中国地方の最高峰・大山(だいせん)の土壌にろ過された、清らかな「天然水」をボトリングした“ナチュラルミネラルウォーター”。
南アルプス・阿蘇・奥大山の3つある「サントリー天然水」シリーズのひとつで、雪深い大山に降った雪や雨が広大なブナの森に蓄えられ、長い年月をかけて大地に磨かれた、清冽かつやわらかな口当たりが特長。
~ 目次 ~
「奥大山」の自然の恵みをナチュラルにお届け!
こんこんと湧き出る泉、とうとうと流れる川。
人々はそんな「天然水」を、命や暮らしの糧(かて)としてきました。
雨が山に降り、森に蓄えられて、幾重にも重なった地層にろ過されたのちに、人の手に届けられる――そんな古代から連綿と続いてきた恵みの結晶が、「サントリー 奥大山(おくだいせん)の天然水」なのです。
標高1,729 mの秀峰「大山(だいせん)」と、その山麓に広がるブナの森に育まれた豊かな「奥大山」の水。それを最新鋭の工場で清潔にボトリングして、人々の手に届けています。
豊かな自然と清冽な水に満ちあふれた、理想の水のふるさと。
奥大山に「サントリー天然水」ブランドの工場が作られた理由は、以下の3つだそうです。
・水質が良く水量が豊富
・雄大な自然とそれを象徴する素晴らしい山がある
・水源そのものの環境保全ができる(地域の住民や行政が理解・協力を示してくれた)
こうして奥大山は、「サントリー天然水」ブランドの第3の聖地となりました。周囲の環境保全をも見込んで、その恵みである“ナチュラルミネラルウォーター”の生産が始まったのです。
ナチュラルな「サントリー天然水」からたくさんのソフトドリンクが誕生!
『サントリー奥大山の天然水』には、そのクセのない味わいを生かした多くの姉妹品があります。普段ミネラルウォーターを飲まない人でも、お好みに応じてチョイスできます。
●サントリー奥大山スパークリング
ウイスキーなどのお酒を割ったり、仕事中・スポーツ後・お風呂上がりなどのリフレッシュにもピッタリ!
ほかにも「クラフトスパークリング 無糖ジンジャー」や「スパークリングレモン」など、たくさんのバリエーションがあります。
●サントリー天然水 Clearレモン
このほかにも、京都福寿園の茶匠が選んだ茶葉を使った『サントリー天然水 澄みわたるお茶』や、プロテクト乳酸菌4337Lと北海道産ホエイ(乳清)を加えた『ヨーグリーナ&サントリー天然水』など、多数の「サントリー天然水」ブランドをラインナップ。
大山が恵んでくれた天然水の魅力を、様々なフレーバーで味わえます。
清冽な天然水を生み出す土壌と、それをボトリングする工場のひみつ。
こうしたドリンクの元ともなっている天然水を生み出しているのは、『サントリー天然水 奥大山ブナの森工場』です。
大自然の恵みである天然水を安全にお届けするために、すべての工程で厳しい品質管理を徹底。
定期的に水質を検査して、さらに水専門の「官能検査員」が味や匂いなどをチェックするなど、何項目にもわたるチェック項目を設けています。
さらに、こうしてチェックされた原水をキメ細かいフィルターでろ過・殺菌。天然のミネラル分や味わいを損なうことなく、安全な水にしています。
こうしてボトリングされた天然水が、いつ製造されて、どう流通してきたかを把握する「トレーサビリティ」も徹底。すべての過程に責任をもってお届けしています。
そして工場自体も省資源・省エネルギー型の自然共生型となっています。
環境に配慮したエネルギーのLNG(液化天然ガス)を使ったり、廃熱を回収して有効活用する「蓄熱システム」を取り入れたりと、水を育む森や環境をとても大切にしています。
自然共生型の“ナチュラルミネラルウォーター”の工場で、天然水ができる仕組みを学ぶ!
『サントリー天然水 奥大山ブナの森工場』では、こうした製造工程を見学できる見学ツアーも行っています。
※4月1日現在、工場見学は新型コロナウイルスの国内感染拡大を受けて、感染防止のために当面の間休止中
※見学再開日程などの最新情報は、サントリー公式HPにてお知らせします
奥大山の豊かな自然によって「天然水」が育まれていく様子を、プロジェクションマッピングや土を使った実験を通してご紹介。小さなお子様でも楽しめる、やさしく興味深い内容です。
見学ツアーの工程
1.「天然水が育まれるまで」の過程を、大ジオラマに投影されたプロジェクションマッピングで紹介
2.土の保水力の実験
3.製造ラインの見学
4.雪室(ゆきむろ)の見学
5.試飲
6.工場敷地内の『奥大山小道』を散策
7.記念撮影
奥大山の大自然を未来に残していくために。
このように、奥大山の自然と共生しながら美味しい天然水をお届けしている『サントリー天然水 奥大山ブナの森工場』。その環境に配慮した取り組みは、まだまだこれだけではありません。
水源となっている森 約495haを、「天然水の森 奥大山(おくだいせん)」として制定。鳥取大学の学術的な監修を受けた上で、水源涵養機能を高める森林整備活動を行なっています。
たとえば森の地面に日が差し込むように木を間引くなど、天然水を生み出す木と土を健やかに保っています。
奥大山に降りそそぐ雨や雪、それをやさしく受け止める豊かな森、ふかふかの土、さらに天然のミネラルを授けながら磨いてくれるいくつもの地層――そんな豊かな大自然をも守っているのです。
奥大山という「水の山」に、この先100年、200年と美味しい天然水を生み出してもらうための保全活動。それらにも取り組みながら、『サントリー奥大山の天然水』というブランドを確立しています。
- DATA
サントリー 奥大山の天然水
製品名:サントリー 奥大山の天然水(工場名:サントリー天然水 奥大山ブナの森工場)
製品HP:https://www.suntory.co.jp/water/tennensui/source/oku/
工場HP:https://www.suntory.co.jp/factory/okudaisen/
住所:鳥取県日野郡江府町大字御机(みつくえ)字笠良原(かさらはら)1177
電話:0859-75-6114
電話受付時間:9:30~16:30
休業日:火・水曜 ※時期により変更あり
休業期間:1月・2月
※見学無料・要予約(試飲あり)
※4月1日現在、新型コロナウイルスの国内感染拡大を受け、感染防止のため、当面の間工場見学は休止
※見学再開日程などの最新情報は、サントリー公式HPにて告示
取材協力・
写真提供:
サントリー天然水 奥大山ブナの森工場/無断転載禁止
ライター:風間梢(プロフィールはこちら)