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体のほてりを癒す、夏のぶら下がり野菜

2024年8月2日

ナスとキュウリは枝にぶら下がってできる「ぶら下がり野菜」と呼ばれ、水分が多く低カロリーです。ともにカリウムが多いので、ナトリウムの排出を促し、一緒に熱も排出してくれるので、暑さで疲れた体を冷やし、腎臓の働きを助け血圧を正常に保つ効果も期待できます。

ナスの皮には紫紺の色素「ナスニン」が含まれています。ナスニンは抗酸化作用があり、血栓をできにくくし、目の疲労も和らげてくれます。また、キュウリに含まれる「ホスホリパーゼ」という酵素は脂質の代謝を促進するといわれている酵素で、コレステロールの抑制やデトックス効果などが期待できます。酵素は熱に弱いので、生のキュウリを切ったり、たたいたり、すりおろしたりして食べるのがおすすめです。

旬の食材 『ナス』

ナスニンは皮にあるので、皮をむかずに調理を!油との相性が良く美味しく食べられるが吸油率は高いので高カロリーになることも!レンジで加熱してから調理をしましょう!ナスニンは水溶性なので水につけすぎないように。

【栄養素】カリウム、食物繊維、ナスニン

ナスの翡翠煮(ひすいに)

【材料:2人分】
◎1人分の栄養価:エネルギー36kcal・たんぱく質5.1g・塩分0.6g

・ナス…1本
・しいたけ…2個
・むきえび…4尾
・大根… 60g
・生姜…1片

A)白だし…大さじ2
A)しょうゆ…小さじ1.5
A)みりん…大さじ1.5
A)水…150ml

【下準備】
・Aを混ぜ合わせ、冷蔵庫に冷やしておく。
・ナスはヘタを落とし、ピーラーで皮をむく。縦半分に切り、横に4等分に切る。
・しいたけは石づき取る。※大きい場合は、食べやすいサイズに切る。
・大根は皮をむき、すりおろす。
・生姜は皮をむき、千切りにする。

【手順】
1.  耐熱容器にナス・しいたけ・むきえびを並べ、ラップをしてレンジ600Wで3分加熱する。
2. 加熱後、Aに漬け込み、ラップをかけしばらく置く。
3. 器に盛り付け、軽く水気を切った大根おろしとショウガをのせて完成。

旬の食材 『キュウリ』

【栄養素】カリウム、ビタミンC、ホスホリパーゼ

キュウリに含まれる酵素アスコルビナーゼはビタミンCを壊すので、他の野菜などと一緒に調理をする時は少し加熱したり酢を加えたりすると酵素の働きを抑えることができる。新鮮なキュウリの見分け方は、キュウリの皮にハリがあリトゲが鋭いものがおすすめ。

キュウリの肉味噌炒め

【材料:2人分】
◎1人分の栄養価:エネルギー286kcal・たんぱく質16.7g・塩分2.0g

・豚ひき肉…150g
・キュウリ… 2本
・赤・黄パプリカ…各40g
・しめじ …60g
・サラダ油…小さじ1
・塩…少々

A)味噌…大さじ1・1/3
A)料理酒…小さじ2
A)砂糖…小さじ2
A)しょうゆ…小さじ1
A)生姜チューブ…小さじ2

【下準備】
・キュウリは塩で板ずりし、冷水で洗い、乱切りにする。
・赤・黄パプリカを乱切りにする。
・しめじの石づきを切り落とし、ほぐしておく。
・Aを混ぜ合わせておく。

【手順】
1. フライパンにサラダ油を熱し、豚ひき肉を入れて炒め、少し色が変わったらキュウリと赤・黄パプリカ、しめじを加えて炒める。
2. Aを加え、中火で5分程炒めて完成。

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【レシピ】今川 弥生先生

管理栄養士・公認スポーツ栄養士・健康運動指導士 健康生活を提案する(株)ヘルシープラネットを設立し、メタボ解消などの栄養相談、料理講習やアスリート・運動を行っている方々へのスポーツ栄養サポートなど、健康管理の総合コンサルティングを行っています。

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