新習慣や新たな思考のヒントを、読書から吸収してみるのはいかがですか?今回は、自分を変える『ニュールーティン』につながる3冊をご紹介します。「いつもと変えてみよう」と背中を押してくれ、転換のきっかけになるかもしれません。
KIMAMA BOOKS クドウタツヒコさんに選書いただきました。
少部数発行の本にも出合える、宮崎の本屋の店主。元々、読書好きじゃなかったので、文学作品よりエッセイや生活書を好んでラインナップ。「テーマに対し、ノンフィクション、書簡・絵画集とジャンルレスに提案しました」
サステイナブルに暮らしたい
地球とつながる自由な生き方
服部雄一郎、服部麻子 著
翻訳者の著者と家族による、持続可能な暮らしのノウハウや生き方を綴ったエッセイ&実用書。生活の工夫が満載です。
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ゴミやプラスチック、食の問題が、実録だからこそ、生活者目線でリアルに理解できます。現代に生きる人なら、誰もが何かしらの気づきをもらえる一冊です。
書簡集 それでも変わらないもの
椋本湧也 著
22カ国に住む30人の日本人による、コロナ禍の今を綴った手紙集。本を手に取ったあなたへ宛てた、自由な感情がそこに。
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世界が一変したコロナ禍で、それぞれが何を感じ、過ごしたのか… 誰かの素直な物語には、自分にとっての新発見があり、視点が変わるスイッチになります。
絵の中に入る
仲條正義 著
資生堂パーラーのパッケージデザインなどを手がけた巨匠・仲條正義さんによる、『暮しの手帖』の75枚の表紙絵を収録。
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インスピレーションをくすぐる絵の数々。頭が柔らかくなり、自分の感覚が研ぎ澄まされます。パカッと内側に食い込まずに開く製本も、気持ちいいです。