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お魚由来のサラサラ油を摂ろう

2024年11月11日

健康寿命は10歳長く、見た目年齢は10歳若く。
皆様の人生が明るく・楽しく・前向きになるような、セルフケア習慣をご提案します。今回は不飽和脂肪酸(DHA・EPA)についてご紹介します。

野菜を食べないイヌイットの血液がサラサラなのはなぜ?

北極圏に住むイヌイットは、野菜をほとんど食べずに脂肪摂取が中心の食生活。血栓症や肥満の人が多くなりそうですが、彼らには非常に少ないと言います。その理由は「不飽和脂肪酸を豊富に含む青魚やアザラシを常食としているため」なのだそう。

イヌイットは、北極圏のカナダやグリーンランドなどに住む先住民族です。アザラシやカリブーの狩猟などで生活し、イグルーや犬ぞりを使う独自の文化を持っています。

北極圏に住むイヌイットは、野菜をほとんど食べずに脂肪摂取が中心の食生活。血栓症や肥満の人が多くなりそうですが、彼らには非常に少ないと言います。その理由は「不飽和脂肪酸を豊富に含む青魚やアザラシを常食としているため」なのだそう。

青魚に秘められたパワー不飽和脂肪酸とは?

サラサラ成分として近年注目を集めている「不飽和脂肪酸(DHA•EPA)」をご存知でしょうか?まず、脂肪酸は固形で乳製品や肉などの動物性脂肪に多く含まれる「飽和脂肪酸」と、常温時は液状で植物油や青魚の脂質に多く含まれる「不飽和脂肪酸」に大別されます。

今回ご紹介する不飽和脂肪酸の「DHA•EPA」は、サバなどの青魚やマグ口に多く含まれる成分。血液中のコレステロールや中性脂肪を減少させ、血液の循環を良くする効果があり、動脈硬化・心臓病・がんの予防につながると言われている大注目の成分です。

DHA•EPAの効率的な摂り方

1)お魚の中でも青魚を食べる

DHA・EPAが多く含まれている食品の代表が魚類です。魚の中でも、さんまやマサバなどの青魚が、とりわけ多くのDHA•EPAを含んでいます。

文部科学省「日本食品標準成分表2015年版」参照

2)お刺身でor煮汁ごと食べる

お刺身など生の魚で摂れるDHA量を100%とした場合、焼き物・煮物では約20%減少。揚げ物では、なんと約50%も減少してしまいます。蒸したり、煮込んだりした場合は、汁の中に魚から流れ出た脂が含まれています。そのため、煮汁なども一緒に食べると、DHAやEPAを上手に摂ることができるでしょう。

魚を加熱調理すると、DHA・EPAを含む脂が流れ出て、摂取量が半減してしまいます。

3)不足分はサプリで補う

お魚好きな方でも推奨量を毎日食べるのは至難の業。そんな時はサプリメントで不足分を補いましょう。

厚生労働省が推奨するDHA・EPAの目安量は1日約2000ミリグラム

厚生労働省はDHA・EPAの目安量を定め、摂取を推奨しています。その量は1日約2000ミリグラム。さんまなら約1匹、マサバなら約2匹です。また、魚を加熱調理すると、DHA•EPAを含む脂が流れ出て、摂取量が半減してしまうため、推奨量を摂取するには、想像以上に量を食べなくてはいけません。サプリメントなどを活用しながら、無理せず効率的に摂取しましょう。

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