温めたり、冷やしたり、固めたり……腸内をおいしく整える甘酒の温度や形を変えて、可能性を拡大。ファスティングの回復食にも役立つ、飽きがこないレパートリーです。抗酸化作用も期待できる、植物の機能性成分「フィトケミカル」と組み合わせることで、さらなる健康美の手助けになります。
甘酒 簡単アレンジのポイント
✔食物繊維と麹の力で腸をキレイに
✔ファスティング回復食にもぴったり
✔主食からデザートまで多様
甘酒をスープ、リゾット、寒天、シャーベットに
「日本の食を永きに渡り支えてきた甘酒が、今の生活に寄り添えるように、と考案しました。エポ麦甘酒は、もちもちの食感が料理にリズムを与えてくれるのも魅力です。色素成分が多いフィトケミカルは、赤、緑などの色を基準に選べば、簡単に摂ることができますよ。」(監修:谷尻直子さん)
“温・冷どちらもおいしい”
甘酒とにんじんのスイートスープ
甘酒:にんじん1:1と、ミキサーが回る程度の水を撹拌するだけの、フィトケミカルがたっぷりの赤いスープ。水溶性食物繊維が豊富なにんじんには、整腸作用もあります。
材料(2〜4人分・できあがり量300g)
にんじん…………150g(小1本)
エポ麦甘酒…………150g(にんじんと同量)
水…………50g
作り方
にんじんをひと口大に切り、甘酒、水と共にミキサーにかけ、好みで仕上げに塩をひいて完成。
アレンジ
にんじんを、トマト、ミニトマト、ビーツに替えても。
“甘酒+みそがチーズに似た豊かな風味”
ほうれん草のリゾット
オイルもチーズを使わないリゾットが、ファスティングの回復食にも◎。不溶性食物繊維やビタミンが豊富なほうれん草は、加熱し過ぎないことで栄養素のキープに。
材料(2人分)
ほうれん草…………1束
白米または胚芽米…………1カップ
水…………300ml
自然塩…………小さじ1/4(好みで調整)
無調整豆乳…………100ml
みそ(赤みそは避け、田舎みそや白みそがおすすめ)…………大さじ1
エポ麦甘酒 大さじ3(50g)
作り方
①鍋またはフライパンに米、水、塩を入れて強火にかけ、沸騰したら弱火にし、ふたをして10分加熱する。
②豆乳、みそ、甘酒を加えて混ぜ、再びふたをして5分加熱する。
③ほうれん草を刻んで②に加え、30秒ほどで色鮮やかになったら完成。
“ソースにも甘酒を活用”
甘酒寒天
寒天で固めるだけで、子どもも喜ぶギルトフリーおやつが完成。海藻からできる寒天には、水溶性食物繊維が豊富です。エポ麦甘酒特有のもちもち感がアクセントに。
材料(4人分)
エポ麦甘酒…………100g
水…………200ml
粉寒天…………2g
作り方
①小鍋に水を入れて寒天をふり入れ、中弱火で煮溶かす。
②甘酒を加え、よく混ぜたら容器に入れて冷やし固める。
③器に盛り、そのままの甘酒(分量外)をソースとしてかける。
アレンジ
ほうじ茶パウダーやきな粉、シナモンパウダーをかけてもおいしい。
“シャリッ、トロッの間の食感”
甘酒シャーベット
希釈せずに凍らせると、スプーンですくえる程度の硬さになる甘酒の特徴を生かして、簡単シャーベットに。ミントには、胃の緊張をやわらげる効果もあります。
材料(4人分)
エポ麦甘酒…………200g
ミント…………適量
作り方
甘酒を容器に入れて冷凍庫で冷やし固め、器に盛りミントを飾る。
アレンジ
レモンやライムの搾り汁、ちぎったミントを一緒に冷やし固めると、爽やかな風味に。
レシピに使ったのは……
エポ麦甘酒 –みどり麹入り-
食物繊維β-グルカンが豊富なブランド麦「媛もち麥®︎」と国産有機米、麹と栄養素が豊富なユーグレナによる「みどり麹」の、たったの3つが原材料。食品添加物は不使用です。
水やお湯で薄めて飲むのもおいしいエポ麦甘酒の、もちもちの食感を生かしたレシピを紹介しました。どれも簡単なので、ぜひお試しください。エポ麦甘酒を、そのままヨーグルトにかけてもおいしいですよ。あなたのおすすめ甘酒レシピがあれば、ぜひインスタグラム(@epo_official_jp)などへお寄せください。
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谷尻直子さん
料理家。「現代の日本の母の料理」がコンセプトのレストラン「HITOTEMA」主宰。6年間のベジタリアン経験や8人大家族で生活してきた経験を活かし、お酒に合いつつカラダを考えた食の提案を行う。自然食品、スパイス、薬膳を積極的に取り入れた2冊目となる著書「HITOTEMAのひとてま 第二幕」を2021年に上梓。