空腹の状態で、起床後すぐ
空腹時に飲むことで、白湯が直接胃腸に届きやすくなり、デトックス効果が期待できます。朝一番に飲むことで、一日のスタートをスムーズに切ることができ、体内の循環も良くなると言われています。
2)消化を促す、食事の30分前
食後に飲む場合は、一時間ほど経って胃が落ち着いてから飲みましょう。
3)リラックス効果を促す、就寝の30分前
就寝の30分前に飲むことで、リラックス効果が得られ、スムーズに眠りにつけます。※就寝直前はNG!
便秘やむくみ解消などデトックスにも効果的
白湯の良いところは他にもあります。白湯を飲むことで、内臓が温められ、腸のぜん動運動が促進されて便秘解消にも繋がります。合わせて身体が温まることで、動脈や毛細血管が広がり血流もアップ!血流が良くなることで体内の老廃物が排出されやすくなり、むくみの改善にも繋がります。