余計なものを一切加えず、ダイレクトに効果をお届けする、epoのものづくり。その裏には、開発チーム泣かせ(?)ともいえる、愛ゆえに厳しく開発商品をチェックする「化粧品プロジェクト」チームの存在があります。今回は、よりよい製品づくりのための最後の砦として活躍する、プロジェクトチームの仕事をご紹介。
美容感度の高い“コスメおたく”7名で発足
「化粧品プロジェクト」は、約4年前に、いうなれば“コスメおたく”で結成したチーム。仕事以外でも純粋に趣味として、美容や話題のコスメの情報収集が好きで、各社の新商品を試しては、美の追求を楽しむ、7名の女性がメンバーです。この7名全員が、日本化粧品検定協会1級合格者で、コスメのプロである「コスメコンシェルジュ」の資格を取得しています。その年齢は、20代から60代までさまざま。そして肌質も、乾燥肌、脂性肌、混合肌、超敏感肌……とさまざま。つまり、幅広い視点で、美と健康に向き合えるというわけです。
この化粧品プロジェクトチームが担うのは、使用者目線の商品開発。
開発チームは、エビデンスに基づく原材料や製法の最善を選び抜いて開発を進めますが、化粧品プロジェクトチームは、別の側面から吟味します。「使う際にどう感じるか?テクスチャーは?使いやすさは?効果の体感は?」といった、使う人の側に立った使用感の研究です。そのため、同ジャンルでベンチマークした他社の商品を10種類以上は全員で使い比べ、その上で、効果やテクスチャー、香り、使っている時の率直な気分をディスカッションし、開発に生かします。epoが開発中の試作品も、化粧品プロジェクトチームがまずは使い、その感想から幾度となくブラッシュアップ。さまざまな年代、肌質のメンバーの意見を取り入れることで、幅広いお客さまお一人おひとりの使用感をシミュレーションします。化粧品プロジェクトチームが満足のいく出来に達するまで切磋琢磨した上で、初めて商品化が叶うのです。
(さらには、お客さま組織の「ビューティプロジェクト」メンバーにお試しいただいた声も吸い上げ、より高みを目指しています。)
化粧品プロジェクトチームの意見は、なかなか辛辣で、技術的に難しい部分にもどんどん切り込んでいくとあって、開発チームはそれに応えるべく、頭を悩ませ、工夫し、前進しているというわけです。
ベトつかずに潤わせる。オイル系コスメのこだわり
どの商品をとっても開発の苦労がありますが、その中でも化粧品プロジェクトチームが、なかなか首を縦に振らなかった商品ジャンルが、オイル系コスメ。
エポオイルクレンジング開発時には、当初の試作品では「ベトつきを感じる重さや肌なじみのよさが今ひとつ!」と化粧品プロジェクトチームからの厳しい意見が。きちんと乳化してメイクや毛穴汚れを落とすけれど、過剰に潤いを取らず、保湿力を残したい。そして、クレンジングにジェルやミルクタイプを使う人にも肌なじみがいいと感じてもらえる質感を目指し、試行錯誤を繰り返しました。
プラセンタ&サイタイエキス※1と厳選した植物オイルの力で、毛穴汚れを浮かせつつ、保湿し、肌を活性化させ、リラックス効果のある香りで癒すエポオイルクレンジング。香料を加えない完全無添加処方でありながら、自然なハーブやフルーツの香りで、肌と心の両方がリラックスできる配合にもこだわりました。
「もっちり潤って、ベタベタしない軽さのオイル美容液を!」
そんなエポモイスティアオイル開発時の命題をクリアーするのも、かなりの難関でした。肌のバリア機能であるセラミドを含む、プラセンタ&サイタイオイル※2が主成分のエポモイスティアオイル。“コスメおたく”たちが求めるオイル美容液は、潤うけれど、ベトつく脂っぽさはNG。市場にはなかなかない質感で開発が難しいものだからこそ、epoがつくる意味があると、こだわり抜きました。効き目はもちろん、プラセンタとサイタイの独自の抽出方法をアレンジしながら理想のテクスチャーにたどり着いたのが、エポモイスティアオイルです。
使用方法の表現にも妥協なし!
美容好きだからこその、化粧品プロジェクトのこだわりはまだまだ続きます。使いやすい容量展開、使いやすいボトルの注ぎ口やミストの細かさ、使用方法を紹介する際の表現も重要視。せっかく満足のいく商品がつくれても、効果的な使用法がきちんと伝わらなければ、魅力が半減してしまうからです。
例えば、使用量目安の「やさしく3〜4振り」という表現。どんな方でも、理想的な使用量がわかりやすいように、と吟味し選んだ言葉です。
そして、美容液やクリームをお使いいただく際に、「両手のひらを合わせて人肌にあたためる」こと。これも、美容成分を角質層まで浸透しやすくするための大きなコツです。
epoのベーシックケアとしておすすめしている、美容液・エポホワイティアとオイル美容液・エポモイスティアオイルをライン使いいただく際には、「美容液をなじませた後、完全に乾かない内に上からオイル美容液をなじませる」ことを推奨しています。美容液により与えた潤いを、バリア機能の高いオイル美容液で閉じ込める、最も効果的なタイミングをお伝えしたい!使い方の説明一つにも、密かに熱い想いを込めているのです。
今回は、epoの商品開発に関わるメンバーの中でも、よりお客さま目線に近いポジションで研究するチームを紹介しました。エビデンスはもちろん、純粋な使用感も大切にすることが、皆さんのライフスタイルの底上げにつながると願い、これからも精進してまいります。
※1(保湿成分)プラセンタエキス・サイタイエキス
※2(保湿成分)プラセンタオイル・サイタイオイル
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epoの化粧品プロジェクト
エポラ社員の中でも、化粧品への高い審美眼を持つ7名で構成されたチーム。メンバー全員が日本化粧品検定協会1級合格者で、コスメのプロである「コスメコンシェルジュ」の資格を持つ。“コスメおたく”だからこその厳しい視点で、より良い商品づくりに日夜励んでいる。