一日の疲れを癒し、明日への活力につなげる、夜のホリスティック・ヘルス&ビューティケア。これから紹介するセルフケア習慣やマッサージ法は、ホリスティックビューティ協会に監修いただきました。カラダの疲れだけでなく、心もほぐれてリラックスできるので、ぜひ取り入れてみましょう。
PM8:40 「カラダの声に耳を傾けられる、肌日記をつける」
反応の早い臓器である肌を観察することで、自分の心身の状態に気づけます。日記帳やスケジュール帳の脇、スマホのカレンダーなどに、その日の肌の状態や食事の内容、ストレスに感じたこと、睡眠時間などを書いておくと、肌の状態が何に左右されがちなのかが分析できるように。一日を振り返った上で、その日のケアを決めてもいいでしょう。肌を観察する際は、下の「うなはだけ」を参考に。
肌観察のキーワード
うるおっている
なめらか
はりがある
だんりょくがある
けっしょくがいい
PM9:00 「セルフマッサージで翌日の健やかな自分へ導く」
血液やリンパ液の循環をよくして、新陳代謝が活発に行われるよう促したり、筋肉の緊張をほぐして疲れを緩和したりできるマッサージは、心を穏やかにする精神的なケアにもつながります。血行がよくなっている入浴中や入浴後にするのがおすすめですが、フェイスマッサージは、オイルなどで指のすべりをよくしてから行い、肌への負担を軽減しましょう。
入浴中のヘッドマッサージ
STEP1
リンパ節が集まっている耳の周りを、指でぐっぐっと押して刺激します。
STEP2
下から上へ少しずつ移動させながら、頭皮を柔らかくするイメージでほぐします。
POINT
爪の長い人は、猫の手のように指先を丸めて関節で押すと、頭皮を傷つけません。
入浴後のフェイスマッサージ
STEP1
耳の後ろから鎖骨に向かって指を優しくすべらせて、リンパ液を流します。
STEP2
リフトアップを意識して、下から上、内側から外側へ、指の腹でなでます。
STEP3
額は内側から外側へ、くるくると回旋。最後に、老廃物を流すイメージで再度STEP1を。
GOOD NIGHT 「目と耳の温活と簡単瞑想で良質な眠りへ」
日中に使い続けた目と、全身のツボが集まっている耳を温めると、一日の疲れがほぐれ、安眠効果が期待できます。水でぬらしたタオルを軽く絞り、電子レンジで温めてホットタオルを作り、目と耳にかぶせて温めましょう。その間に目を閉じたまま10秒深呼吸し、その呼吸に集中して呼吸音を聞くと、簡単な瞑想に。緊張やストレスがゆるまり、心身や脳の眠りの準備が整います。
眠りの質を高めることにもつながるので、夜のセルフケアを見直してみては? ヘッドマッサージには、毛乳頭に栄養を与えられる毛髪美容液を、フェイスマッサージには、肌への摩擦を軽減するオイル美容液を、併用して行うのがおすすめです。マッサージでポカポカする感覚があれば、血流アップのサイン。一日短時間でいいので、続けてみましょう。
※1加水分解ウマプラセンタ/サイタイエキス使用化粧品として世界で初めて商品化
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NPO法人日本ホリスティックビューティ協会(セルフケア監修)
女性のカラダと心のケアに的を絞った日本初の啓発団体。ウェルネスプロデューサーの岸紅子氏が代表を務め、セミナーやワークショップ、ホリスティックビューティ検定を通じ、自然治癒力の高め方やセルフケア法を伝えている。