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ハンバーガーのイメージをくつがえす、ヘルシーで特別なグルメ!
ジャンクフード、というイメージの強いファストフード。
特にハンバーガーは、その代表格かもしれません。
でも、この「三瓶(さんべ)バーガー」は違います!
島根産の新鮮な食材にこだわって手作りされた、じっくり味わえるご馳走。
国立公園・三瓶山の大自然の中で、歴史ある出雲大社の「神門通り」で、安心・安全なファストフードを提供しています。
美味しさの秘密は‟地産地消”! ほぼすべてが島根産というこだわり。
「三瓶バーガー」の特長は、とことん島根産の食材にこだわったヘルシーかつデリシャスな味です。
バンズ・パテ・野菜など、普通のハンガーガーで見慣れている具材がひと味もふた味も違うのです。
それらの美味しさの秘密を、代表の吉田真由美さんにうかがってみました。
●パテ(ハンバーグ)
島根産の牛肉と豚肉を、日本人の舌に合う配合の「合い挽き肉」にして、ひとつひとつ手作りしています。
最初は牛肉100%で試作してみたものの、ややパサついた食感になってしまったため、ジューシーな脂が多い豚肉をブレンド。
配合の比率は秘密ですが、何度も試作を重ねて誰もが「美味しい!」と感じるベストな割合に調整しています。
しかも牛肉・豚肉ともに塊肉で仕入れてミンチにしている、というこだわりようです。
※一般的に肉はミンチよりも塊肉の方が上質で、最初からミンチで仕入れるよりも、空気に触れる面と時間が少なくなって鮮度が落ちにくい
さらに高温の炭火で焼き上げて、余分な脂を落とした上で、旨みをギュッと閉じ込めています。
●バンズ(パン)
なだらかなフォルムが可愛い三瓶山をイメージした、オリジナルの「ゴマバンズ」です。
「理想のパテができたので、それに合うバンズを!」
と開発した、これまた100%島根産のバンズ。
パテが野趣あふれる味になったので、それに負けない風味と個性のある、塩とコショウのみで味付けした、少し硬めの食感のカンパーニュです。
『三瓶バーガー』は‟地産地消”がテーマなので、『三瓶バーガー』のふるさと・島根県大田市のパン屋さんに依頼。
グリラーで焦げ目がつくまで焼き上げているので、サクッとした食感と香ばしさが楽しめます。
●野菜
レタス・トマト・玉ねぎのほぼすべてが島根県!
特にレタスとトマトは、オープン以来ずっと同じ農家さんに作ってもらっているそうです。
すると単に美味しくて安全なだけでなく、『三瓶バーガー』により合う野菜を作ってもらえるようになったそう。
パテやバンズと組み合わせた時に、より美味しさが引き立つ特製の野菜なのです。
これらの野菜を作っている農家さん達は、「三瓶バーガー」の店内に写真が貼られています。
作る人の顔が見える、安心の食材です。
※時季により島根産が入手できない場合は、他県産も使用
お店ごとのスペシャル・ハンバーガーもあり! 旅行の楽しみが増える「ご当地グルメ」
そんなこだわりいっぱいの「三瓶バーガー」ですが、さらに魅力的なのは、お店ごとに限定のスペシャルメニューがあること。
立地ごとの旅情も楽しめて、どのお店に行っても違う美味しさに出会えます。
●わさびバーガー (三瓶店)
三瓶町産の大きめの「わさび漬け」を、オリジナルの「わさびマヨネーズ」であえて挟んだスパイシー&ヘルシーな一品!
ワサビのシャキシャキした食感が楽しく、辛みよりも旨みを強く感じられます。
この「わさびバーガー」に使っている「わさびマヨネーズ」は、健康に良いエゴマ油をブレンドしているのも自慢。
「わさびマヨネーズ」だけの瓶詰商品もあり、これまた三瓶店の人気商品です。
●出雲スペシャル (出雲大社店)
フレッシュなモッツァレラ・チーズと濃厚にとろけるプロボローネ・チーズのハーモニーが、出雲産トマトの酸味とベストマッチ!
チーズは東京の百貨店などで御用達の木次乳業(きすきにゅうぎょう)製で、味も香りも一級品です。
もちろん島根産肉100%のパテも健在で、お肉×チーズの濃厚な旨みをたっぷり味わえます。
●さんべバーガーのハンバーグ (全店で販売)
三瓶バーガー自慢のパテをお土産用にした、テイクアウト用のハンバーグ・ステーキです。(冷凍)
濃厚な味わいがうれしいデミグラスソース入りと、島根産肉100%の美味しさを堪能できるソースなし、の2種類があり。
お肉の成形からソース作りまで、スタッフがひとつひとつ心をこめて手作りしています。
これらの他にも定番の「三瓶バーガー」や、オリジナルの旨辛ソースとニンニクチップのピリ辛加減が刺激的な「KARAI奴(カライヤツ)」などが人気!
(全店共通メニュー)
旬の島根産食材をメインにひとつひとつ手作りしているので、季節によって少しずつ味わいが変わります。
ファストフードなのに旬を楽しめる、立派なご当地グルメです。
『三瓶バーガー』誕生のストーリー。移住者だからわかった島根の食材の魅力!
『三瓶バーガー』の始まりは、現・三瓶店の魅力的な建物のテナント募集からでした。
かつて木工体験などを行っていたウッディな「三瓶こもれび館」で、その所有者の大田市が、飲食店を開いてくれる人を探していたのです。
それに応募して見事に採用されたのが、広島からIターンしてきた代表の吉田真由美さんと、そのご主人(現・出雲大社店店長)でした。
吉田さん夫妻は島根の野菜・肉・魚などが驚くほど新鮮で美味しいことに、かねてから感動していました。
「この素晴らしい島根の農産物を、全部一緒に食べられるメニューを作りたい!」
そんな想いで考え出したのが、誰もが知っている、なのに誰も知らないオリジナルの味も作れるハンバーガーだったのです。
こうしてオープン以来、旅行者にも地元人にも愛されるようになった「三瓶バーガー」。
それにこめた想いを、吉田真由美さんはこう語ります。
「三瓶店の建物を見に来た時に、まわりの景色や道中の大自然に感動して、『ぜひこの風景の中で島根産食材の美味しさを堪能できるメニューを提供したい!』と思ったんです。
さらにテイクアウトできるハンバーガーにすることで、私たちが感動した三瓶山の風景の中で、レジャーと共に楽しんでいただけるようにしました。
三瓶山の素晴らしい自然や、出雲大社のお膝元の神門通りで、ぜひ島根産食材の美味しさを味わってみてください」
島根好きの吉田さん夫妻の想いがたっぷりこもった、その美味しさにも納得のハンバーガーです。
また、2020年の8月に進出を果たした「トーキョー下北沢店」では、東京のゲストに合わせた新たなハンバーガーを企画中。
今後、季節限定バーガーなどの新作が登場する予定です。
なかなか島根に旅行できない人でも、「三瓶バーガー」と島根の食材の美味しさを味わえるようになります。
※時季により島根産の食材が入手できない場合は、他県産も使用
- DATA
SANBE BURGER (三瓶バーガー)
HP:https://www.sanbe-bg.com/
【三瓶店】
住所:島根県大田市三瓶町多根1125-2
電話:0854-86-0200
営業時間:
10:00~16:00 (平日・冬季(12月〜3月中旬))
10:00~17:00 (土・日・祝・GW・夏休み)
※2020年11月現在は新型コロナウイルス感染拡大防止のために、土・日・祝日も16:00までに短縮中)
定休日:火曜 (冬季(12月~3月中旬)は火曜・水曜)
※祝日の場合は営業
【出雲大社店】
住所:島根県出雲市大社町杵築南772
電話:0853-27-9400
営業時間:11:00~17:00(L.O16:30)
休日:火曜・水曜・木曜
※祝日の場合は営業
取材協力・
写真提供:
三瓶バーガー/無断転載禁止
ライター:風間梢(プロフィールはこちら)