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クセも臭みもないのに旨みは濃厚! ‟ジビエ”のイメージをくつがえす極上のイノシシ肉。

2020年11月19日

かつて「山くじら」と呼ばれて珍重されていたイノシシの肉を、抜群の鮮度と衛生管理でお届け!
中国山地の山あいに広がる島根県美郷(みさと)町とそのまわりで、ドングリや山菜をタップリ食べて育った極上のイノシシです。

野生動物ゆえに、鮮度や処理方法によって大きく味が変わってしまうジビエを、クセや臭みが出ないように加工。
田畑を荒らすイノシシを、年間500頭前後も捕獲して有効活用しています。

‟ジビエ”のイメージをくつがえす美味しさ! クセも臭みもない、里山の絶品グルメ。

「山くじら」。
聞き慣れない言葉ですが、これは野生のイノシシ肉のこと。

昨今、山あいの町や村では、野生の猪による田畑の被害が急増しています。
そんなイノシシを捕まえて美味しいグルメにしているのが、この『おおち山くじら』なのです。

野生動物を「害獣」ではなく、「命ある生き物」として活用。
人と野生動物が住み分けられる環境を作り、豊かな自然との共存・共栄を目指しています。

「ジビエは匂いやクセが強くて苦手……」という人もビックリの、素直でやさしい味わい!
実際、野生動物は捕獲されてから加工場に運ばれるまでのタイムラグが長くなりがちで、クセや臭みが出やすい。
しかし美郷町では、捕獲したイノシシを素早く加工場に運んで処理できるシステムを整備。
そのため「山くじら」の名にふさわしい、極上のイノシシ肉をお届けできる。
(イノシシ肉のハンバーグセット)

島根県のほぼ中央、中国山地の山あいに広がる美郷町。
ここは約9割が山で占められる緑と水にあふれた地で、そのためドングリ・果実・タケノコなどのイノシシの大好物がいっぱい!
これらをたっぷり食べて育ったイノシシは、四季を通じてコクと旨味のある肉質に育つ。

食べられない内臓やくず肉は、ペットフード業者に卸して犬や猫のペットフードに。
さらに皮は、皮なめし業者に卸して革製品に加工される。
イノシシのすべてを余すところなく活用して、自然とそこで育まれた命に敬意をはらっている。

野趣あふれる味わいなのに美味! 季節ごとの違いも楽しめる、安心・安全なジビエ。

ひと口に‟ジビエ”と言っても、その質や味はさまざまです。
なぜなら野生動物なので、捕獲してから加工するまでの速さや、加工方法による味の劣化など、いろんな要素が絡みあうから。

その点、この『おおち山くじら』はジビエ界でも名だたる品質の高さで有名!
「ジビエの資源化」を目指している全国の町や村が、こぞって視察に訪れるほどの先進地なのです。

イノシシが田畑を荒らすのは、主に春から秋にかけて。
ですがこの時季は、気温が高いために捕獲したイノシシをその場でしめると、すぐに傷んでしまいます。

そこで美郷町では、イノシシを生きたまま捕獲できる「箱罠」や「囲い罠」を活用!
こうして生きたままのイノシシを加工場に直送して、鮮度抜群のお肉にしています。

この「生体搬送」を地域ぐるみで行なっているのは、全国でも珍しい例だそう。
そのため『おおち山くじら』は、ジビエ界の有名ブランドになっています。

「箱罠」や「囲い罠」は、イノシシをほとんど傷つけないため肉質が良くなる。
さらに母イノシシと仔イノシシを一緒に捕獲できるため、田畑を荒らすイノシシを増やさない効果がある。

雪が積もる美郷町では、冬は地面に置く「箱罠」や「囲い罠」が使いにくくなってしまう。
そのため冬は、雪に影響されにくい「くくりわな」も併用。
これには脂がのった大きな猪を捕まえられるというメリットがあり、冬の『おおち山くじら』は、よりコクと旨味が増した絶品グルメになる。

どのイノシシも、肉に加工するまでの状態や工程をしっかり記録!
ジビエには珍しい「トレーサビリティ」の徹底で、安全かつ衛生的なお肉をお届け。

「臭みがない!」
「スーパーのお肉のような澄んだ味わい!」
と、食べた人から驚きの声が上がる。
日々衛生的な処理と安心・安全心なジビエの製造を行なって、家畜レベルに美味しいお肉をお届け。

『おおち山くじら』は島根の大自然のたまもの! 夏と冬の味の違いも楽しい

島根の大自然に育まれた野生のイノシシ肉は、季節によって味わいが異なります。

例えば冬は、厳しい寒さに耐えるためにドングリや木の実を食べ漁ります。そのため丸々と肥え太り、上質な脂身が付くのです。

そして夏場のイノシシは、草木の新芽やタケノコなどを食べるため、アッサリした後味の歯切れが良い赤身肉になります。

そんな「夏イノシシ」と「冬イノシシ」とを食べ比べるのも一興!
ジビエの先進地・美郷町の『おおち山くじら』だからできる、贅沢な楽しみ方です。

●満足セット(3~4人前/送料無料)

秋から冬にかけて人気の、体の芯から温まるお鍋用のセット!
イノシシのスライス肉をスキヤキ風に味わえます。

お肉は力強い旨みの「夏イノシシ」と、上質な脂がのった「冬イノシシ」の2種類。
季節ごとに味わいの違う『おおち山くじら』を、贅沢に食べ比べできます。

さらに専用調味料の「おおち山くじら鍋の味噌」も付属。
こちらは地元産の味噌に丁寧にすったゴマと生姜・ニンニクをブレンド。
体がポカポカ温まる、お鍋にピッタリの調味料です。

●おおち山くじら 4缶 ギフトセット

美郷町産の山くじら=イノシシ肉の美味しさを堪能できる、4種類の煮込み料理の缶詰です。

ジビエの缶詰は全国的にも珍しい上に、その美味しさも極上!
どれも野菜と一緒に煮込んであるので、開ければすぐに食べられます。

以下、それぞれ単品でも買える缶詰の中身です。

1.イノシシ肉と大豆のキーマカレー

粗めにひいたイノシシ肉と、国産大豆をブレンドしたキーマカレー。
ギュッと濃縮されたイノシシ肉の旨味が、大豆のやさしい甘味やスパイスとハーモニーを奏でます。

大豆は三重県美里町の在来種(その地域で昔から育てられてきた特有の品種)の『みさと在来』。
安心・安全な国産食材のコラボです。

2.イノシシ肉のスパイス煮込み

イノシシ肉を8種類のスパイスとトマトで煮込んだ缶詰。
挽きたてのスパイスの香味とトマトの酸味が、エキゾチックな風味をかもします。

3.イノシシ肉の黒ビール煮込み

イノシシ肉に焼き目をつけて、じっくり炒めた玉ねぎと黒ビールで煮込んだ一品。
ビールのほろ苦さがアクセントの、贅沢な大人向けの味です。

4.イノシシ肉のポトフ

イノシシ肉・新鮮な野菜・塩・オリーブオイルだけでじっくり煮込んだ黄金色のスープ。
それに大きめのゴロゴロ野菜とイノシシ肉を加えたゴージャスなポトフです。

塩以外の調味料は一切使っていないので、イノシシ肉と野菜の旨みをたっぷり味わえます。

このほかにもヒレ肉・ロース肉・バラ肉などの生肉や、ハンバーグ・燻製ハムなどの加工食品がいっぱい!
新型コロナウイルス対策の特別セットもあって、

・最高級の天然イノシシ肉 1kg 6,930円(税込)
・塊肉・ステーキ・ヒレ・ハツ等のセット 約2.7㎏ 11,500円(税込)

など、とてもお得な商品もあります。
首都圏の有名ジビエ店が御用達の『おおち山くじら』を、食べて応援できるチャンスです。

「ジビエは初めて食べたけど、とても美味しかった!」
「田畑を荒らすイノシシを活用していると聞いて、人と有害鳥獣との関わり方を考えるようになった」
など、食べた人からは様々な感想が。
全国的にイノシシ・鹿・熊などの被害が増える中、人と野生動物の関わり方まで考えさせられる。

元・都会人のアイデアで里山グルメを全国区に! イノシシと人との共生を模索。

有害鳥獣のジビエ化としては全国のはしりで、ジビエ界のお手本とも言われている『おおち山くじら』。
それをさらに知らしめたのが、東京から移住してきた森田朱音さんでした。

福岡県の出身で、東京では普通の会社員だったという森田さん。
ですが勤め先が地域活性化に携わるマーケティング会社だったため、有害鳥獣の問題に興味を持って、自ら狩猟免許をとって田舎に通うように。

そのご縁で美郷町と『おおち山くじら』のことを知り、美郷町に移住しました。

さらに『おおち山くじら』の事業に関わることになって、当時としては斬新だったジビエの缶詰を商品化したり、インターネットでの販売を開始。
それまで都会の飲食店への販売が中心だった『おおち山くじら』を、個人でも買える商品にしたのです。

こうして『おおち山くじら』は、全国の食通やジビエ好きに知られる存在になりました。
人と野生動物のより良い関係を築いて、お互いに共生できる仕組みを目指しています。

「そんな『おおち山くじら』を食べていただくことで、鳥獣被害の実態に想いをはせていただきたい、と思っています」
と森田さん。

現在は『おおち山くじら』を加工・販売する「株式会社おおち山くじら」の共同代表を務めています。

「日本全国で過疎化が進んで、里山の手入れが行き届かなくなっています。すると山と人里との境界があいまいになって、山からイノシシや鹿などが降りてきてしまいます。
これは‟鳥獣が一方的に田畑を荒らしている”といった単純な構図ではなく、‟人と野生動物との境界線が失われつつある”という大きな問題です。
『おおち山くじら』を食べていただくことで、こうした里山の問題を支えられる、という面をぜひ意識してみてください」

美味しいイノシシ肉を食べて、人と野生動物の境界を守る里山を応援!
そんな有益なグルメが『おおち山くじら』なのです。

「東京から島根に移住したら、のんびり、ゆったり過ごせるようになりました」
と笑う森田さん。
新型コロナウイルスによる混迷の時代でも、美郷町ではほぼ変わらない日常が続いている。

「周囲や困り事に縛られない、自分らしく生きられる『里山』という場所。
それを支える『おおち山くじら』に関わることで、美郷町の方々にも歓迎してもらえて、自分らしく生きられる役割も与えてもらえました。
私にとって、ここはとても理想的な環境なんです」
と語る。


新型コロナウイルスの影響で「巣ごもり」や「おうち時間」が増えている今。
自宅で旅行気分を味わえる、美味しくて珍しいジビエはとてもオススメの一品です。

普段 料理をしない人でも食べやすい「開けて温めるだけ」の缶詰や、「切って並べるだけ」のハムなどもあり。
今後も「焼くだけ」「煮るだけ」といったお手軽な商品を企画中だそうなので、ぜひ新たなお取り寄せグルメとしてマークしてみてください。

「安心・安全に加工している『おおち山くじら』ですが、食べるときは絶対に加熱してください!」
と念を押す森田さん。

ジビエでも家畜でも、生肉はもともと生き物特有の菌などのリスクがある。
これらをクリアして美味しく食べるために、加熱調理は必須!

島根の最深部に位置する美郷町。
豊かな自然の恵みを享受し続けるために、人と野生動物との共生を目指す。

- DATA
株式会社おおち山くじら

HPhttp://yamakujira.jp/
オンラインショップhttps://oochiyamakujira.stores.jp/

住所:島根県邑智郡美郷町乙原363

電話:0855-75-0887

取材協力・ 写真提供: 株式会社 おおち山くじら/無断転載禁止
ライター:風間梢(プロフィールはこちら

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